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  1. 中央大学・関西大学・法政大学・福岡大学によるSDGsと万博を学ぶ合同学習プログラムを開催しました

CHUO UNIVERSITY TOWARD SDGS

2025.09.24

中央大学・関西大学・法政大学・福岡大学によるSDGsと万博を学ぶ合同学習プログラムを開催しました

 

 2025年9月6日(土)から7日(日)にかけての2日間、中央大学・関西大学・法政大学・福岡大学の4大学が連携し、合同SDGs学習プログラムを開催しました。会場となった大阪には、全国から約80名の学生が集まり、大学の垣根を越えて交流しながら、持続可能な未来社会について学びを深めました。

本プログラムは、2025年大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」に基づき、学生たちがSDGsへの理解を深めるとともに、自らの視点で理想の社会像を考察することを目的としています。

 

 本学からは、2025年5月に中央大学SDGsワーキングのもと発足した「学生団体NOCKS」に所属するメンバー20名が参加しました。

Day1|大阪・関西万博会場を視察し、未来をリアルに体感

 

 プログラム初日は、4大学混合のグループを編成し、万博会場の視察を行いました。まずはKDDI株式会社様のご協力のもと、「未来の都市」パビリオンにて先端テクノロジーと持続可能な都市づくりが融合した最先端の展示を体験しました。見学前には、パビリオンの概要や、Mirai Theaterができるまでの経緯や想いについてレクチャーを受け、展示への理解を深めました。会場では、Mirai Theaterの鑑賞やゼロエミッションを目指す都市モデル、ICTを活用した街づくりの取り組みを通じて、これからの社会が直面する課題や、それを乗り越えるためのアイデアに触れました。

 

 その後は、各グループで、アメリカ館・韓国館・フランス館など複数のパビリオンを見学し、異なる文化に触れることで、多様な視点を学ぶ貴重な機会となりました。

 さらに、同日開催されていた「関西大学万博TEP貸切Day」は、関西大学生による取り組みを学ぶ機会となりました。

Day2|関西大学梅田キャンパスにてワークショップを実施

 2日目は、関西大学 梅田キャンパスに場所を移し、より深い学びと交流を目的としたワークショップとディスカッションを実施しました。

 冒頭では、キリンビバレッジ株式会社より、同社のSDGs関連やCSV(Creating Shared Value:共通価値の創造)に関する先進的な取り組みについて、本学商学部出身の三浦友莉氏にご講演をいただきました。その後、同社が提供するオリジナルタンブラー作成のワークショップを行い、環境配慮とデザイン性を兼ね備えた取り組みを体験。チーム内の親睦も自然と深まりました。

キリンビバレッジ株式会社 三浦氏より本学学生へ

 

 このたびは、母校の皆様に「午後の紅茶スリランカ支援」をご紹介する貴重な機会で大変有意義な時間を過ごさせていただき、ありがとうございました。

 私達は、「健康」「環境」「コミュニティ」に関する社会課題を解決しながら「お客様の毎日においしい健康を」お届けすることを目指しています。ご紹介した午後の紅茶のほか、環境への配慮を高める取り組みを広げている「生茶」や、健康な人の免疫機能の維持をサポートする「おいしい免疫ケア」をはじめとした「プラズマ乳酸菌」を配合した機能性表示食品など、多くの商品も扱っています。これを機にキリン商品を少しでも身近に感じて頂けたら嬉しいです。皆様のこれからのご活躍を応援しています。

参加した学生の声

 参加した学生からは、「他大学の学生との議論を通じて、自分の考えがより深まった」、「実際に万博会場を訪れることで、未来社会のビジョンが現実のものとして感じられた」、「新しい出会いや学びがあり、自ら積極的に学びの場に飛び込むことの大切さを再認識した」といった前向きな感想が多数寄せられました。

今回の合同SDGs学習プログラムは、大学間連携の新たな可能性を示すとともに、未来社会の担い手となる学生たちにとって大きな刺激となる2日間となりました。