人文科学研究所56.『第二次世界大戦後のイギリス小説 ベケットからウィンターソンまで』
2013年3月5日発行
中央大学人文科学研究所 編 中央大学出版部発行
本体価格4,200円(税別)
ISBN 978-4-8057-5341-5
(A5判352頁)
まえがき | |
『モロイ』に潜むホロコーストの足音 | 鈴木 邦成 |
ウィリアム・ゴールディング『尖塔』におけるヴィジョンの変容 | 丹治 竜郎 |
バーバラ・ピムと「古き良き」イギリス | 新井 潤美 |
アイリス・マードックの小説における同性愛者 | 大道 千穂 |
ジョン・ファウルズの軌跡 | 深澤 俊 |
初期ニュレフトの労働者階級文化を超えて―アラン・シリトー『土曜の夜と日曜の朝』- | 糸多 郁子 |
フィリップ・ラーキンの小説『ジル』と『冬の女』 | 森松 健介 |
ローランドが手にしたもの-A・S・バイアット『抱擁』の塔と地下室 | 船水 直子 |
『アウト・オブ・ジス・ワールド』-ビーチ家の人々- | 野呂 正 |
『ダン・リーノとライムハウスのゴーレム』における反復について | 永松 京子 |
カズオ・イシグロの『遠い山なみの光』小論-曖昧さの考察 | 安藤 和弘 |
傷ついた物語の語り手によるメタ自伝-ジャネット・ウィターソンの『オレンジだけが果物じゃない』と『普通になれるなら幸せにならなくていいじゃない?』- | 川崎 明子 |
あとがき | |
索引 |