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2018年12月15日

2018年12月1日開催 公開研究会開催報告 (財政研究部会)

2018年12月1日(土) 公開研究会を開催しました。

【テーマ】固定資産税の経済学

【報告者】佐藤主光(一橋大学大学院経済学研究科・経済学部教授)

【日   時】2018年12月1日(土)15:00〜17:00

【場   所】 後楽園キャンパス6号館6405教室

 

固定資産税に関する下記の2本の研究成果が報告され、活発な質疑応答が行われた。

(1)「設備投資に対する固定資産税の実証分析」
償却資産課税が中小企業の設備投資行動に与える効果に注目し、理論モデルを構築し実証分析を行っている。推定結果として、①固定資産税が設備投資を損ねていること、②特に流動性制約
に直面している企業に対する負の効果が大きいことが明らかにされる。

(2)“Property Tax and Land Use: Evidence from the 1990s Reform in Japan”
1990年代初頭の「農地の宅地並み課税」により、住宅が増えず生産緑地が増加した現象に注目し、DID(Difference-in Difference)

の手法を用いて実証的に論じられる。