法務研究科(ロースクール)は2004年に市ヶ谷キャンパスに開設されました。以来、本学の創立時からの伝統である「実学」と法科大学院制度の趣旨である「理論と実務の架橋」を重視し、充実した教育課程のもと、目先の正解探しに振り回されることのない「足腰の強い法曹」を輩出すべく、教育研究活動を展開しています。2006年の第1回新司法試験以来、19年間の司法試験合格者は2500名を超えています。
近年は、中央大学をはじめとする11大学と法曹養成連携協定を締結し、学部段階から一貫した教育課程の下で法曹養成に取り組むとともに、法科大学院が設置されていない地域における法曹養成にも貢献しています。
2023年には駿河台キャンパスに移転、近接する茗荷谷キャンパスの法学部と連携しつつ、中央大学の法曹養成機能の強化に努めています。
法務研究科の開設 The Opening of Chuo Law School
大学院法務研究科(法科大学院・ロースクール)は、2003年11月に文部科学大臣の認可を得て、2004年4月、市ヶ谷キャンパスに開設されました。3月にはホテルニューオークラにて盛大な開校祝賀式典が開催されています。
「本学における大学改革の最重要事項」と位置づけられていた法務研究科の開設は、司法を支える法曹人口および質の拡充が課題とされていた司法制度改革に応えるものでした。本学創立以来の伝統である「実学」を重視し、社会からの様々な要請に応える多様な法曹を輩出することを目指し、法務研究科では6つの養成する法曹像を掲げスタートしました。
- 1市民生活密着型のホーム・ローヤー
- 2ビジネス・ローヤー
- 3渉外・国際関係法ローヤー
- 4先端科学技術ローヤー
- 5公共政策ローヤー
- 6刑事法ローヤー
法務研究科のロゴマークは、本学のロゴマークとして広く知られている「C」を組み合わせ、六法の広がりと6つの養成する法曹像をイメージするものとして作成され、現在も用いられています。
法務研究科の展開 The Development of Chuo Law School
2004年に開設された法務研究科は、本学創立時からの伝統である「実学」を重視し、研究者教員と実務家教員の連携により充実した教育活動を開始しました。市ヶ谷キャンパス内には、実務基礎教育の実施のための模擬法廷も整備し、「模擬裁判」等の授業で活用されました。2006 年には第 1 回修了式を駿河台記念館(現駿河台キャンパス)で開催し、初の卒業生が誕生しました。研究面においては、2004年度より機関雑誌『中央ロー・ジャーナル』を発刊、2008年には国際シンポジウムを開催しています。
その後、法科大学院および司法試験を取り巻く状況の変化により法曹養成制度の改革がなされ、連携法曹基礎課程(法曹コース)が開設されます。法務研究科では、本学法学部をはじめとする全国11の大学と連携協定を締結し、一貫性ある教育課程の下での法曹養成に取り組むとともに、法科大学院が設置されていない地域での法曹養成にも貢献することで、我が国の法科大学院の展開にも力を尽くしています。
2023年には駿河台キャンパスに移転。中央大学伝統の地において更なる飛躍に向け、教育研究活動を充実させています。
他の学部を選ぶSelect a Different Faculty
-
法学部
Faculty of Law
-
経済学部
Faculty of Economics
-
商学部
Faculty of Commerce
-
理工学部
Faculty of Science and Engineering
-
文学部
Faculty of Letters
-
総合政策学部
Faculty of Policy Studies
-
国際経営学部
Faculty of Global Management
-
国際情報学部
Faculty of Global Informatics
-
法学部通信教育課程
Distance Learning Division,Faculty of Law
-
専門職大学院法務研究科
Chuo Law School
-
専門職大学院戦略経営研究科
Chuo Graduate School of Strategic Management,Business School