研究開発機構

理工学部教授 竹内 健:IoTのリアルタイムデータ処理に向けた、高速フラッシュストレージの成果を発表

2016年05月18日

理工学部教授(電気電子情報通信工学科)竹内 健の研究成果について、プレスリリースを行いました。

 

竹内のグループは、IoTのリアルタイムデータ処理に向けた、高速フラッシュストレージ技術を開発しました。アプリケーションに応じて動的に誤り訂正回路を最適化することで、フラッシュストレージの弱点であった、データの長期間保持能力と高速データ処理性能のトレードオフを解決し、記憶したデータを失わずに長期間保持できる高い信頼性と、最大で3倍のデータ処理スピートを達成しました。本グループは、本成果を今後さらに発展させることで、データ・セントリック時代のコンピュータ、ストレージを世界に先駆けて開発し、今後発展が期待されるIoTの様々なサービスに貢献していきます。

 

本研究は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業であるエネルギー・環境新技術先導プログラム「IoT時代のCPSに必要な極低消費電力データセントリック・コンピューティング技術」を受けて、研究開発機構「データ・セントリック・コンピューティング」ユニットにて実施されたものです。
本研究成果は、2016年5月15日から18日にフランスで開催された「IEEE International Memory Workshop」で発表されました。

 

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