人文科学研究所2.希望と幻滅の軌跡-反ファシズム文化運動

(表紙カバーより)
ジョン・ハートフィールドのフォトモンタージュ「ジュネーブの精神?資本の生きるところ,平和は生きられない!」1932年
1987年3月30日発行
中央大学人文科学研究所 編 中央大学出版部発行
本体価格3,500円(税別)
(A5判434頁)
第1章 | フランス・プロレタリア文学論争序説 | 高橋 治男 |
第2章 | 両大戦間フランスの政治的演劇 ?≪パリ労働者劇団≫と≪十月グループ≫をめぐって? | 相磯 佳正 |
第3章 | 亡命への演劇 ?ブレヒトとヴォルフに見る労働者階級との協働? | 五十嵐 敏夫 |
第4章 | フォトモンタージュの政治的機能 ?『A?I?Z』とジョン・ハートフィールド? | 石黒 英男 |
第5章 | フランス人民戦線の<文化革命>の一側面 ?有給休暇と<余暇の組織化>? | 広田 功 |
第6章 | <孤島>時期の上海 ?記録文学集『上海の一日』について? | 井口 晃 |
第7章 | 人民戦線思想とスターリン時代 ?覚書風に? | 酒井 昌美 |
第8章 | 道を求めて ?クラウス・マンの亡命への軌跡? | 斎藤 佑史 |
第9章 | ジョージ・オーウェルとイギリス共産党のスペイン戦争への対応 | 吉田 武士 |
第10章 | ヴェルモレルの『ジャンヌは我等とともに』について ?パリにおけるドイツ占領下の演劇統制の一例? | 橋本 能 |
第11章 | 第二次大戦初期のスタインベック | 大浦 暁生 |