Faculty of Policy Studies
総合政策学部

多摩キャンパス

政策科学科/国際政策文化学科

DATA

学生数
男子585名 女子691名
早期卒業制度
あり

多様な異文化を理解・受容できる包容力
問題解決のためのシステム設計、情報の利活用ができる能力を養う

社会課題には、それぞれ複雑な背景があります。これを紐解くためには、政治、法律、経済、宗教、文化などの幅広い知識が求められます。
こうした知識をもとに、よりよい社会づくりを目指して貢献できる人材を育てます。

興味に合わせて海外企業で就業体験ができる「ビジネス・インターンシップ」

ビジネス・インターンシップ

春季・夏季休業期間中に海外の企業でインターンシップを行う科目です。海外での就業体験は、社会人に求められる実践力や、ビジネスコミュニケーションに必要な外国語能力を培う場となることはもちろん、グローバルビジネスの現場を体感できる貴重な機会となります。
期間は約1ヶ月間で、基準に従って費用の補助が行われます。派遣先企業については、学生一人ひとりの希望や興味に合わせて、教職員のサポートのもと、事前にマッチングを行います

  • 大越 そら
    国際政策文化学科 3年
    東京都 東京農業大学第一高等学校 出身
インターンシップに参加したきっかけは?
海外で働くことに興味があり、実際に約1ヶ月間働く経験が自信につながると感じたからです。さらに、もともと言語や文化の異なる国に飛び込むことに興味があり、自分にとって未知の国であるベトナムで過ごすことで、視野を広げられると思いました。
どのようなことを学び、成長しましたか?
インターンシップ先の日系人材紹介会社では、日々の仕事の中で営業と商談がお互いの情報交換の場として重要であることが印象的でした。また、公用語がベトナム語の中で困ったことやわからないことがあるときに声を上げる力を身につけました。
後輩へのアドバイスをお願いします
大学生には、「興味」を追求する時間がたくさんあります。そして、総合政策学部にはその「興味」をサポートするプログラムが数多く用意されています。高校生の皆さんも、興味のあること、やってみたいことを考えてみてください。総合政策学部でお待ちしています!

学びの特徴

ひとつの領域にとらわれない「複眼的思考」を身につける主専攻・副専攻制度

総合政策学部のカリキュラムでは、所属する学科の主専攻の学修に加えて、他学科の領域を副専攻として学修する主専攻・副専攻制度が用意されています。政策科学科では「法学」、「経済・経営」、「政治・社会」を主専攻とし、国際政策文化学科では「グローバル・リージョナル・スタディーズ(国際地域文化)」、「グローバル・イッシューズ(国際現代社会)」を主専攻としています。主専攻に沿った専門的な知識を深めるのみならず、副専攻で異なる学問領域の知見を身につけ、複眼的思考を獲得することを目指します。

学科とコース制度

双方向参加型の少人数教育を実現

専任教員によるゼミナール形式の授業を1年次から開講。1学年あたりの定員300名に対し、専任教員は約40名。
学生に対して教員数が多く、教員と学生、学生同士、双方向のコミュニケーションを重視した少人数教育が特長です。
国内外の大学教員はもとより、国家公務員、研究員など多彩な経験をもつ教員が、それぞれユニークな指導を行っています。

英語以外に9言語を用意 高いレベルの外国語運用能力を養う

多様性を尊重し、異文化を理解するために、外国語教育に力を入れています。英語以外に学べる言語は9種類。語学力と専門知識とを同時に伸ばしていけるよう、専門科目を外国語で学ぶ「GATEプログラム」を開講し、様々なテーマを日本語以外の言語で学ぶことができます。

「学べる言語」

英語/ドイツ語/フランス語/中国語/韓国・朝鮮語/アラビア語/マレー・インドネシア語/ロシア語/ペルシア語 /ヒンディー・ウルドゥー語

「GATEプログラム」

1年次から日本語以外の言語で授 業を行うGlobal Access Training & Education(GATEプログラム)を開講しています。
自らの語学レベルに合わせて、様々なテーマを日本語以外の言語で学びます。

学びを活かし実践する国内外でのフィールドワーク

ゼミ学修である「専門演習」、海外へ出て学ぶ「Field Studies」や「ビジネス・インターンシップ」など、国内外でフィールドワークを実施する科目が用意されています。教室で理論を学修した後、現地へ赴き、社会調査の実施や様々な方との交流、交渉の経験をすることで、グローバル人材に欠かせないコミュニケーション能力を養います。

学びを活かし実践する国内外でのフィールドワーク

総合政策学部ならではの海外での学び

総合政策学部には「ビジネス・インターンシップ」以外にも、海外で学び、単位修得ができる正規科目が設置されています。

Field Studies
  • Field Studies(フィールドスタディーズ)
  • 教員の指導・引率のもと、海外で調査活動を行います。
    履修している外国語を実際に現地で使い、調査活動を通して宗教・文化を体感することでさらに学びを深めていくことができます。
外国語研修
  • 外国語研修
  • 現地の語学学校や大学などで外国語を集中的に学ぶプログラムです
    語学スキルの向上だけでなく、現地の人びととの交流や文化体験、文化遺産の訪問などを通して知見を広げ、文化・歴史への理解を深めます。
    ※「英語」はオンラインにて実施。研修を実施する言語は年度により異なります。

卒業後の主な進路

■主な就職先(上位30企業・機関)
みずほフィナンシャルグループ/りそなホールディングス/東京都庁/ニトリ/日本放送協会/全国農業協同組合連合会/東京海上日動火災保険/アクセンチュア/全日本空輸/オリックス/フューチャー/METATEAM/NECソリューションイノベータ/三井住友銀行/厚生労働省/楽天グループ/ファーストリテイリング/富士フイルムビジネスイノベーション/豊島区役所/ベクトル/長野県庁/オービック/TBSスパークル/楽天カード/日産自動車/三菱電機/伊藤園/NTTドコモ/内閣官房/日本経済新聞社
■主な進学先
中央大学大学院/東京大学大学院/早稲田大学大学院 他

目指せる資格

不動産鑑定士/宅地建物取引士/中小企業診断士/教員免許 など

進路グラフ
2023年度就職決定者数
259名※
2023年度進学者数
14

※就職決定者数は、文部科学省の学校基本調査における「就職者」定義に準拠。

学科紹介

政策科学科Department of Policy Sciences

政治、法律、経済を学び、文化的背景とも向き合いながら政策の提言を目指す。

政治、法律、経済に関する科目を数多く設置。社会科学の視点から、諸問題に多面的にアプローチします。併せて、国際政策文化学科設置の科目も履修することで、背景にある 文化と向き合い様々な価値観を踏まえたうえで、解決策を提案できる能力を身につけます。

[ゼミのテーマ例]

コーポレート・ガバナンスと企業経営/政治心理学・政治行動論・実験政治学/犯罪法・犯罪政策/憲法・情報法の判例研究/経営戦略の実証研究/日本外交史

国際政策文化学科 Department of Cross-Cultural Studies

社会科学を身につけ、多様な価値が共生する社会の実現を目指す。

宗教学、比較文化研究、地域研究、国際交流論など、文化理解に関する科目を多く設置。併せて、政策科学科設置の科目も履修することで、文化の多様性を政策に反映させ、多元価値の共生する社会のモデルを構築できる能力の獲得を目指します。

[ゼミのテーマ例]

イスラーム世界の研究/日本の歴史・文化/日中文化の比較研究/ロシア・ユーラシア地域の社会と文化/哲学・倫理学/ジェンダー・セクシュアリティに関 する問題/アメリカの社会と文化