人文科学研究所44.カトリックと文化 出会い・受容・変容
2008年3月10日発行
中央大学人文科学研究所 編 中央大学出版部発行
本体価格5,700円(税別)
ISBN 978-4-8057-5333-0
(A5判478頁)
カトリック史における異文化の受容と変容について -前書きにかえて- | |
第 I 部 | |
カトリックにおけるマリア観 | 熊田陽一郎 |
戦後のドイツ・カトリック教会の状況 -一九六〇-七〇年代を中心に |
シェーパース・ゲァハート |
カトリックの典礼音楽に見る東西文化の融合 | 新垣壬敏 |
第 II 部 | |
インド・ケーララ州の「聖トマス・キリスト教徒」 -「聖トマスの道」と「聖ペドロの道」 |
髙橋英海 |
フランシスコ・ザビエルのコミュニケーション原理の先進性について- | 吉村謙輔 |
外交史料集『通航一覧続輯』の特質 -フォルカード神父来琉記事の側面から |
木﨑弘美 |
奉教士人王徴 -東林派と天主教 | 葛谷 登 |
旧韓末における朝鮮のカトリック | イヒョンナン |
エレン・ケイ、本間久雄、そして米沢におけるキリスト教の普及 | 平田耀子 |
日本に悪い子はいない -フラナガン神父の日本訪問 | 今まど子 |
第 III 部 | |
日本を題材にしたイエズス会劇 | 竹中昌宏 |
不条理、そしてそれを超えるもの -シュティフターの『曽祖父の書類綴じ』を中心に |
戸口日出夫 |
イェイツの「動揺」 -カトリシズムへの誘いと拒絶 | 三好みゆき |
回心のフォルム -李家同の文体 | 山本明 |