学部間共通科目のご紹介 ~FLP、AI・データサイエンス全学プログラム等~

皆さんが所属するそれぞれの学部では、学部の教育方針に従って、多彩な科目が提供されています。中央大学ではそれに加えて、どの学部の学生でも履修可能な科目をいくつか用意して、「学部間共通科目」として提供しています。ここでは、全学連携教育機構およびAI・データサイエンスセンターが提供している学部間共通科目についてご紹介します。

ファカルティリンケージ・プログラム(FLP)

FLP(Faculty-Linkage Program)は、幅広い学問領域をもつ総合大学のメリットを生かした教育プログラムです。各学部に設置された授業科目をピックアップして、5つのプログラム(「環境・社会・ガバナンスプログラム」「メディア・ジャーナリズムプログラム」「国際協力プログラム」「スポーツ・健康科学プログラム」「地域・公共マネジメントプログラム」)を設定しています。所属学部で主専攻を修めながら、学部の枠を超えて設けられたプログラムを体系的に学修し、複数の専門知識をもった学際的な視点を身に付けることができます。

グローバルFLP

現代は、国を超えて、人やモノ情報等の交流が活発化され、「グローバル社会」になりつつあります。グローバルFLPは「グローバル社会」に備え、外国語による実践的な学習と、海外インターンシップによる実務体験を取り入れた国際化教育の機会を提供します。中央大学の伝統である実学教育を通じて修得した専門知識・技能を「グローバル社会」で発揮することができる「グローバル・プロフェッショナル」を目指す方向けのプログラムです。

AI・データサイエンス全学プログラム

環境や自然災害などの地球規模課題への対策においても、日本社会が直面している少子高齢化や地方創生への取組においても、そしてダイバーシティ、格差、共生の問題解決に向けても、AIやデータサイエンスの活用は課題解決の糸口となります。今後の皆さんの人生のなかで、AIやデータサイエンスに関する知見や活用能力は、文系や理系といった区分を超えて求められていくことになります。大学生であれば誰もが知っておくべき基礎的なレベルから、専門分野でAI・データサイエンスを応用するための基礎力となるスキルを習得するレベルまで、複数の科目を提供するプログラムです。