研究開発機構
研究開発機構フェロー 辻井重男 セキュリティ分野における標的型攻撃を激減する方策についての意見が日本経済新聞(2016年12月16日付)に掲載されました
2016年12月20日
研究開発機構フェロー辻井重男が寄稿した、セキュリティ分野における標的型攻撃を激減する方策についての意見が日本経済新聞に掲載されました。
標的型攻撃とは政府系機関や企業等の重要インフラを対象とした不正侵入と機密情報漏洩などを引き起こす攻撃です。辻井フェローはこの攻撃を激減するための方策として自らが開発した、連携組織間でメールの受送信者が協調できるシステム(S/MIME方式という)の普及が重要であると考えています。このシステムは、いわゆる「なりすまし」を防ぎ、送信者の信用確保につながる有効な対策となります。
辻井フェローらが本学で進めてきたS/MIME研究により、組織間連携の効率的な方法が発されてきています。今後、自動運転などIoTの普及が進めば、送信者・モノの真正性を確保する重要性も高まります。辻井フェローは組織対応型S/MIMEの国家戦略的な普及が必要であると述べています。
リンク:
日本経済新聞(2016/12/16 2:30日本経済新聞 電子版)