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2013年11月28日

研究開発機構 山口 真美研究室:研究成果のプレス発表会を開催

11月27日、研究開発機構「社会性の知覚と物体知覚の発達を調べる実験的研究プロジェクト(研究代表者:文学部教授 山口 真美)」の研究成果にかかるプレス発表会を実施しました。

プレス発表会:「白目と黒目のコントラストが大切-赤ちゃんのヒトの目への脳反応を世界で初めて明らかに-」

<発表者>
 市川寛子 日本学術振興会 特別研究員、中央大学研究開発機構 機構助教
 山口真美 中央大学研究開発機構、 文学部 教授
 金沢創 日本女子大学人間社会学科 教授

<概要>
よく知っている著名人の顔であっても、白目と黒目の明暗関係を反転させた目にすると誰の顔かわかりにくくなることが知られています。「ブレア錯視(Tony Blair illusion)」として知られるこの奇妙な顔は、乳児には‘顔’として見えているのでしょうか?今回、目の白黒を反転させた顔を見ているときの乳児の脳活動を「近赤外分光法(Near-Infrared Spectroscopy;NIRS)」によって明らかにしました。近赤外分光法(NIRS)は、脳内のヘモグロビン量の変化を計測する非侵襲の装置で、近年乳児の脳反応計測に広く用いられています。
今回の研究は、1)ヒト特有の白目と黒目のコントラストを手がかりに顔を認識する能力が生後5-6ヶ月ごろに発達すること、2)ヒト特有の目をもつ顔は,乳児の右半球で処理される可能性を示唆するものです。
本研究は、中央大学研究開発機構、自然科学研究機構 生理学研究所(柿木隆介教授)の共同研究により、欧州の認知神経科学の専門誌Neuropsychologia 11月号に掲載されました。

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