概要
地球温暖化の緩和策の一つとして、微細藻類を原料としたバイオ燃料製造が注目されて久しい。しかし、微細藻類の培養コストが高止まりしていることから、微細藻バイオマスの製造は年産一万トン程度に留まっている。我々は、このコスト削減を目指して、分子育種法を用いた微細藻類の改良を行っている。また、培養液から微細藻細胞を高効率・低コストで回収するための研究も併せて実施している。さらに、微細藻類の増殖を促進させるために、CO2を効率よく培養液に溶解させる技術開発も行っている。
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