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概要
海辺の溺水事故は毎年1,000~3,000件起きており,その主要因は離岸流や風などの自然要因である.溺水の場合,ライフセーバーの適切な処置と医療機関の有機的な連携による早期対応が,溺者の社会復帰に強く関わる.同様に病院外心停止等の傷病の場合もバイスタンダーによる早期の適切な処置と医療機関の有機的な連携が傷病者の社会復帰に強く関わる.しかし,実際の溺者,傷病者の救命率(社会復帰率)をふまえると,わが国では溺水の予防や救助,病院前救急医療に対して多くの課題を抱えている.
本研究ユニットでは,溺水防止や救助救命,病院前救急医療に関する様々な課題に対して,IoTやAIなどの最先端技術を用いた科学的なアプローチにより解決策を検討し,新たな技術開発を進めている.
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