中央大学の実学教育の特徴は、学生参加の学習過程を通して、現実世界(The Real World)に存在する課題の本質を見抜く確かな洞察力を身につけることに加えて、課題解決に向けて知識を実践に応用できる行動力を育むことです。国際情勢や産業構造がますます複雑化・多様化する社会では、専門知識とともにグローバルな複眼的視野を伴う観察力、データを駆使した分析力と判断力、そして、獲得した知見を的確に伝えるコミュニケーション力を備えた人材が求められます。それらの能力を総合的に発揮できる知的作用こそが「知性」であり、中央大学はこの知性を高める機会を多くの場で提供しています。「行動する知性。」は、人類に幸福をもたらす社会を世界中の人びとと共創するために欠かせない素養なのです。
学長
河合 久(かわい ひさし)
【略歴】
1958年東京都生まれ。1977年中央大学附属高等学校、1981年中央大学商学部を卒業後、同大学院商学研究科博士前期課程修了。1996年中央大学商学部助教授、2000年商学部教授。2011年中央大学商学部長(2015年10月まで)、2018年中央大学副学長(2019年3月まで)。2018年から国際経営学部の新設に携わり、
2019年国際経営学部長・教授に。2021年5月、中央大学学長に就任。関連学会役員、日本私立大学連盟常務理事、大学基準協会理事、大学コンソーシアム八王子会長など公的社会活動を歴任。(2024年5月現在)