Faculty of Policy Studies
総合政策学部

多摩キャンパス

政策科学科/国際政策文化学科

DATA

学生数
男子567名 女子696名

学生数(男子・女子)は2025年5月1日のデータ

メインに学べる学問分野

  • #法学
  • #行政学
  • #政治学
  • #経済学
  • #経営学
  • #社会学
  • #文化人類学
  • #歴史学
  • #宗教学
  • #民俗学

養成する人材

多様な異文化を理解・受容できる包容力を持ち、
問題解決のためのシステム設計、情報の利活用ができる人に

社会課題には、それぞれ複雑な背景があります。これを紐解くためには、政治、法律、経済、宗教、文化などの幅広い知識が求められます。
こうした知識をもとに、よりよい社会づくりを目指して貢献できる人材を育てます。

学びを活かし実践する国内外でのフィールドワーク ゼミ学修である「専門演習」、海外へ出て学ぶ「Field Studies」や「ビジネス・インターンシップ」など、国内外でフィールドワークを実施する科目が用意されています。教室で理論を学修した後、現地へ赴き、社会調査の実施や様々な方との交流、交渉の経験をすることで、グローバル人材に欠かせない コミュニケーション能力を養います。
国内外でのフィールドワーク

総合政策学部ならではの海外での学び

ビジネス・インターンシップ

ビジネス・インターンシップ 春季・夏季休業中に約1ヵ月間の海外インターンシップを実施する科目です。ビジネスコミュニケーションに必要な外国語能力を培うだけでなく、グローバルビジネスの現場を体験でき、費用補助も行われます。派遣先は学生の希望に基づき教職員がサポートしてマッチングします。

Field Studies 教員の指導・引率のもと、海外で調査活動を行います。履修している外国語を実際に現地で使い、調査活動を通して宗教・文化を体感することでさらに学びを深めていくことができます。

Field Studies

外国語研修 現地の語学学校や大学などで外国語を集中的に学ぶプログラムです。語学スキルの向上だけでなく、現地の人びととの交流や文化体験、文化遺産の訪問などを通して知見を広げ、文化・歴史への理解を深めます。

外国語研修
※「英語」はオンラインにて実施。研修を実施する言語は年度により異なります。

学部の概要

「複眼的思考」を身につける主専攻・副専攻制度

総合政策学部のカリキュラムでは、所属する学科の主専攻の学修に加えて、他学科の領域を副専攻として学修する主専攻・副専攻制度が用意されています。政策科学科では「法学」、「経済・経営」、「政治・社会」を主専攻とし、国際政策文化学科では「グローバル・リージョナル・スタディーズ(国際地域文化)」、「グローバル・イッシューズ(国際現代社会)」を主専攻としています。主専攻に沿った専門的な知識を深めるのみならず、副専攻で異なる学問領域の知見を身につけ、複眼的思考を獲得することを目指します。
総合政策学部の概要

学びのKeyword

英語以外に9言語の学習が可能

多様性を尊重し、異文化を理解するために、外国語教育に力を入れています。英語以外に学べる言語は9種類。語学力と専門知識とを同時に伸ばしていけるよう、専門科目を外国語で学ぶ「GATEプログラム」を開講し、様々なテーマを日本語以外の言語で学ぶことができます。

学べる言語
英語/ドイツ語/フランス語/中国語/韓国・朝鮮語/
アラビア語/マレー・インドネシア語/ロシア語/ペルシア語 /
ヒンディー・ウルドゥー語

日本語以外で授業を実施!
GATEプログラム

1年次から日本語以外の言語で授業を行うGlobal Access Training & Education(GATEプログラム)を開講しています。自らの語学レベルに合わせて、様々なテーマを日本語以外の言語で学びます。

  • 1年次から履修できる科目
  • GATE Seminar (Academic Writing)
  • GATE Seminar (Introduction to Sociolinguistics)
  • GATE Seminar (Gender Gap in Japan)
  • 2年次から履修できる科目
  • GATE Seminar (Introduction to Psychology)
  • GATE Seminar (Advanced International Relations Theory)
  • GATE Seminar (Economics Seminar I)

注:2025年度開講科目より一部抜粋。3・4年次にも開講科目があります。

コミュニケーションを重視した少人数教育

専任教員によるゼミナール形式の授業を1年次から開講。1学年あたりの定員300名に対し、専任教員は約40名。 学生に対して教員数が多く、教員と学生、学生同士、双方向のコミュニケーションを重視した少人数教育が特長です。国内外の大学教員はもとより、国家公務員、研究員など多彩な経験をもつ教員が、それぞれユニークな指導を行っています。

学びを支え充実させる総合政策学部ならではの取り組み

研究活動を深めるための“知の祭典” リサーチフェスタ

「リサーチフェスタ」は、2013年に総合政策学部の学生によって立ち上げられた総合政策学部公式研究発表会です。学生が自身の研究内容を発表し、様々な教員、学生からフィードバックを得て研究活動を深めるための場、また学生同士が「政策と文化の融合」を実践する場として年1回開催しています。リサーチフェスタの運営は学生実行委員会が担当しており、イベントに向けた準備や広報活動、当日の司会進行等を学生主体でおこなっています。

リサーチフェスタ発表テーマの一例

  • デジタル時代のIT教育を探る~インドネシアにおけるITの発展を参考に~
  • フリジア語保護活動から考えるマイノリティ言語保存への取り組み
  • 日本のローカル鉄道の展望-データから見る危機脱却のカギとは-
  • プロスポーツ選手のセカンドキャリアについて~デュアルキャリアに向けた行動阻害要因の調査~
  • 音声コンテンツはリスナーの信頼や関与を高めるか?-想像がパラソーシャル関係に与える効果-
※ 2024年度発表テーマより一部抜粋
リサーチフェスタ リサーチフェスタ リサーチフェスタ

研究活動を支援する独自の奨学金制度 プロジェクト奨学金

分野を問わず、興味のあることや深く研究したい内容についてプロジェクトを企画・立案して出願します。書類審査・面接審査により採用されれば、奨学金を受給し、研究に励むことができます。プロジェクト奨学金の採用者は、研究成果を報告書にまとめるだけでなく、「リサーチフェスタ」において、学部生や教員に対し自身の研究成果を発表し、フィードバックを得られる機会も設けられています。

プロジェクト奨学金

学びのTopics

01

映画から読み取る法のあり方

法と文学 法を題材とする映画を通じて、法の理念と現実における運用、理念に掛ける法曹や運用に当たる市民の姿、裁判の当事者や周辺の人々の生活世界との係わりを学び、法(裁判)と社会の日常的な係わりについて考える姿勢を身につけます。

トピックス01

02

政治現象をデータで分析する

計量政治学 政治学で用いられている計量分析手法について解説し、実習で分析スキルを高めることが目的の講義です。不適切なデータや手法、誤った解釈の実例なども取り上げながら、社会現象のメカニズムを科学的に捉える能力を養います。

トピックス02

03

例えば、イスラーム経済とSDGs

政策文化関係論 新自由主義政策を中心とした覇権的グローバリゼーションは経済成長を促進させた一方、格差や戦争を拡大させました。脱却の方向性を文化と経済政策の関係を踏まえ、SDGsや自立・相互扶助が交差する経済社会を事例に考察します。

トピックス03

04

性の隠れた問題に気づき、解決策を探る

ジェンダー・セクシャリティと文化Ⅰ 身体、教育、法律、政治、経済、科学など様々な分野と関わっているジェンダー・セクシュアリティ。講義では、その問題を見つけ出し、個人の多様な価値観を尊重しながら、問題の解決方法を考えることを目標とします。

トピックス04

01

物事の善悪や自己を見つめ直そう

横山 陸 准教授 哲学や倫理学の思想を活用して、自分の好きなテーマを研究できます。授業では様々な社会問題について考える機会があり、それに対して自分なりの視点を持てるようになります。社会や自己について新たな視点から考え直してみませんか。

02

サステナブルな企業経営の姿を考える

佐々⽊ 隆文 教授 企業が環境問題や社会問題に積極的に取り組む必要性と、その取り組みがステイクホルダー(利害関係者)や企業に与える影響を学びます。先行研究や企業の行動を基に仮説を立て、どのように検証すべきかを考え、分析します。

※ ゼミによっては履修時に面接等の選考を行う場合があります。

わたしのおすすめ授業紹介!

国際政策文化学科 4年
大道寺 空
東京都 獨協高等学校 出身

東南アジア社会文化論

東南アジアは急速に発展していて、政治的にも社会的にもその重要性を増しています。その現状に即した内容を文化や歴史にフォーカスしながら学んでいくことができます。

全体的なところから細かいところまで充実した学びが得られます。


ひとつひとつの国の文化や歴史、ASEANとしての政治的な枠組みや日本との関係性などひとつの科目で充実した学びが得られます。

大道寺さん 大道寺さんコメント

卒業後の主な進路

主な就職先(上位20企業・機関)
東京都庁/日本放送協会/(株)日本政策金融公庫/日本アイ・ビー・エム(株)/(株)レイヤーズ・コンサルティング/埼玉県庁/(株)電通総研/アクセンチュア(株)/富士フイルムビジネスイノベーション(株)/明治安田生命保険(相)/日鉄ソリューションズ(株)/三菱電機(株)/(株)ジェーシービー/国税庁/豊田合成(株)/(株)良品計画/(株)エイチ・アイ・エス/LINEヤフー(株)/パーソルキャリア(株)/レバレジーズ(株)
主な進学先
中央大学大学院/一橋大学大学院/筑波大学大学院/青山学院大学大学院 他
目指せる資格
教員免許/公認会計士/宅地建物取引士/中小企業診断士 など
進路グラフ
2024年度就職決定者数
252
2024年度進学者数
6

※ 就職決定者数は、文部科学省の学校基本調査における「就職者」定義に準拠。

学科紹介

政策科学科Department of Policy Sciences

政治、法律、経済を学び、文化的背景とも向き合いながら政策の提言を目指す。

政治、法律、経済に関する科目を数多く設置。社会科学の視点から、諸問題に多面的に アプローチします。併せて、国際政策文化学科設置の科目も履修することで、背景にある 文化と向き合い様々な価値観を踏まえたうえで、解決策を提案できる能力を身につけます。

[ゼミのテーマ例]

コーポレート・ガバナンスと企業経営/政治心理学・政治行動論・実験政治学/犯罪法・犯罪政策/憲法・情報法の判例研究/経営戦略の実証研究/日本外交史

国際政策文化学科 Department of Cross-Cultural Studies

社会科学を身につけ、多様な価値が共生する社会の実現を目指す。

宗教学、比較文化研究、地域研究、国際交流論など、文化理解に関する科目を多く設置。併せて、政策科学科設置の科目も履修することで、文化の多様性を政策に反映させ、多元価値の共生する社会のモデルを構築できる能力の獲得を目指します。

[ゼミのテーマ例]

イスラーム世界の研究/日本の歴史・文化/日中文化の比較研究/ロシア・ユーラシア地域の社会と文化/哲学・倫理学/ジェンダー・セクシュアリティに関する問題/アメリカの社会と文化