研究開発機構

法学部准教授 海部 健三:環境省委託事業の成果「ニホンウナギの生息地保全の考え方」公表

2017年04月04日

研究開発機構「ウナギ保全研究ユニット(研究代表者:法学部准教授 海部 健三)」が3年に渡り実施してきた環境省委託事業の成果が、「ニホンウナギの生息地保全の考え方」として冊子にまとめられ、3月31日付で環境省から発表されました。

 

近年、ニホンウナギの数の減少が話題になっており、環境省レッドリスト2015においては「絶滅危惧 IB 類(近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの)」として指定されました。なぜ急激に減ってしまったのかについては、海洋環境の変化や過剰な漁獲等、様々な要因が考えられています。本冊子では、河川や沿岸域等の生息環境の変化に焦点を絞り、ニホンウナギの住みやすい環境を保全し回復させるための考え方を示しています。今後、この考え方を基に、ニホンウナギ保全のための様々な取り組みがなされていくことが期待されます。

 

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