人文科学研究所63.『文法記述の諸相 Ⅱ』

2016年3月15日発行
中央大学人文科学研究所 編 中央大学出版部発行
本体価格3,600円(税別)
ISBN 978-4-8057-5347-7

目次  
第1部 日本語  
まえがき 新井 洋一
日本語の動詞の意味分類と文型 野田 時寛
1.はじめに  
2.動詞文型の考え方  
3.動詞の意味分類  
4.動詞文型とト動詞例  
5.おわりに  
『枕草子』における章段主題の述語反復 藤原 浩史
1.はじめに  
2.名詞述語文の並列ーあてになるもの  
3.形容詞述語文の挿入ーうつくしきもの  
4.章段主題の述語化  
5.情報の共有と固有ーつれづれなるもの  
6.形容詞述語文と程度副詞ー「いと」と「いみじう」  
7.対話的構造における文タイプの選択ーうつくしきもの(再)  
8.述語反復の言いさしーきらきらしきもの  
9.おわりに  
日本語疑問詞句のスコープを決定する統語的要因 大羽 良
1.はじめに  
2.先行研究  
3.本論文の目的  
4.実 験  
5.おわりに  
「くり返し」が生む有標性・無標性に基づくテクスト分析の試み 林 明子
西沼 行博
  ―映像メディア作品『家政婦のミタ』,GOOD BYE LENIN!を例に―
1.はじめに  
2.分析対象  
3.テレビドラマ『家政婦のミタ』  
4.映画 GOOD BYE LENIN!  
5.おわりに  
第2部 中国語  
広西三江六甲語の方向補語と可能補語 工藤 早恵
1.はじめに  
2.方向補語  
3.可能補語  
4.おわりに  
処置文と動補構造の関係性について― 台湾海陸客家語を中心に― 遠藤 雅裕
1.はじめに  
2.処置文と動補構造   
3.海陸客家語の処置文  
4.VR構造の特徴  
5.おわりに  
第3部  英語  
英語書記体系の非表音性―理論および歴史的発達― 堀田 隆一
1.はじめに  
2.理論的考察  
3.英語史における非表音性の発達  
4.表音性から表語性への流れ  
5.おわりに  
Tough 構文を探る ―Stowell (1985) からミニマリズムに至る橋渡しとして― 千葉 修司
1.はじめに  
2.Stowell(1985)の解説  
3.Stowell(1985)の検証  
4.ミニマリスト・プログラムにおける扱い  
5.おわりに  
談話標識表現 The N be,(CN-be-IB構文)と米語におけるその通時的発達 新井 洋一
1.はじめに  
2.CN(container noun)の由来  
3.既存研究概観  
4.3種類のCN-be-IB構文の辞書記述  
5.CN-be-IB構文の文法的機能と特徴  
6.CN-be-IB構文の分類  
7.アメリカ英語におけるCN-be-IB構文の通時的発達  
8.CN-be-IB構文の通時的変化の仕組み  
9.おわりに  
索 引