講演テーマ一覧

2021年度講師および講演テーマ一覧

「中央大学学術講演会」とは、本学の専任教員が、学術研究の成果を社会に還元することを目的として開催する講演会です。来場者に対し、事前申込不要・入場料無料を原則としています。
講演では、時事的な問題や地域に密着したテーマについて、講師の専門分野の見地からわかりやすく解説いたします。

2021年度の講師および講演テーマは以下の通りです。開催を希望される団体は、別途手順に沿ってお申し込みください。

【お問い合わせ】
学術講演会運営事務局(学事部学事・社会連携課内)
gk-grp@g.chuo-u.ac.jp
TEL:042-674-2269

※テーマをクリックすると講演概要がご覧になれます。

※講師名をクリックすると研究者データベースの該当者ページがご覧になれます。

法律
A-1 AI&ビッグ・データ時代のプライバシー 法学部教授 工藤 裕子 【対面】【オンライン】
A-2 サイバー犯罪対策 法学部教授 四方 光 【対面】【オンライン】
A-3 市町村の地方再犯防止推進計画の意義 法学部教授 四方 光 【対面】【オンライン】
A-4 身近な犯罪の予防 法学部教授 四方 光 【対面】【オンライン】
A-5 医師によるALS患者殺人事件をめぐって 法学部教授 只木 誠 【対面】【オンライン】
A-6 医療過誤事例と刑法 法学部教授 只木 誠 【対面】【オンライン】
A-7 「犯罪」とはなにか、「刑罰」とは何か 法学部教授 只木 誠 【対面】【オンライン】
A-8 知的財産立法の将来 法務研究科教授 佐藤 恵太 【対面】【オンライン】
A-9 スマホ時代の著作権法 法務研究科教授 佐藤 恵太 【対面】【オンライン】
A-10 相続の極意 法務研究科教授 遠山 信一郎 【オンライン】
A-11 高齢者法(Elder Law)入門 法務研究科教授 遠山 信一郎 【オンライン】
A-12 紛争(モメゴト)解決学入門 法務研究科教授 遠山 信一郎 【オンライン】
経済
B-1 イノベーションと地域 経済学部教授 山﨑 朗 【対面】【オンライン】
B-2 ウィズコロナ、アフターコロナの日本経済 総合政策学部教授 川崎 一泰 【対面】【オンライン】
B-3 全世代型社会保障の行方 総合政策学部教授 川崎 一泰 【対面】【オンライン】
B-4 ウィズコロナ、アフターコロナの地域再生 総合政策学部教授 川崎 一泰 【対面】【オンライン】
国際・グローバル化
C-1 ポピュリズムはなぜ世界中で台頭するのか 法学部教授 工藤 裕子 【対面】【オンライン】
C-2 コロナウイルス・パンデミックが経営慣行、及び従業員への仕事への関与に及ぼす影響 国際経営学部教授 咲川 孝 【対面】【オンライン】
C-3 醤油業界から学ぶ現代ビジネスのヒント 国際経営学部教授 野間口 隆郎 【対面】【オンライン】
C-4 中国の将来 日本の針路 国際経営学部教授 深町 英夫 【対面】【オンライン】
C-5 中華三都物語 国際経営学部教授 深町 英夫 【対面】【オンライン】
ICT・科学・環境
D-1 5Gとは? 法学部教授 工藤 裕子 【対面】【オンライン】
D-2 「最高の睡眠」と「マインドフルネス」で現代社会を生き抜く 法学部教授 宮崎 伸一 【対面】【オンライン】
D-3 観光とICT 経済学部准教授 伊藤 篤 【対面】
D-4 AI(人工知能)の過去・現在・未来 理工学部教授 田口 善弘 【対面】【オンライン】
D-5 生命はデジタルでできている 理工学部教授 田口 善弘 【対面】【オンライン】
D-6 新しい生活様式で着目される「音」の効果について 理工学部教授 戸井 武司 【対面】【オンライン】
D-7 インターネットビジネスと個人情報 理工学部教授 生田目 崇 【対面】【オンライン】
D-8 人工知能の仕組みとは 国際情報学部教授 飯尾 淳 【対面】【オンライン】
D-9 IoTで社会はどう変わるのか 国際情報学部教授 飯尾 淳 【対面】【オンライン】
D-10 セキュリティはなぜ破られるのか 国際情報学部教授 岡嶋 裕史 【対面】【オンライン】
D-11 ブロックチェーンは使いものになるか 国際情報学部教授 岡嶋 裕史 【対面】【オンライン】
D-12 デジタルトランスフォーメーションとAI 国際情報学部教授 須藤 修 【対面】【オンライン】
地域・社会・政治
E-1 イタリアのアグリトゥリズモ(農泊)はなぜ、新型コロナウイルスに勝ったのか 法学部教授 工藤 裕子 【対面】【オンライン】
E-2 新型コロナウイルスをめぐる政策とガバナンスの諸課題を考える 法学部教授 工藤 裕子 【対面】【オンライン】
E-3 プレミアムな地域創生 経済学部教授 山﨑 朗 【対面】【オンライン】
E-4 地域創生のデザイン 経済学部教授 山﨑 朗 【対面】【オンライン】
E-5 超高齢社会・人口減少社会における社会設計のあり方 文学部教授 天田 城介 【対面】【オンライン】
E-6 現代日本社会における高齢者介護の変容 文学部教授 天田 城介 【対面】【オンライン】
E-7 ケアの現場で働くということ 文学部教授 天田 城介 【対面】【オンライン】
E-8 ポスト経済成長時代における超高齢社会・人口減少社会における「貧困」の現実 文学部教授 天田 城介 【対面】【オンライン】
E-9 超高齢化・人口減少社会における地方の現実 文学部教授 天田 城介 【対面】【オンライン】
E-10 世論調査から見える社会 文学部教授 安野 智子 【対面】【オンライン】
E-11 ネットコミュニティの真実 国際情報学部教授 飯尾 淳 【対面】【オンライン】
E-12 地域社会の持続的発展 国際情報学部教授 須藤 修 【対面】【オンライン】
E-13 地域おこしに役立つ法律知識 法務研究科教授 佐藤 恵太 【対面】【オンライン】
人文・文化
F-1 「食」の過去・現在・未来 法学部教授 工藤 裕子 【対面】【オンライン】
F-2 異文化交流から生まれる新しい知 文学部教授 青木 滋之 【対面】
F-3 時間の帝国 文学部准教授 石橋 悠人 【オンライン】
F-4 遺跡発掘でさぐる縄文の暮らし 文学部教授 小林 謙一 【対面】【オンライン】
F-5 考古学からみた邪馬台国論争 文学部教授 小林 謙一 【対面】【オンライン】
F-6 災害の考古学 文学部教授 小林 謙一 【対面】【オンライン】
F-7 先史・古代の日韓関係 文学部教授 小林 謙一 【対面】【オンライン】
F-8 歴史遺産と博物館 文学部准教授 西川 広平 【対面】【オンライン】
F-9 語り継がれる災害史 文学部准教授 西川 広平 【対面】【オンライン】
F-10 水資源の歴史学 文学部准教授 西川 広平 【対面】【オンライン】
F-11 アイドルはなぜグループ化するのか 国際情報学部教授 岡嶋 裕史 【対面】【オンライン】
教育・心理・哲学
G-1 西洋人はそう考える、日本人はこう考える。 理工学部教授 村岡 晋一 【対面】【オンライン】
G-2 対話の哲学 理工学部教授 村岡 晋一 【対面】【オンライン】
G-3 人間とはなにか 理工学部教授 村岡 晋一 【対面】【オンライン】
G-4 人間はなぜ死ぬのが怖いのか 理工学部教授 村岡 晋一 【対面】【オンライン】
G-5 コロナ禍で大学生はどのように学んだか 文学部教授 小山 憲司 【対面】【オンライン】
G-6 ストレス・マネジメント 文学部教授 中村 菜々子 【オンライン】
G-7 自信ややる気をどう引き出すか? 文学部教授 中村 菜々子 【オンライン】
G-8 身近な社会心理学(1) 文学部教授 安野 智子 【対面】【オンライン】
G-9 身近な社会心理学(2) 文学部教授 安野 智子 【対面】【オンライン】
G-10 感染症対策と大学での学び 総合政策学部准教授 中村 周史 【対面】【オンライン】
G-11 プログラミング教育を考える 国際情報学部教授 飯尾 淳 【対面】【オンライン】
G-12 激変した大学教育 国際情報学部教授 飯尾 淳 【対面】【オンライン】
ビジネス
H-1 With コロナの企業戦略 経済学部教授 赤羽 淳 【対面】【オンライン】
H-2 個人の強さと組織の弱さ 経済学部教授 三浦 俊彦 【オンライン】
H-3 日本の消費者はなぜ品質に厳しいのか 経済学部教授 三浦 俊彦 【オンライン】
H-4 クールジャパンの起源に迫る 経済学部教授 三浦 俊彦 【オンライン】
H-5 アフターコロナ時代の組織力アップ 国際経営学部准教授 木村 剛 【対面】【オンライン】
H-6 段取り力を鍛えよう 国際情報学部教授 飯尾 淳 【対面】【オンライン】
H-7 企業価値向上型コンプライアンスの世界にようこそ! 法務研究科教授 遠山 信一郎 【オンライン】
H-8 事例で学ぶブランド戦略入門 戦略経営研究科教授 田中 洋 【対面】【オンライン】
H-9 地域ブランド戦略入門 戦略経営研究科教授 田中 洋 【対面】【オンライン】
H-10 事例で学ぶマーケティング戦略入門 戦略経営研究科教授 田中 洋 【対面】【オンライン】
その他
I-1 労働法の未来 法務研究科教授 米津 孝司 【対面】【オンライン】

【講演概要】

法律

A-1 工藤 裕子 クドウ ヒロコ 法学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
AI&ビッグ・データ時代のプライバシー
ープラットフォーマーと個人情報保護ー
[講演概要]
GAFAなどのプラットフォーマーが提供するサービスを使わない日はないという向きも多いであろうが、その際、自らの個人情報やブライバシーをどれだけ意識しているだろうか。デジタル化の進展、特にAIやビッグ・データの急激な発展は、個人のライフスタイルのみならず、経済や産業のあり方をも変えつつある。このような時代のデジタル・リテラシーは、パソコンやスマホの操作だけではなく、個人情報やプライバシーの保護の必要性や方法を理解することも含まれる。
A-2 四方 光 シカタ コウ 法学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
サイバー犯罪対策
ーデジタル社会の落とし穴ー
[講演概要]
サイバー犯罪の現状を概説するとともに、これに対する法令・政策の現状と問題点について説明する。デジタル社会の進展は不可避であるか、これに伴って増加するサイバー犯罪への対応が大変に遅れている現状の認識を促すとともに、取り組むべき課題について考察するものである。
A-3 四方 光 シカタ コウ 法学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
市町村の地方再犯防止推進計画の意義
ー包摂社会の実現に向けてー
[講演概要]
我が国の刑法犯認知件数はここ10年以上減少を続けているが、検挙人員に占める再犯者の率は増加しており、かつて犯罪を犯した者の再犯防止にはなお問題がある現状にある。平成28年に再犯防止推進法が制定され、翌年国の再犯防止推進計画が策定されて、都道府県の再犯防止推進計画も整備されつつある。それを受けて、各地で市町村の再犯防止推進計画が策定され始めている。犯罪を犯したことのある者の社会復帰のためには、雇用の確保、住居の確保、福祉の提供などが必要であり、これらの公共サービスを具体的に提供するのは市町村であるから、市町村の住民の理解を得ながら包摂社会を実現するためには、市町村の再犯防止推進計画が重要であり、同計画にどのような役割が期待されているのかを説明する。
A-4 四方 光 シカタ コウ 法学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
身近な犯罪の予防
ー安全安心社会の実現に向けてー
[講演概要]
刑事法学は、国家の刑罰権・捜査権を謙抑的に行使することによりこれら権限の行使の対象者の権利保障に関心を寄せてきた。他方、国民は、政府が適切に権限を行使し、政策を推進することにより国民の安全安心を実現することを求めている。特に、ストーカー、DV、児童虐待などの犯罪については、悲惨な結末に至らないようにするための犯罪の未然予防が極めて重要である。本講演では、犯罪予防に関する法制と政策の現状とその課題について説明する。
A-5 只木 誠 タダキ マコト 法学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
医師によるALS患者殺人事件をめぐって
ー安楽死・尊厳死の問題を考えながら ー
[講演概要]
2020年7月、前年の11月に本人からの依頼のもと難病ALS患者を薬物投与により殺害したとして2人の医師が逮捕された事件は世間に衝撃を与え、多方面に大きな波紋を呼んだ。医学・科学の進歩に伴い、終末期医療の場面で生じている少なからぬ葛藤や相克に法的な対応が喫緊に求められている現在、安楽死・尊厳死などにどのように向き合っていくべきか。日本からの新規加入者も指摘されるヨーロッパの安楽死団体の問題にも触れながら、現代における「死」の問題を考える。 
A-6 只木 誠 タダキ マコト 法学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
医療過誤事例と刑法
[講演概要]
近時、医学医療技術が飛躍的に進歩するなか、同時にまた、医療の現場においては、医療従事者による過失事故すなわち医療過誤の案件も多く報告され、なかには大きな社会問題となった事例も存している。この医療過誤事故の問題について、刑法的にはどのような対応がなされているのか、また、今後なされていくべきであるのかを考える。
A-7 只木 誠 タダキ マコト 法学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
「犯罪」とはなにか、「刑罰」とは何か
ー少年法も取り上げながら ー
[講演概要]
刑法が誕生して100年余が経過し、裁判が市民の手に委ねられる現在、刑法もまた市民生活において理解容易なものでなければならない。犯罪とは何か、犯罪はいかなる要件をもって成立するのか、刑罰とは何か、少年法とは何か等、日常生活における法との関わりを分かり易く解説する。
A-8 佐藤 恵太 サトウ ケイタ 法務研究科教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
知的財産立法の将来
[講演概要]
知的財産関連の立法について、今後予想される項目とその方向性について概説します。美術品取引の追及権(著作権法)、実演家の演奏権導入、意匠法のさらなる改正、地理的表示法などが項目として考えられます。
A-9 佐藤 恵太 サトウ ケイタ 法務研究科教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
スマホ時代の著作権法
ー身近な生活に潜む著作権侵害の危機を避けようー
[講演概要]
スマホを用いて、Facebook等のサービスを利用する際に注意すべき著作権法の基礎知識を、具体例を用いながらご説明します。ご希望があれば、PTA等の回覧、お子様への絵本読み聞かせ等の身近な事例を用いて、著作権法の基礎知識をあわせてご説明します。
A-10 遠山 信一郎 トオヤマ シンイチロウ 法務研究科教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【オンライン】
相続の極意
ー人生の終活計画図を作る!ー
[講演概要]
今、少子高齢化の進む我が国は、大相続時代に突入しています。それに対応して、様々な「相続関連ビジネス市場」が拡大している状況でもあります。そのような状況下で、40年ぶりに相続法(民法相続編)が大改正され、施行されています。今般の相続法大改正の肝を学ぶことを通じて、「人生の終活計画図(Ending Plan Map)」作りのコツを、図解資料をふんだんに活用して、伝授したいと思います。
A-11 遠山 信一郎 トオヤマ シンイチロウ 法務研究科教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【オンライン】
高齢者法(Elder Law)入門
ー人生100年時代の善き人生(GoodLife)のための知恵と法律を学ぶ!ー
[講演概要]
人生100年多毛作時代は、高齢化に伴う様々な生病老死リスクと向き合いつつ、実り多き人生設計を図る時代といえます。そこで、人生後半プロセスの様々なリスクシーン(雇用・住宅・医療・介護・取引・財産管理・葬祭)に賢く対応するための法律知識及びその活用法について、図解資料を活用して、具体例豊富に講演します。
超高齢時代の善き人生の歩き方について、ご一緒に考えてみましょう!
A-12 遠山 信一郎 トオヤマ シンイチロウ 法務研究科教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【オンライン】
紛争(モメゴト)解決学入門
ーADR(訴訟によらない紛争解決)のススメー
[講演概要]
「病気」と「モメゴト」は、人生の二大ストレスといえます。「病気」に対しては「医療」が、「モメゴト」に対しては究極的には「訴訟」が、その解決の任にあたります。しかし、日々生じる多種多様な「モメゴト」をすべて裁判所に持ち込むことは、非現実的で、ありえません。一般にはあまり知られていないのですが、我が国では、民事訴訟と別物のADR(Alternative Dispute Resolution)というすこぶる便利な紛争解決システムが豊富に用意されています。皆さんが、「モメゴト」というストレスを乗り越えて、平穏かつ幸福な人生を送るための道具としてのADRの仕組み及びその活用法を事例及び図解資料豊富に、分りやすく講演します。

経済

B-1 山﨑 朗 ヤマサキ アキラ 経済学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
イノベーションと地域
[講演概要]
シリコンバレー、ニューヨークではなく、コロラド州ボールダー(ブルームバーグの頭脳集中指数(Brain Concenrtation Index)で1位)など、大学のある小都市が「テックハブ」として注目を集めています。日本の地方都市においても、世界大学ランキングの上位に位置している会津大学の近くに、アクセンチュアや日本マイクロソフト、NEC、三菱商事などの国内外の主要企業17社(約400名)が入居する先進テクノロジー開発・実証実験の拠点AiCTが建設されています。福島県の医療機器産業クラスターや福岡市のスターアップ支援政策など、地方におけるイノベーション戦略についてお話します。(山﨑朗編著『地域産業のイノベーションシステム』学芸出版社、2019年)
B-2 川崎 一泰 カワサキ カズヤス 総合政策学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
ウィズコロナ、アフターコロナの日本経済
[講演概要]
コロナ対策で財政、経済が相当痛んでしまった。この状況は国内外で起こった現象ではあるが、これまで日本経済を支えていた構造が大きく変わろうとしている。ただ、今回はこれまでの大きな経済ショックとは異なり、人との接触が多いサービス産業が中心となっており、地域の中心産業が痛んだという状況である。サービスの非接触化、オンライン化が進む中、働き方、住まい方など日本経済の進む方向を議論する。
B-3 川崎 一泰 カワサキ カズヤス 総合政策学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
全世代型社会保障の行方
[講演概要]
団塊世代が後期高齢者となる2025年問題、団塊ジュニア世代が退職する2040年問題を見据えて、日本の社会保障の仕組みを踏まえながら、今後の社会保障の方向を議論する。また、これまで高齢者を対象とした社会保障が中心であったが、現役世代、子育て世代など拡げられた社会保障に関する評価とあるべき姿を議論していく。
B-4 川崎 一泰 カワサキ カズヤス 総合政策学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
ウィズコロナ、アフターコロナの地域再生
[講演概要]
コロナ禍の影響でこれまで地域経済を支えていたインバウンドが当面回復が見込まれない中、地域経済をどのように再生していくか、地域の資金をどのように循環させるかなど地域再生の事例にとどまらず、仕組みづくりの議論を展開していく。

国際・グローバル化

C-1 工藤 裕子 クドウ ヒロコ 法学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
ポピュリズムはなぜ世界中で台頭するのか
ーイタリアのベルルスコーニ政権からアメリカのトランプ政権までー
[講演概要]
アメリカのみならず、欧州、南米、アジアなど、世界中でポピュリズムの勢いが止まらない。そもそもポピュリズムとは何か。なぜポピュリズムは台頭するのか。1994年5月に第一次ベルルスコーニ政権が誕生してから2011年11月にその第四次政権が終わるまで、実質9年間にわたるベルルスコーニ首相時代をサバイバルしたイタリアの分析を踏まえ、アメリカのトランプ前政権を含む、近年のポピュリズム政治家、政権の事例を探る。
C-2 咲川 孝 サキカワ タカシ 国際経営学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
コロナウイルス・パンデミックが経営慣行、及び従業員への仕事への関与に及ぼす影響
ー日本、シンガポール、及びオーストラリアの管理者の回答に基づいてー
[講演概要]
進行中のCOVID-19パンデミックは、1918年のスペイン風邪以来最悪なパンデミックである。それは世界経済に大きな影響を与え、私たちのライフスタイルを覆した。パンデミックが引き起こした景気後退、及びニューノーマル(新しい規範)に対応して、企業は経営慣行を変更してきた。このような状況を背景に、経営慣行のなかでもハイコミットメント・ワークプラクティス(HCWP:例えば、職務保障、チームワークなど)と、フレクシブル・ワークアレンジメント(FWA:テレワーク、フレクシブルタイム)に焦点を当て、これらの経営慣行を通してパンデミックが与える、従業員の仕事への関与(エンゲイジメント)への効果(影響)を調べた。日本、シンガポール、オーストラリアから、合計、326名の管理者からの回答に基づき、調査、分析を実施した。パンデミックが発生する前は、HCWPがより広範に使用され、従業員の仕事への関与が改善されていた。パンデミックが発生後は、FWAがより広範に使用され、従業員の関与を改善することが可能である。パンデミック後に採用されたFWAのもと仕事をする従業員によって発揮される関与(エンゲイジメント)は、企業間ではなく国の間によって異なる。
C-3 野間口 隆郎 ノマクチ タカオ 国際経営学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
醤油業界から学ぶ現代ビジネスのヒント
ー地域産業のダイナミック・ケイパビリティ理論ー
[講演概要]
日本の醤油業界も現代のビジネスのあり方について模索を続けています。これまでの伝統を継承しつつ、時代と需要の変化に柔軟に対応していき、⾷材をはじめとする国の文化に寄り添い、多様化を探る。その取り組み・事例について紹介します。
中国に由来する醤油は、鎌倉時代に禅僧が湯浅(和歌山)に持ち帰りました。これは、殺生のできない僧のための精進料理を少しでも美味しいものにするためでした。その醤油は湯浅から日本の各地に伝わり、それぞれの地域に合わせて進化を遂げています。
この進化の一部がグローバル化です。江戸という巨大都市で育った濃い口醤油はグローバル化を遂げましたが、一方では、日本各地には1400社の地元の醤油蔵元があります。その中でも、日本における醤油発祥の地である湯浅には、鎌倉時代の伝統の製法に戻ることでインバウンドの外国人観光客を取り込み成功している企業があります。
そのような、環境の変化に素早く適応して持続的な経営を行うことのできる経営戦略としてのダイナミック・ケイパビリティ―に関して考察します。
C-4 深町 英夫 フカマチ ヒデオ 国際経営学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
中国の将来 日本の針路
ー150年の歴史から考えるー
[講演概要]
約40年におよぶ中国の飛躍的な発展は、昨今の「一帯一路」「海洋強国」といったスローガンに見られるように、国際秩序の再編を促しつつあります。これは歴史的な中華帝国の再興と見なされることもありますが、千数百年にわたり隣国であった日本にとっては、きわめて重要な意味を持つ潮流です。相互に強く影響しあってきた約150年におよぶ近現代史を踏まえて、両国の今後について巨視的に考えます。
C-5 深町 英夫 フカマチ ヒデオ 国際経営学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
中華三都物語
ー北京・台北・香港の現代史と日本ー
[講演概要]
3000年の歴史を持つ帝都・北京、日本とも歴史的に深い関わりを持つ台北、英国からの返還後も東西の接点であり続けている香港――中華圏の3都市の現代史および日本との関係を紹介します。

ICT・科学・環境

D-1 工藤 裕子 クドウ ヒロコ 法学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
5Gとは?
ー5Gで変わる私たちの生活、そして課題を考えるー
[講演概要]
2020年、5G(第5世代移動通信方式)の商用サービスが本格的に始まった。メディアの狂騒の一方、一般的な消費者がイメージできる具体的なサービスが見えないともいわれる。5Gとはそもそも何か。5Gによって何がどう変わるのか。5Gは通信速度が速いだけでなく、遅延が少なく、多数の機器を同時に接続出来るという性格を持っているため、産業用機器のネット接続に適しており、IoT社会の基礎インフラとなると期待される。では、市民の生活に恩恵、影響はあるのか、課題はないのか。
D-2 宮崎 伸一 ミヤザキ シンイチ 法学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
「最高の睡眠」と「マインドフルネス」で現代社会を生き抜く
―精神科医がシリコンバレーで考えたこと―
[講演概要]
GoogleやAppleがあるシリコンバレーでは、スポーツジムは当然として、仮眠室や瞑想室を設けている企業が少なくありません。企業は、これらが従業員のパフォーマンスを向上させ、優秀な従業員の確保をするために有効だと考えています。また、一般の人たちの睡眠や瞑想に関する関心は、日本では考えられないくらい高いです。演者は2019年4月から1年間スタンフォード大学で過ごしましたが、そこで考えた現代社会を生き抜くための方法を、「最高の睡眠」と「マインドフルネス」をキーワードにしてお伝えします。
D-3 伊藤 篤 イトウ アツシ 経済学部准教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】
観光とICT
[講演概要]
日光や神戸での事例をベースに、インバウンド向けにICTで観光を支援する試みについて解説する。(1)BLEビーコンと連動する観光案内アプリ
(2)地域文化の理解、文化的生活、地域の特色の表現と言語景観のありかた
(3)講演時間:1時間程度
D-4 田口 善弘 タグチ ヨシヒロ 理工学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
AI(人工知能)の過去・現在・未来
ーAIは人間を超えるのかー
[講演概要]
いわゆるAIが世間を席巻している。AIはプロ棋士に勝利し、白黒写真に色をつけ、自動運転さえ可能にする。将来、人類の職業の多くがAIに奪われるという予測もある。この様な情報が氾濫する一方でAIが実際にどのような原理で動いており、何ができて何ができないかの情報は乏しい。いわゆるAIと呼ばれているものの実態を解き明かし、AIに何ができて何ができないかの判断を個々人ができるように解説することを目指す。
D-5 田口 善弘 タグチ ヨシヒロ 理工学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
生命はデジタルでできている
ー情報から見た新しい生命像ー
[講演概要]
2020年5月に表記のようなタイトルの本をブルーバックスから出版したのでそれについて講演を行う。「いま、生物学の分野で静かな革命が進行しつつある、と言ったら読者の皆さんは驚くだろうか? その生物学の分野とは、ゲノム科学である。なんだがすごいことがこの分野で起きているっぽい。だが、なぜ、『突然』こんなことになっているのか? その疑問に答えてくれる報道は少ない気がする。本書の目的はそれを少しでもわかりやすく説明することにある」
D-6 戸井 武司 トイ タケシ 理工学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
新しい生活様式で着目される「音」の効果について
ー不快な騒音を快適な快音に変える音創りー
[講演概要]
生活に身近な「音」は、機械などの不快な“騒音”と、音楽など人を快適にする“快音”がある。新しい生活様式で着目される機会が増えた「音」について、発生メカニズムから快適な「音」に変える快音化技術まで、最新の具体的な研究事例を交えわかりやすく講演する。また、生活空間、オフィス空間や医療環境を快適にする取り組みや、「音」で付加価値をつけ家電製品や自動車の商品性を高める質感の高いものづくりについても紹介する。
D-7 生田目 崇 ナマタメ タカシ 理工学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
インターネットビジネスと個人情報
ー利便性と個人情報保護の両天秤ー
[講演概要]
今やほぼ何も心理的な障壁がなくなったインターネット利用について,ネットを利用したビジネスの興隆の要因と,その源泉になった個人情報,個人のネット上のでの行動履歴活用についてお話します.またその上で,今個人情報をいかに保護するか,またそれをどうビジネス側が受け止め,次のサービスを考えているかについてもお話しします.
D-8 飯尾 淳 イイオ ジュン 国際情報学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
人工知能の仕組みとは
ー人工知能は人間を超えられるのか?ー
[講演概要]
現在、再び人工知能が流行しており、第三次人工知能ブームといわれています。ただし、実際のシステムに組み込まれて活用されている点がこれまでの人工知能ブームと大きく異なる点でしょう。また、将棋や囲碁など、これまでは無理だと思われていたゲームで人間のトッププレイヤーに勝利できるようになった点も画期的です。なぜそのようなことが可能となったのか、根本的な仕組みは何か、将来どうなるのか、人間との共存は可能なのかなどを解説します。
D-9 飯尾 淳 イイオ ジュン 国際情報学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
IoTで社会はどう変わるのか
ー物のインターネット(IoT)とは何かー
[講演概要]
最近、IoT(Internet of Things, 「物のインターネット」)という言葉をよく耳にします。このIoTとは何でしょうか。我々が気づかないうにち、IoTは社会にジワジワと浸透しています。このIoTにはどのような技術が使われていて、なぜ広く普及するようになったのでしょうか。また、IoTが普及すると、我々の生活にはどのような影響があるのでしょうか。本講演では、IoTの原理や普及の経緯、社会への影響と将来展望などについて解説します。
D-10 岡嶋 裕史 オカジマ ユウシ 国際情報学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
セキュリティはなぜ破られるのか
ー通信のしくみが内包する脆弱性ー
[講演概要]
セキュリティは面倒なものです。パスワード一つとっても、導入することで使いにくくなり、制約が増え、いらいらさせられる機会に直面します。どうしてセキュリティに取り組まなければならないのか、そもそもセキュリティとは何なのか、これだけ対策が叫ばれているのに、いっこうにセキュリティ事故が減らないのはなぜなのかを、入門の門の手前から解説します。
D-11 岡嶋 裕史 オカジマ ユウシ 国際情報学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
ブロックチェーンは使いものになるか
ー相互不信を価値に換えるしくみー
[講演概要]
ブロックチェーンのどんな点が特徴的であるのか、管理者の不在と透明性、システム維持のための利用者の貢献を中心にお話しいたします。また、ブロックチェーンを理解するには、ハッシュについての知識が必須です。実機を使って実際にハッシュ値を作りながら、ハッシュとセキュリティの関係についてもお話しします。話題になりつつも、今ひとつ身近な生活には浸透してこないブロックチェーン、何が目新しいのか、どうして普及しないのかを探りましょう。
D-12 須藤 修 スドウ オサム 国際情報学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
デジタルトランスフォーメーションとAI
ーSDGs実現のための戦略ー
[講演概要]
SNS、スマートフォンを支えるクラウドコンピューティング、IoT、人工知能(AI)は、世界のICTの活用動向に大きな影響を与え、社会システムの刷新を迫っている。そこでまずクラウドコンピューティング、IoT、人工知能などの利活用について、その概要と行政システムや医療システムなどでの活用について示す。またアメリカ、中国、ヨーロッパ連合加盟諸国の動向、OECD、UNESCOなど国際機関の主要動向についても概観する。

地域・社会・政治

E-1 工藤 裕子 クドウ ヒロコ 法学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
イタリアのアグリトゥリズモ(農泊)はなぜ、新型コロナウイルスに勝ったのか
ー持続可能な農泊が、農村・農業、そして旅行や価値観を変えるー
[講演概要]
日本政府は平成29年度から、農林水産省の農山漁村振興交付金による農泊推進支援を始めたが、実はあまり知られていない。そこで、80年代に農泊「アグリトゥリズモ」を導入し、ホスピタリティの新しい形として社会的・経済的に確立させたのみならず、自然と共生する持続可能なライフスタイルの提案を通じ、地域および訪れる人々の価値観や選択にも大きな影響を与えてきたイタリアの事例から、日本における可能性と課題を考える。コロナ禍でも満室御礼の理由を分析すれば、持続可能な観光のスタイルがわかる。
E-2 工藤 裕子 クドウ ヒロコ 法学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
新型コロナウイルスをめぐる政策とガバナンスの諸課題を考える
ー感染症の危機管理ー
[講演概要]
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に対して各国政府は、それぞれの法制度や行政制度、市民社会の相違を反映した、さまざまな政策を実施してきた。これらは、効果の相違もさることながら、市民の受け入れ方にも差が大きい。そもそも感染症をめぐる政策およびガバナンスは、国の法律や行政制度に大きな影響を受けるが、これらはあまり報道されない。そこで、過去の感染症から今回の新型コロナウイルスの課題を考える。
E-3 山﨑 朗 ヤマサキ アキラ 経済学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
プレミアムな地域創生
[講演概要]
地域創生のカギは、プレミアムにあり。B級グルメ、ゆるキャラ、イベントなどの地方創生は、同質化した地域間競争を激化させ、付加価値創出力を低下させています。地方創生は、地域の付加価値力を高めること、政府の移転所得に依存しない地域に移行することにあります。無用、不要、無料と考えられてきた地域資源をプレミアムな地域資源へと転換し、地域の豊かな発展を目指す「プレミアム地域創生」についてお話します(山﨑朗・鍋山徹編著『地域創生のプレミアム戦略』中央経済社、2018年)。
E-4 山﨑 朗 ヤマサキ アキラ 経済学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
地域創生のデザイン
[講演概要]
人口減少、少子高齢化、サービス経済化の進展のなかで、地域はどのような対応を迫られているのでしょうか。人口増加時代の戦略とはまったく異質な戦略、パラダイムシフトが求められています。都市や地域のコンパクト化、低密度居住地区からの撤退、地域のグローバル化やプレミアム化、クリエイティブ力による付加価値力の向上が大切です。(山﨑朗編著『地域創生のデザイン』中央経済社、2015年、山﨑朗「地方創生の視点 下 潜在能力の開花へ自立促せ『日本経済新聞』(経済皇室)2020年10月23日朝刊)
E-5 天田 城介 アマダ ジョウスケ 文学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
超高齢社会・人口減少社会における社会設計のあり方
ーポスト経済成長時代における支え合いと分配の再構築ー
[講演概要]
ポスト経済成長時代/低成長時代にあって超高齢化・人口減少化が進行する私たちの社会においては社会のあり方それ自体が根本的に問い直されてきている。特に、団塊世代をはじめとするベビーブーム世代の高齢化・長寿化が起こると同時に、少子化時代の若者たちの生活・雇用が不安定化するなかで、私たちは「人口増加」と「経済成長」を前提にした分配や支え合いのあり方を劇的に変容することが強く求められている。今日、私たちはいかにして新たな社会設計をデザインすることができるのかがを具体的に検討する。
E-6 天田 城介 アマダ ジョウスケ 文学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
現代日本社会における高齢者介護の変容
ー「人生100年時代」における高齢者と家族ー
[講演概要]
この4半世紀で日本の高齢者介護のあり方は大きく変容した。特に、超高齢化・長寿化を背景に家族のあり方が大きく変化すると同時に、介護保険制度の創設・改革を通じてサービス調達のあり方自体も劇的に変容した。その結果、今日においては、単身世帯や高齢夫婦世帯の急増に加えて、シングルの成人子(息子・娘)との同居も増加した。また、家族をとりまく問題も大きく様変わりした。こうした高齢者介護の大きな歴史的変容を報告すると同時に、私たちの社会においてどのような制度設計が求められているのかを検討する。
E-7 天田 城介 アマダ ジョウスケ 文学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
ケアの現場で働くということ
ー超高齢社会・人口減少社会における高齢者ケアの現場の苦悩と葛藤ー
[講演概要]
超高齢社会・人口減少社会において「高齢者ケア」と呼ばれる現場で働く人たちは、長期において長寿化した単身高齢者の支援や複雑な問題を抱える家族への関わりを続けると同時に、個人や家族のきわめてプライベートな領域にも踏み込まざるを得ない状況にある。実際に、家族をめぐる貧困・暴力・虐待などのケースへの関わりの中でケアの現場で働く人たちは幾重にも深い苦悩と葛藤を経験している。このような高齢者ケアの現場がどのような歴史的・社会的背景のもとで生まれてきたのか、そのような状況を踏まえていかに制度設計をするべきかを探る。
E-8 天田 城介 アマダ ジョウスケ 文学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
ポスト経済成長時代における超高齢社会・人口減少社会における「貧困」の現実
ー戦後日本型生存保障システムから排除された人たちー
[講演概要]
現代日本社会における高齢者はひとくくりに「高齢者」と呼べないほどきわめて多様化している。とりわけ、ポスト経済成長時代/低成長時代にあっては高齢者の経済的格差はきわめて大きく、それぞれの生活も一枚岩に語ることができないのが実情である。今日、貧困状況に置かれている高齢者はどのような人たちであり、なにゆえ貧困状況に陥ってしまうのか、こうした問題を解決するために私たちはいかにして新たな制度設計を創り出していくことができるのかを具体的に検討する。
E-9 天田 城介 アマダ ジョウスケ 文学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
超高齢化・人口減少社会における地方の現実
ー「地方創成」時代における新たな地域社会のあり方ー
[講演概要]
今日における「地方創成」時代においては未曽有の超高齢化・人口減少化のもとでどのような自治体政策を打ち出すのかが切実な問いになっているが、そもそも地方において起こってしまっている現実がなにゆえ生じているのか、それはどのような歴史的・時代的な背景のもとで作り出されてきたのか、私たちの社会はいかにあるべきであるのか等が問われることもなく、ただ政策議論に終始している。本講義では社会学の視点から超高齢化・人口減少社会における地方の現実を分析し、社会システムのあり方自体を再考することを提示する。
E-10 安野 智子 ヤスノ サトコ 文学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
世論調査から見える社会
ー過去との比較、世界との比較ー
[講演概要]
「世論調査」は、内閣支持率や政党支持率の調査だけではありません。世の中の人が何を考えているのか、どんな意見を持つ人が多いのかを知ることができる有効なツールです。個人が世論調査をすることは難しいですが、公開されているデータや統計資料を使って、世の中の動きや世界の人の考え方も見ることができます。この講義では、世論調査の方法とその事例を紹介しつつ、世論調査から見える社会についてお話します。
また、スマートフォンあるいはパソコンがあれば、公開されている世界価値観調査を使って、参加者の方ご自身に、世論調査データの分析の初歩を体験していただけます。
*国際比較データも紹介・分析しますので、ジャンルは「C(国際・グローバル化)」にも重なります。
E-11 飯尾 淳 イイオ ジュン 国際情報学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
ネットコミュニティの真実
ー隣は何を話す人ぞ?ー
[講演概要]
TwitterやFacebookといったソーシャルメディア(SNS)が今では生活の一部になっている人も多いことでしょう。そのような現代において、ネットで交わされているコミュニケーションは、はたして世相を映す鏡になっているのでしょうか。2019年1月1日から、SNSを分析するシステムを2年間運用したところ、たいへん興味深い傾向が発見されました。本講演では、その結果から分かったこと、実社会とネットコミュニティの関連性などについて、開設します。
E-12 須藤 修 スドウ オサム 国際情報学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
地域社会の持続的発展
ーDX、地域コミュニティ、人材活用と育成ー
[講演概要]
長年、政府、都道府県、基礎自治体の顧問や委員長を歴任してきた経験を踏まえ、我が国のデジタル・トランスフォーメーション(DX)、Society5.0、AI戦略、スマートシティなどについて紹介し、それに伴う自治体、地域社会への影響について明らかにするとともに、日本各地で展開されている地域発展に関する優れた動向を紹介する。デンマーク、フランス、ドイツ、イギリス、カナダ、アメリカの地域発展戦略なども紹介する。
E-13 佐藤 恵太 サトウ ケイタ 法務研究科教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
地域おこしに役立つ法律知識
[講演概要]
地域おこしのために、地元産品に土地の名称を付して販売する方策をとることがあります。そのような場合に備えて、地理的表示等、対応する制度もありますが、今回の講演では、その制度を使いこなすときの注意をまとめてお話しします。また、茨城県の干し芋を事例として、県レベルの広域と市町村レベルの独自性を発揮する小規模地域との相克状態をどう整理していくかをご紹介します。

人文・文化

F-1 工藤 裕子 クドウ ヒロコ 法学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
「食」の過去・現在・未来
ーペッレグリーノ・アルトゥージとともによい食を科学するー
[講演概要]
イタリアで聖書に次ぐ長期ベストセラーである『厨房の学とよい食の術』を1891年に著し、「イタリア料理の父」とも呼ばれるペッレグリーノ・アルトゥージの生誕200年祭が終わった今、今一度近現代の食を考察し、今後の「食」を考える。各地域に伝わる伝統的な家庭料理を再評価し、それを後に標準語となるトスカナ方言で記したアルトゥージの功績は、イタリア料理におけるパスタの役割を確立したのみならず、食に科学的に向き合い、多文化がもたらす豊かさを受容するという教えにある。
F-2 青木 滋之 アオキ シゲユキ 文学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】
異文化交流から生まれる新しい知
ー科学の歴史に学ぶー
[講演概要]
人類の歴史を眺めてみたとき、昔と現在とを分ける分水嶺となるものが、科学(技術)の進歩であることに異論を唱える者はいないだろうと思われる。それでは、新しい科学、新しい知といったものは、どのように生まれるのだろうか。この講演では、近年キーワードとなりつつある「異分野交流」「学際研究」「文理融合」などを手掛かりに、新しい学問が生まれる仕組みや、知識が創造される現場を覗いてみたい。
F-3 石橋 悠人 イシバシ ユウト 文学部准教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【オンライン】
時間の帝国
ー近代イギリス社会と時間の「正しさ」の追求ー
[講演概要]
19世紀のイギリス帝国では、科学者・技師・宣教師・現地官僚などの人々が、ヨーロッパの時間概念・習慣・制度を積極的に普及させた。とくにカナダ、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、インドなどの植民地に、本国で発展した精密な機械時計や時報伝達装置が移植された。さらに植民地社会に正確な時間を提供するための拠点として、天文台が次々と建設されている。本講演では、このような世界規模の「時間改革」に光をあて、時間の正確化やグリニッジ標準時の確立にむけた取り組みを論じたい。
F-4 小林 謙一 コバヤシ ケンイチ 文学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
遺跡発掘でさぐる縄文の暮らし
ー豊かだった縄文時代ー
[講演概要]
最新の研究から、縄文文化の始まりは15,000年以上前の氷河期に遡り、世界初の土器出現地の一つであることがわかりました。三内丸山遺跡のように、芸術性に富んだ土器文化を持ち、世界的にも例がない1万年以上の長さをもって日本列島に栄え、現代でも復元できない漆加工技術や木工技術がありました。日本文化の基盤となる縄文文化とその遺跡について、中央大学がおこなっている発掘を含めて考古学の最新研究を紹介します。
F-5 小林 謙一 コバヤシ ケンイチ 文学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
考古学からみた邪馬台国論争
ー卑弥呼の墓はどこか?ー
[講演概要]
炭素14年代測定や年輪年代の研究が進み、弥生、古墳時代の年代が定説よりも古い可能性がでてきました。弥生時代から古墳時代へと移る画期となる最古の前方後円墳である箸墓古墳が3世紀中頃となる可能性が示され、卑弥呼の墓かと注目されています。近年では纏向遺跡から宮殿跡らしき建築物の跡もみつかっています。一方、鉄の出土量などからは吉野ヶ里遺跡に代表される九州説も否定できません。日本古代国家形成に関わる邪馬台国論争について考古学的にさぐります。
F-6 小林 謙一 コバヤシ ケンイチ 文学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
災害の考古学
ー災害史研究および復興支援の一環としてー
[講演概要]
2011年の東日本大震災は大変な災害でした。考古学的調査でも過去の地震・津波・洪水・火山噴火など災害痕跡が検出され、災害史研究として深められつつあり、将来の災害予防に貢献できるはずです。また、福島・岩手では復興が今も進められていますが、その中には文化財調査も関わっています。遺跡調査は復興の妨げにならないよう様々な工夫がなされ、全国の支援を受けつつ進められていますが、そのなかでも東北地方の歴史に関わる重要な発見が次々とされています。歴史を掘り起こし、地域の皆さんが故郷を誇りとする力となりたいと希望しています。
F-7 小林 謙一 コバヤシ ケンイチ 文学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
先史・古代の日韓関係
[講演概要]
日本考古学・歴史学研究の成果をもとに、日本列島と朝鮮半島を中心とした大陸との交流関係について、遺跡や遺物から検討する。先史時代に「日本」という枠組みはなく、日本列島と朝鮮半島は深い関係があったことを示す。韓国の発掘調査及びの出土資料、博物館や遺跡を紹介し、韓国考古学研究の現状を紹介する。また日韓における埋蔵文化財行政や発掘の扱いの類似点や違いについて、社会的な認識などを含め、比較してみたい。
F-8 西川 広平 ニシカワ コウヘイ 文学部准教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
歴史遺産と博物館
ー地域活性化に向けたビジョンー
[講演概要]
歴史や文化に関わる調査研究や資料収集・保存、展示、教育普及等の事業活動を行う社会教育施設である博物館は、この十数年間に財政削減や人員不足等により厳しい運営を迫られてきました。この一方、地域創成がクローズアップされる現在、地元に伝来する歴史遺産の活用をとおして、地域社会の活性化に向けた新たな役割が博物館に期待されています。本講演では、博物館における新たな取り組みの事例を紹介します。
F-9 西川 広平 ニシカワ コウヘイ 文学部准教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
語り継がれる災害史
ー富士山噴火の記録を読むー
[講演概要]
近年、地震・噴火・風水害等、大規模な自然災害が相次いで発生する中、災害のシステムや避難・復興への対応を学ぶため、過去に発生した災害の記録が注目されています。それでは、こうした記録がどのように作成され、後世に語り継がれてきたのでしょうか。本講演では、世界遺産に登録された富士山を対象にして、平安時代の延暦噴火・貞観噴火や江戸時代の宝永噴火といった噴火災害の歴史とともに、その記録が作成・継承された状況を紹介し、この問題について探ります。
F-10 西川 広平 ニシカワ コウヘイ 文学部准教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
水資源の歴史学
ー治水と利水をめぐってー
[講演概要]
近年、相次いで日本列島の各地を暴風雨が襲い、大規模な洪水が発生して甚大な被害が発生している一方、私たちの生活や産業は、豊富な水資源によって支えられています。このように水資源は現代社会に大きな影響を及ぼしていることは言うまでもありません。水資源と人々との関わりの歴史を紐解くと、現代とは異なった考え方や取り組みを発見できます。本講演では、中世・近世における治水と利水の歴史を通して、自然と人々の生活との共存について考えます。
F-11 岡嶋 裕史 オカジマ ユウシ 国際情報学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
アイドルはなぜグループ化するのか
ー情報技術と社会の相互作用ー
[講演概要]
情報技術と社会は相互作用をくり返し発展してきました。インターネットが登場することで公開鍵基盤が生まれ、公開鍵基盤が成立することで、インターネットがインフラ化しました。こうした相互作用が何をもたらすのか、この社会はどこへ向かおうとしているのかを解説する入門講座です。身近なゲームやアニメの例などをケースとして取り上げるので、技術に苦手意識がある方も安心してご受講ください。

教育・心理・哲学

G-1 村岡 晋一 ムラオカ シンイチ 理工学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
西洋人はそう考える、日本人はこう考える。
[講演概要]
日本が経済大国となり、国際舞台に登場するにつれて、日本文化に対する感心が高まっている。しかし、日本文化の特徴を説明できるためには、日本人と西洋人の基本的なものの考え方を理解しておく必要がある。
G-2 村岡 晋一 ムラオカ シンイチ 理工学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
対話の哲学
[講演概要]
現代の国際社会では、民族紛争や宗教対立が激化しているし、個人レベルでも価値観の多様化が語られている。それだけに現代では「対話」が重要になっているが、対話が可能になるためには、どのような前提が必要であるかを考える。
G-3 村岡 晋一 ムラオカ シンイチ 理工学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
人間とはなにか
[講演概要]
専門科学の発達によって人間に関する情報は飛躍的に増大しているが、それに反比例して、「人間」についての統一的なイメージは薄れている。現代哲学が、「人間となにか」という問いに対して、どのような答えを準備しているかを紹介する。
G-4 村岡 晋一 ムラオカ シンイチ 理工学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
人間はなぜ死ぬのが怖いのか
ー人間の文化と死の関係についてー
[講演概要]
すべての生物は必ずいつかは死を迎えるが、まだ生きているにもかかわらず、死に不安を抱き、死が念頭を去らないのは人間だけである。しかし、この「死の不安」は、人間がこの地球上で生き延びる戦略の副産物として生まれてくる。「死の不安」という視点から、人間という動物の特殊性を明らかにする。
G-5 小山 憲司 コヤマ ケンジ 文学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
コロナ禍で大学生はどのように学んだか
ー司書課程科目におけるアンケート調査結果の分析を踏まえてー
[講演概要]
新型コロナウイルス感染拡大により、国内の大学は2020年度の授業開始時期を延期したり、遠隔授業に切り替えたりなどの対応を余儀なくされました。本学でも2020年4月9日開始予定であった前期の授業が2週間後の4月23日開始となり、すべての授業が遠隔授業となりました。そのような中、大学生はどのように学んだのでしょうか。私の担当する授業で実施したアンケート調査結果を基に、その一端を紹介します。
G-6 中村 菜々子 ナカムラ ナナコ 文学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【オンライン】
ストレス・マネジメント
ーストレスを知り,うまくつきあう方法ー
[講演概要]
「ストレス」という言葉はいまや一般的になっています。何だか悪いものだというイメージがあるかもしれません。心理学でストレスは,適度にある場合は適度な緊張感をもたらし,やる気やチャレンジ精神を引き出す効果もあると言われています。ストレスとは何か知り,過剰なストレスに対してとりうる対策法やライフスタイルのヒントについて,心理学やカウンセリングの観点からお話しします。
G-7 中村 菜々子 ナカムラ ナナコ 文学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【オンライン】
自信ややる気をどう引き出すか?
ーセルフ・エフィカシーの心理学ー
[講演概要]
様々なことにチャレンジし,自信をつけるためには,どのような工夫ができるでしょうか。心理学でも様々な研究や実践が行われています。そのうち「セルフ・エフィカシー」という概念をとりあげて説明し,日常生活においてセルフ・エフィカシーを具体的に高めるコツについて,心理学やカウンセリングの観点からお話しします。
G-8 安野 智子 ヤスノ サトコ 文学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
身近な社会心理学(1)
ー私たちの認知的・動機的バイアスー
[講演概要]
私たちが他の人やできごとについて判断するとき、さまざまな「バイアス(偏り)」の影響を受けてしまいます。たとえば私たちは、自分の信念に沿った側面にばかり注目してしまい、信念に反するような側面は見落としがちです(確証バイアス)。自分を価値ある存在だと思いたい(自尊感情維持の動機)、過去の行動と一貫性を保ちたい(一貫性とコミットメント)という動機の影響も受けます。また、関心がないとき、急いでいるときなどは、メッセージの内容を吟味することなく、「もっともらしさ」(肩書、見た目、話し方など)で説得されやすくなってしまいます。この講義では私たちの判断が持つ認知的・動機的バイアスについてご紹介していきます。
G-9 安野 智子 ヤスノ サトコ 文学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
身近な社会心理学(2)
ー集団・組織のバイアスー
[講演概要]
スター選手を集めたはずのドリームチームが必ずしも無敵でないのはなぜでしょうか?優秀な人たちが集まって議論したはずなのに、おかしな決定がなされることがあるのはなぜでしょうか?
「仲間外れになりたくない」「みんなが言っていることは正しいに違いない」、そんな気持ちが、集団の行動や意思決定を歪めてしまうこともあります。この講義では、同調圧力の影響、「集団思考」の罠、集団の課題遂行が陥りやすい問題など、集団や組織のもつバイアスについて、歴史的な事例や社会心理学の実験を紹介しながら考えていきます。
G-10 中村 周史 ナカムラ チカフミ 総合政策学部准教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
感染症対策と大学での学び
ー運営側から見た課題と取り組みー
[講演概要]
2020年は日本だけでなく、世界中でそれまでとは全く異なる状況にすべての人間が置かれることとなった。なかでも教育機関において引き起こされた問題は、それまで日本の教育機関が見て見ぬふりをしてきたつけを払わせるものであった。他方、それまで先進的とされてきたオンライン教育はマスコミを中心に批判の対象となり、大学教育の現場では大きな混乱を生じさせた。本公演は、学部の執行部として、情報や広報の責任者としての立場から、実際に大学がどのような課題に直面し、それを克服すべく取り組んでいるのかを解説する。
G-11 飯尾 淳 イイオ ジュン 国際情報学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
プログラミング教育を考える
ー子供の論理的思考力を伸ばすにはー
[講演概要]
小学校からプログラミング教育を導入しようという議論が進んでいます。子どもたち向けのプログラミング環境や、プログラムの考え方を教える教室も増えました。子供の論理的思考力を伸ばすために最適との主張がある一方で、小学生にプログラミング教育はまだ早いとの意見も。はたして、小学校でプログラミング教育をする必要があるのか、また、プログラミング教育を導入する真意は何か、小学生向けプログラミング教育の実例を紹介しつつ、その是非について解説します。
G-12 飯尾 淳 イイオ ジュン 国際情報学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
激変した大学教育
ー教育のオンライン化で何が変わったかー
[講演概要]
2020年はCOVID-19パンデミックの影響で多くの大学がオンライン講義化を強いられました。大学の現場で何が起こったか、教員と学生はどのように対応したか、学生の生活がどう変わったのかなどについて説明します。また、現在もまだ解決していない課題は山積みです。それらについて、大学はどのようなことを考えているのか、オンライン教育が一般化したら大学はどのようになってしまうのか。2020年の経験を踏まえ、大学教育が将来どのようになるべきかについて解説します。

ビジネス

H-1 赤羽 淳 アカバネ ジュン 経済学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
With コロナの企業戦略
ー労務管理をどう見直すかー
[講演概要]
新型コロナウイルスの蔓延により、我々の社会生活は一変しましたが、企業経営に与えた影響もはかりしれないものがあります。この講演では、特に人財活用、人事、労務管理に絞って、コロナがどのような影響を与えたのか、また企業はどのような対応をしていかなければならないのかをわかりやすく解説します。
H-2 三浦 俊彦 ミウラ トシヒコ 商学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【オンライン】
個人の強さと組織の弱さ
ー日本消費者・日本企業の特徴を、奈良・平安の歴史的起源から考えるー
[講演概要]
日本の消費者は、世界一品質に厳しく、デザインやイメージも重視し、日本の技術者は、カイゼンのPDCAを回し続けて、匠の技を極めます。一方、そんな日本の消費者も世間の流行に流されますし、日本の企業トップは、有能な技術者・社員に大きな方向性を示せません。「個人の強さと組織の弱さ」という、コロナ禍でも垣間見える日本的特徴を、奈良・平安の起源から説き起こし、これからの処方箋を提示します。
H-3 三浦 俊彦 ミウラ トシヒコ 商学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【オンライン】
日本の消費者はなぜ品質に厳しいのか
ーモノづくり大国日本の歴史的分析とこれからの戦略ー
[講演概要]
日本の消費者が品質に厳しいことは世界的に有名ですが、何故そうなったのでしょうか。その理由を奈良・平安まで遡り、欧米と比較しながら、歴史的に論証し、それが世界に冠たる日本のモノづくり大国を生み出したことを説明します。一方で、過剰品質のガラパゴス化や長時間労働という問題点も起きており、それらへ向けてのマネジメント的処方箋も提言します。
H-4 三浦 俊彦 ミウラ トシヒコ 商学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【オンライン】
クールジャパンの起源に迫る
ー日本人の美意識の歴史的分析とこれからの戦略ー
[講演概要]
これまで日本は自動車や家電などを代表にモノづくり大国と呼ばれていました。ところが近年は、アニメやゲームなど、モノではなくソフトにも世界が注目し、クールジャパンと呼ばれています。実はこの現象はいまに始まったことではなく、日本人の美意識の歴史に遡ることができます。そのルーツを奈良・平安までたどり、欧米と比較しながら論証します。またこれからのクールジャパン戦略も提言します。
H-5 木村 剛 キムラ ツヨシ 国際経営学部准教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
アフターコロナ時代の組織力アップ
ー求心力としての組織開発ー
[講演概要]
近年、組織の多様性に関する議論が高まっています。多様性のある組織は業績が良いという研究結果がある一方で、多様性が「遠心力」として働き、組織として力を発揮できないケースも多くあります。「組織開発」は組織のベクトルを合わせる「求心力」として働きます。
今後、多様性が一層拡大する経営環境で、勝てる組織をつくるには何をすればよいかをお話しします。参加者が自組織の現状や問題点について考えるきっかけになります。
H-6 飯尾 淳 イイオ ジュン 国際情報学部教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
段取り力を鍛えよう
ー日常生活に役立つプロジェクト・マネジメントー
[講演概要]
プロジェクトというひとまとまりの仕事をうまく回す方法論として、プロジェクト・マネジメントという考えかたがあります。大規模プロジェクトでも失敗しないように緻密に考えられたマネジメント方法が整備されています。そのようなものであっても、日常生活に応用すると日々の生活をより過ごしやすくすることができます。本講演では、プロジェクトマネジメントの考えかたを紹介するとともに、日常生活に役立てる方法について説明します。
H-7 遠山 信一郎 トオヤマ シンイチロウ 法務研究科教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【オンライン】
企業価値向上型コンプライアンスの世界にようこそ!
ー「疲れるコンプライアンス」から「元気になるコンプライアンス」への企業文化変身ロードマップ(道筋)を学ぶ!ー
[講演概要]
企業社会に不祥事が絶えることはありません。企業不祥事は、それにかかわった多くの人々の人生を狂わせます。にもかかわず、その現場対応としてコンプライアンス態勢の現実は、現場人が「やらされ感一杯」に陥っている傾向にあります。この現実をのり超えて、「元気一杯」企業価値向上型コンプライアンスに変身するロードマップ(道筋)を、具体例及び図解資料豊富に、分りやすくご案内します。
H-8 田中 洋 タナカ ヒロシ 戦略経営研究科教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
事例で学ぶブランド戦略入門
ー地域の中小企業のブランドを考えるー
[講演概要]
ブランド戦略とは、必ずしもカッコいい企業に見せるためのビジネス戦略ではありません。ブランド価値を高めるために、経営・マーケティング・コミュニケーションの各面から、自社がどのようにあるべきなのか、どのように顧客や社会から見られるべきなのか、これらを考えながら、ブランド価値を高めていく方策について考えます。今回のお話では、大企業だけでなく、地域の中小企業にとってのブランド戦略を考えます。講演者の著作、『ブランド戦略論』(2017, 有斐閣)をベースとしてお話します。
H-9 田中 洋 タナカ ヒロシ 戦略経営研究科教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
地域ブランド戦略入門
ー事例で考える地域の価値を高めるアプローチー
[講演概要]
地域ブランド戦略とは、地域の名前、地域の観光地や特産品の名前のブランド価値を高めるための戦略です。講演者はこれまでにも、地域のブランドについての講演やアドバイスを行ってきました。多くの事例を基に、地域の在り方をブランドの側面から考える機会となります。
H-10 田中 洋 タナカ ヒロシ 戦略経営研究科教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
事例で学ぶマーケティング戦略入門
ー地域の中小企業のマーケティング力を高めるにはー
[講演概要]
地域の中小企業はさまざまな困難に直面しています。優れた中小企業の事例に基づいて、中小企業におけるマーケティングの考え方をお話します。

その他

I-1 米津 孝司 ヨネヅ タカシ 法務研究科教授 [講師紹介はこちら]
講演形式: 【対面】【オンライン】
労働法の未来
ーデジタルトランスフォーメーション時代における企業社会の変化の中でー
[講演概要]
21世紀に入って、世界、そして日本の経済社会構造は大きく変貌を遂げてきている。とりわけ、第4時産業革命とも称されるICT革命の浸透により、企業社会と人々の職業・生活は、あらゆる面に置いて、根底的な変化の波にさらされており(いわゆるデジタル・トランスフォーメーション)、このことは20世紀にその骨格が形成された労働法のあり方にも大きな影響をもたらしつつある。本講演会では、こうした観点から、雇用社会における法としての労働法の基本的なテーマ(労働契約、就業規則、労働時間、非正規雇用、団結権保障etc)にそくして、問題の所在を明らかにする。