卒業生
インタビュー

  • ボーダレス・コミュニケーター / 車椅子ダンサー
  • 持田 温紀HARUKI MOCHIDA

まっすぐな思いを輝かせてくれる
大学と仲間が人生の歯車を動かした

 高校時代、塾で出会った中央大学法学部の先輩への憧れと、法学部の先生方が執筆した「高校生からの法学入門」に触れたことで、中央大学への進学を決めました。入学後に転機となったのは、サッカー部との出会い。Jリーグビジネスを学ぶ授業を受講したことがきっかけとなり、先生のご紹介でサッカー部に入部し、スタッフとして活動しました。
 ボールを蹴れなくなった自分がチームの力になるには何ができるか̶̶そう問い続け、スポンサー獲得や地域活動のコーディネートに邁進。リーグ優勝、全国大会出場をチームメイトと喜んだ瞬間はかけがえのない思い出です。
 サッカー部での活動は、さらなる扉を開いてくれました。海外インターンシップをきっかけにワールドカップをどうしても現地で観たいと思い、一人で開催地のカタールへ。
 現地でFIFAスタッフに声をかけられ、日本代表戦の入場セレモニーに参加することに。キャプテンの吉田麻也選手に車椅子を引き寄せてもらい、代表選手と肩を並べて国歌斉唱するという夢のような瞬間を経験しました。
 そして、溢れる感謝や感情を形にしたいと思い、プレイヤーとして挑戦したのがダンスでした。経験ゼロから5カ月間の練習を経て国際大会に出場し、入賞と世界選手権への出場権を獲得。さらにNHKホールで披露された「TrueColorsDANCE」プロジェクトで、新しい学校のリーダーズや多様なダンサーたちとひとつのステージを創る喜びを知りました。その後、様々な企業のTVCMに出演する機会にも恵まれました。
 今描いている夢は、ワールドカップ出場48カ国にダンスをして世界一周し、最後に開幕戦にたどり着く旅をすること。そんな大きな夢への最初の扉を開いてくれたのは、間違いなく中央大学です。中央大学は、まっすぐな思いを輝かせてくれる場所。何度も失敗しながら挑戦を楽しむことを教えてくれた大学です。

持田 温紀さん

Profile

法学部政治学科 2025年卒業。
神奈川県 桐蔭学園高等学校出身。高校生のときに脊髄損傷を患い車椅子生活に。UNIVAS(大学スポーツ協会)「UNIVASAWARDS 2022-23サポーティングスタッフ・オブ・ザ・イヤー」最優秀賞。2023パラダンススポーツ世界選手権日本代表。現在は講演活動や車椅子ダンスを通してメッセージを発信。