市ヶ谷田町キャンパス
国際情報学科
DATA
デジタル化により生活が便利になる一方、個人情報保護など情報に関する法律の必要性が叫ばれています。
「情報の仕組み」「情報の法学」「グローバル教養」といった視点から、課題を解決できる人を育てます。
1年前期の必修科目「基礎情報学」と「インターネット概論」の単位を取得し、学内で行われる修了試験に合格すると、基本情報技術者試験の科目Aが1年間免除されます。
通常、科目A(90分)と科目B(100分)を同日に受験する必要があり、試験時間は合計で190分となります。しかし、この免除制度を利用すると、試験当日は科目Bの受験だけで済み、効率的に試験対策を行うことが可能。
また、免除は1年間有効のため、期間中は何度でも科目Bの試験を受けることができます。
学びの中心となるのは、「情報の仕組み」「情報の法学」「グローバル教養」の3要素。これらを学ぶことで、国際的な情報社会を多角的に分析し、新たな価値創造や問題解決に寄与できる人材を目指します。
コンピュータのプログラムはどのように動いているのか、ネットワークではどんな通信が行われているのかといった「できること」を知るために、AI・IoTなどの技術や理論の基礎を学修。新たなサービスを現実社会に適合する形で開発・ 実装・運用できる専門的な技術や理論を身につけます。
情報ネットワーク論
HTML、CSS、JavaScriptなどのプログラミング言語を用いてWEBサイトを構築する演習を行います。
さらに、構築したWEBサイトとの通信内容を取得する「パケットキャプチャ」の方法を習得します。
他人の権利を侵害していないか、名誉を傷つけていないかといった「やってよいこと」を知るために、情報に関する規範、法律や情報政策を学修。法の基本的な知識から、情報技術の発展で生じた課題に法がどのように対処してきたのか、今後どのように対処していくべきなのかについて、幅広く学んでいきます。
情報政策ワークショップ
情報通信に関する法律等の制度設計について、実務的な政策立案過程を学びます。
また、ディスカッションとプレゼンテーションを繰り返し、生成AIやメタバース等の法整備が不完全な分野における政策のあり方について、総合的な分析・考察を行います。
倫理や哲学、宗教の学修を通じて、異文化や多様性を理解し、受容できる教養を身につけます。氾濫する情報の真贋を見抜き、情報を適切に取捨選択できる高い知性を養いつつ、学問の土台となる自然科学、社会科学、人文科学などを学修。英語力も磨きます。
論理学Ⅰ・Ⅱ
既知の真なる情報から未知の真なる情報を導く思考の筋道が「論理」ですが、誤った論理によって偽なる情報を導いてしまうことも多々あります。
「情報学」や「法学」を含むあらゆる学問の基礎として、正しい論理とは何かを知り、それを使いこなす技術を習得することを目指します。
情報処理技術者/情報処理安全確保支援士/弁護士/弁理士/司法書士/行政書士 など
※就職決定者数は、文部科学省の学校基本調査における「就職者」定義に準拠。
●AI・ロボット法に関連する諸問題と解決策についての研究。法律学の知識、技術の仕組みなど、多面的に課題を捉え解決策を提示する能力を養成します。
●情報システムや情報ネットワークの知見を使って、社会の役に立つアプリケーションやサービスをつくる研究。企業と連携した研究などを企画。