人文科学研究所3.英国十八世紀の詩人と文化

(表紙カバーより)
本書中に多数の引用と言及が見えるJames Thomson の自然詩『四季』の1758年版〈春)に付して,ドイツ系の画家G.L.Crusiusが描いたもの。
春の田園の風物を背景に,それぞれ寓意を持つと思われる人物が配されている。
1988年3月30日発行
中央大学人文科学研究所 編 中央大学出版部発行
本体価格3,000円(税別)
ISBN 4-8057-5301-3
(A5版368頁)
I | 「大いなる眠り」への回帰 —A・ポープ作『ダンシアッド』についての試論 | 里麻 静夫 |
II | 牧歌から自然詩ヘ —世紀前半の詩法の変遷 | 森松 健介 |
III | ジェームズ・トムソン —『四季』 | 坂川 雅子 |
IV | 風景の変容 —ピクチュアレスクから,スポッツ・オブ・タイムまで | 川口 紘明 |
V | スコットランドの旅 —ジョンソンとボズウェル | 諏訪部 仁 |
VI | シェイクスピア批評の展開 —サミュエル・ジョンソンからS・T・コールリッジヘ | 上坪 正徳 |
VII | ロマンスと喜劇 —『分別と多感』の場合 | 松本 啓 |