国際情報学部 Faculty of Global Informatics

国際情報学部は、2019年に市ヶ谷田町キャンパスに開設されました。「情報の仕組み」(Information Technology)×「情報の法学」(Law)×「グローバル教養」(Global)をコンセプトとし、まだ確立されていない新しい分野を専門とする学部です。愛称は「iTL」。「Information Technology & Law」(「情報の仕組み」と「情報の法学」の融合)、「Ichigaya Tamachi Link」(産官学の拠点・情報社会を革新させるハブ)の意味が込められています。文系的思考、理系的思考の枠を超え、それぞれの専門性を融合する学びにより、社会に受容される情報サービスや情報政策を実現できる人材の養成を目的としています。

2023年の法学部の都心展開を受けて、本学都心キャンパス群(法学部・理工学部・国際情報学部)で文理融合を展開しています。

国際情報学部の開設 The Opening of the Faculty of Global Informatics

2019(令和元)年、国際情報学部が市ヶ谷田町キャンパスに開設されました。

同時に開設された国際経営学部と合わせて、1993(平成5)年の総合政策学部以来26年ぶりの新学部であり、本学で初めて2学部同時の開設となりました。

国際情報学部(iTL)のキャッチコピーは「ITの世界にはまだ、ルールが足りない」。「『情報の仕組み』と『情報の法学』の融合」(Information Technology & Law)の教育理念のもと、情報の仕組み(Information Technology)、情報の法学(Law)、グローバル教養(Global)を体系的に学び、情報社会の未来を創造することを目的としています。本学が大切にしている「実学」の意義を体現した新しい発想の学部です。

市ヶ谷田町キャンパスでは、新学部開設のために2018年から内装工事をおこない、2019年に完成しました。「iTL」には「Ichigaya Tamachi Link」の意味も込められており、産・官・学をLinkさせる拠点となり、iTLに結集した叡智が情報社会を革新させるハブとなることを目指しています。

国際情報学部の開設 国際情報学部の開設

国際情報学部の展開 The Development of the Faculty of Global Informatics

ネットワークやAIの発達による社会課題を解決に導くために「情報の仕組み」、「情報の法学」、「グローバル教養」の学びを掲げる国際情報学部はさまざまなメディアに取り上げられています。iTLでは、情報処理系の国家試験や長期留学・短期留学の支援がおこなわれており、新たな学部として確かなあゆみを刻んでいます。

2020(令和2)年にはオムニバス科目「国際情報史」(現科目名称「国際情報概論」)を担当する専任教員が主に執筆した『国際情報学入門』が発行され、2021年には機関雑誌『国際情報学研究』創刊号が刊行されました。巻頭言には「国際情報学という唯一無二な学際研究分野の確立に向けた場として発展することを、心の奥底から祈念致します」とあります。

国際情報学部では、開設の2019年からiTL Fest.(大学祭)が開催されています。学生たちの趣向を凝らしたイベントは、多摩キャンパスの白門祭、後楽園キャンパスの理工白門祭と並び、2023年からは茗荷谷キャンパスの白門祭in茗荷谷と合わせて、本学の大学祭を彩っています。

国際情報学部の展開 国際情報学部の展開