卒業生
インタビュー

文化庁

岡嶋 美和さん

2015年 法学部政治学科卒
東京都立武蔵高等学校出身

大切なのは“人”。グローバル人材の育成によって


日本と世界の交流を支えていきたい。

国際的な業務に就くことを目指していた私が文部科学省を志したのは、在学中にアメリカへ長期留学したのがきっかけでした。 現地では “外交政策” や “中東と世界問題” を研究し、世中の学生と一緒に学んでいくうちに、「経済活動も外交政策も、 その中心は “人”。ならば、“人” の軸となる教育こそが、何より重要なのではないか」と気づいたのです。

また、ある難民のお母さんから聞いた「この子が武器で戦わなくとも世界を変えられると信じているから、 食費を切り詰めても私は教育にお金を使う」という言葉も印象に強く残りました。今振り返れば、中央大学の 制度を利用して2年次に国際インターンシップでインドを訪問し、貧困や教育について考える機会を得たことも影響していたと思います。

現在、日本に来る海外の方も、海外に行く日本の方も増え、交流の幅がどんどん広がっています。 ですから、私はこれまで以上に重要度が高まっていく日本の “グローバル人材の育成” に取り組んでいきたいです。 どこで、誰と会っても、自分の意見をわかりやすく、相手を尊重した方法で伝えられる人材が育まれる社会を目指すこと。 それが日本にとってもはもちろんのこと、世界にとっても、私が役に立てることなのではないかと思っています。