卒業生
インタビュー

  • 科学コミュニケーター / アナウンサー
  • 三浦 菜摘NATSUMI MIURA

対話で科学と人をつなぐ。
恩師の教えが活きた
科学コミュケーションの道

 子どもの頃から生き物や自然が大好きでした。中央大学を選んだ理由は、ミクロからマクロまで幅広い生物学を学べること。大学では古植物学、特に植物系統進化学を研究しました。植物の化石を採取して顕微鏡で観察し、何億年前の植物がどう進化してきたかを調べる、ロマンあふれる研究でした。他にも課外授業や知的財産法勉強会、アプリ開発にも挑戦し、視野を広げました
 卒業後は、憧れだったアナウンサーに。tbc東北放送で報道番組などを担当しました。理系出身のため科学関係の取材を任されることがあったのですが、1分程の放送時間でその研究や科学の面白さを伝えきれないもどかしさを感じていました。
 そんな時、当時日本テレビのアナウンサーだった桝太一さんが「科学コミュニケーター」に転身されたことを知り、私もその道に興味を持って日本科学未来館の科学コミュニケーターに転職をしました。
 現在は、展示解説や研究者を招いたトークイベントの企画などを行っています。テレビでは視聴者の顔が見えませんでしたが、今は来館者の方と直接対話できるのがいいですね。『科学って面白いですね』と言っていただけたとき、科学の魅力を伝える橋渡し役として働けることに大きな喜びを感じます。
 大学時代に恩師から学んだ「私たちが自然からいかに恩恵を受け、それをどう次世代につなぐか」という姿勢が今の仕事に活かされていると実感します。これからも科学を通じてお客様と対話を重ねることで、お互いに世界の見方が変わるきっかけになればいいなと思います。

三浦 菜摘さん

Profile

理工学部生命科学科 2020年卒業。
千葉県 渋谷教育学園幕張中学校・高等学校出身。2020年にtbc東北放送に入社。アナウンサーとして科学トピックの特集などを担当する。科学を多くの人と楽しめる場をつくるため、日本科学未来館の科学コミュニケーターに転身。得意分野は古植物学、植物系統進化学。

  • 「計算機と自然、計算機の自然」。
    現実と計算機の世界の境界がない未来の世界観は?
    「計算機と自然、計算機の自然」。
  • 「ぼくとみんなとそしてきみ」。
    人間の脳のしくみや社会との関わり合いを学ぶ
    「ぼくとみんなとそしてきみ」。
  • 日本科学未来館
    日本科学未来館(東京都江東区青海2-3-6)
    https://www.miraikan.jst.go.jp/