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概要

本研究ユニットは、個人の認知能力や行動が生涯を通じてどのように変化し、影響を受けるかについての理解を深めることを目的としている。社会的・教育的要因、生活環境、遺伝的要因などの個人の発達に関与する要因を調査し、これらの要因が認知機能や脳の発達に与える影響を明らかにすることで、生涯発達コグニティブ・ダイバーシティ研究を推進する。

具体的には、以下のテーマ1~3の研究を行う。
テーマ1.fNIRSを用いた神経発達症児の認知特性・脳機能の解明
テーマ2.酵素免疫測定法と心理課題を用いた性スペクトラムの認知特性の解明
テーマ3.神経心理学検査・MRIを用いた高齢者の認知特性・脳機能の解明

得られた知見をもとに、学習やトレーニングの効果や介入プログラムを考案し、個人の認知能力の最大化を図るための実践的なアプローチを開発する基礎データを集積し、データベースを構築する。

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