Faculty of Global Informatics
国際情報学部

市ヶ谷田町キャンパス

国際情報学科

DATA

学生数
男子359名 女子288名

学生数(男子・女子)は2025年5月1日のデータ

メインに学べる学問分野

  • #法学
  • #情報学

養成する人材

進化するグローバル情報社会に起こる
諸問題を解決できる人に

デジタル化により生活が便利になる一方、個人情報保護など情報に関する法律の必要性が叫ばれています。
「情報の仕組み」「情報の法学」「グローバル教養」といった視点から、課題を解決できる人を育てます。

グローバルな情報社会を牽引するための能力が身につく
バランスのとれたカリキュラム
1・2年次は、情報の仕組みや法学の基礎理論の修得とともにグローバルな素養を身につけます。
3・4年次は、情報を社会で活かす方法を学び、実践力の修得を図ります。
国際学部情報学部4年間の成長ステップ

「基本情報技術者試験」の科目A試験を免除できる!

技術者の能力評価(共通キャリア・スキルフレームワーク)

1年前期の必修科目「基礎情報学」と「インターネット概論」の単位を取得し、学内で行われる修了試験に合格すると、基本情報技術者試験の科目Aが1年間免除されます。
通常、科目A(90分)と科目B(100分)を同日に受験する必要があり、試験時間は合計で190分となります。しかし、この免除制度を利用すると、試験当日は科目Bの受験だけで済み、効率的に試験対策を行うことが可能。
また、免除は1年間有効のため、期間中は何度でも科目Bの試験を受けることができます。

学部の概要

主要3要素を体系的に学ぶ

学びの中心となるのは、「情報の仕組み」「情報の法学」「グローバル教養」の3要素。これらを学ぶことで、国際的な情報社会を多角的に分析し、新たな価値創造や問題解決に寄与できる人材を養成します。
国際情報学部の概要

学びのKeyword

産業界をリードする実務家から学べる

国際情報学部では、第一線で活躍する実務家を講師として招いた、実践的な授業を展開しています。

ゲストスピーカー招聘実績

日本マイクロソフト、トヨタ自動車、メルカリ、日本アイ・ビー・エム、アクセンチュア、野村総合研究所、三菱総合研究所、日本総合研究所、KADOKAWA、LINEヤフー、読売新聞、総務省、経済産業省、文部科学省、内閣官房、個人情報保護委員会、警視庁 等

実務家による授業

語学と専門性を磨く海外留学

ICT留学

オーストラリアの大学で、グローバル社会に必須とされる英語力、ICTの知識と応用力を学ぶ約3週間のプログラムです。現地の企業・機関を訪問し、現地の産業についての理解も深められます。

国際ICTインターンシップ

アメリカに約2週間滞在し、現地の大学やシリコンバレーに拠点を置くICT企業を訪問。ICTビジネスや情報サービスの最前線に触れることができます。

学びのTopics

01

もし、ロボットが感情をもったら?

AI・ロボット法 社会のあり様を変革すると指摘され、時として負の影響が生じることも懸念されているAI。本科目では、AIやロボットが抱えるリスクを把握し、法的予防策がとれる知識を習得しつつ、予防法学を検討・実現していくための能力を身につけます。

トピックス01

02

情報通信のプロに学ぶ公共政策

ICTビジネスと公共政策 技術の進展著しいICT分野。本科目では、ICT企業で活躍する実務家、ICT法律実務に従事する専門家、政府省庁における情報通信分野の政策担当者等をゲストスピーカーとして招き、多角的視点から公共政策のあり方を議論します。

トピックス02

03

なぜ、炎上は起きるのか

インターネット文化とサブカルチャー デジタル社会、仮想世界、サイバー空間などネットワーク上に、現実とリンクしつつも現実とは異なる社会・空間が構築されつつあります。本科目では、インターネットにおける利用者の振る舞いとビジネスモデルについて理解を深めます。

トピックス03

04

ビッグデータの分析スキルを高める

データマイニングとAI 大量のデータからAI や統計を用いて、有用な情報を導き出す「データマイニング」。金融業、医療、教育等の多様な分野で応用されています。本科目では、プログラミング言語を用いた演習形式により、データマイニングの技術を習得します。

トピックス04

01

デジタル社会における安全性の実現

松崎 和賢 教授 日常生活でよく利用するIoTですが、セキュリティ欠陥が重大事故につながることも。システムの脆弱性の検出と改善を通じて、社会的リスクの低減やデータプライバシーの保護を実現し、安全なデジタル社会の構築を目指します。

02

サイバー犯罪に適正に対処するためには

中村 真利子 准教授 情報技術の発展は私たちの生活を豊かにする一方、知的財産権の侵害やディープフェイクを用いた詐欺など、様々な犯罪をも生み出しています。サイバー犯罪とその捜査をめぐる法整備と課題を研究し、情報社会を生き抜く論理的な思考力を養います。 

わたしのおすすめ授業紹介!

国際情報学科 3年
小岩 泰己
埼玉県 川越東高等学校 出身

情報政策ワークショップ

情報化に伴い生じている社会問題をテーマに、どのような政策が考えられるかを議論し、制度として検討していくなかで、実務的な政策立案過程を学びます。

インプットとアウトプット、その両方ができるのが印象的です。


実際に検討されている政策を官僚の方に教えていただくインプットと、自分たちで政策を提案していくアウトプットの両方が経験できます。

小岩さん 小岩さんコメント

卒業後の主な進路

主な就職先(上位20企業・機関)
(株)NTTデータグループ/(株)NTTドコモ/ソフトバンク(株)/(株)セールスフォース・ジャパン/デロイトトーマツアクト(株)/大日本印刷(株)/あいおいニッセイ同和損害保険(株)/KDDI(株)/楽天グループ(株)/SCSK(株)/日本放送協会/日本アイ・ビー・エム(株)/富士通(株)/日本電気(株)/日産自動車(株)/(株)リクルート/アビームコンサルティング(株)/東京エレクトロン(株)/阪和興業(株)/警察庁
主な進学先
中央大学大学院/香港科技大学大学院/クイーンズランド大学大学院 他
目指せる資格
情報処理技術者/情報処理安全確保支援士/弁護士/弁理士/司法書士/行政書士 など
進路グラフ
2024年度就職決定者数
123
2024年度進学者数
6

※ 就職決定者数は、文部科学省の学校基本調査における「就職者」定義に準拠。

学科紹介

国際情報学科 Department of Global Informatics

国際社会が抱える情報の諸問題を分析・解明し、解決できる人材に。

国際情報学科では、国際社会が抱える情報の諸問題を「仕組み」と「法律」の視点で分析・解明し、その問題の解決策を論理的に構築する力を身につけます。そのうえでグローバル社会に受容される情報サービスや政策を実現できる人材を養成します。

[ゼミのテーマ例]

●AI・ロボット法に関連する諸問題と解決策についての研究。法律学の知識、技術の仕組みなど、多面的に課題を捉え解決策を提示する能力を養成します。

●情報システムや情報ネットワークの知見を使って、社会の役に立つアプリケーションやサービスをつくる研究。企業と連携した研究などを企画。