Eventイベント

人文科学研究所

人文科学研究所主催公開研究会開催のお知らせ(「考古学と歴史学」チーム)

日程
2023年3月27日(月)13:30~16:30
場所
多摩キャンパス 3号館3351教室及びオンライン会議システム(Webex)のハイブリット形式
日程
2023年3月27日(月)13:30~16:30
場所
多摩キャンパス 3号館3351教室及びオンライン会議システム(Webex)のハイブリット形式
内容

2022年度 人文研公開研究会(考古学と歴史学チーム)/

学芸員白門会大会シンポジウム「博物館法改正と地域博物館」

 

【趣 旨】

 2023年4月から施行される改正博物館法では、これまでの社会教育法に加えて文化芸術基本法の精神に基づき、地域の多様な主体との連携・協力による文化観光等の活動を図り、地域の活力の向上に取り組むことが博物館に求められている。この影響を最も大きく受けることが予測される地域博物館では、今後どのような運営や活動が必要となるのか。博物館や文化財担当の現場に勤務する学芸員等の職員の視点から考える。

 

報告者1:中山 誠二 氏(帝京大学文化財研究所客員教授)

テーマ :「地域連携と今後の博物館ー南アルプス市◯◯博物館の取り組み」

要 旨 :博物館法の改正にともない、これまで法的に社会教育施設として位置付けられてきた博物館は、地域社会の多様な担い手との連携・協力による文化観光等の活動が求められるようになった。既に先駆的な取り組みを行っている山梨県の南アルプス市ふるさと文化伝承館の活動事例を通して、今後の地域博物館のあり方を考える。

 

報告者2:江口 桂 氏(東京都府中市ふるさと文化財課長)

テーマ :「文化財の保存・活用と今後の地域博物館」

要 旨 :本報告では、古代に武蔵国の国府が置かれた長い歴史と伝統ある町、東京都府中市における市街地化されたなかでの文化財の保存・活用の取組を紹介しながら、今後の地域博物館の果たす役割について考えてみたい。

 

報告者3:青木 裕美 氏(埼玉県立文書館学芸員) 

テーマ :「『博物館法改正と地域博物館』コメント」

要 旨 :中山誠二氏「地域連携と今後の博物館―南アルプス市◯◯博物館の取り組み」および江口桂氏「文化財の保存・活用と今後の博物館」への批評を行い、それを通して博物館法の改正を踏まえた地域博物館の課題と今後の展望について考え、討論のテーマを提起する。

 

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【次第】

13:30 開 会

13:30 趣旨説明 西川 広平 研究員(中央大学文学部教授)

13:35 改正博物館法の要旨 西川 広平 研究員

13:45 発表1「地域連携と今後の博物館ー南アルプス市◯◯博物館の取り組み」

      中山 誠二 氏(帝京大学文化財研究所客員教授)

14:30 発表2「文化財の保存・活用と今後の地域博物館」

      江口 桂 氏(東京都府中市ふるさと文化財課長)

15:15 「博物館法改正と地域博物館」コメント 

      青木 裕美 氏(埼玉県立文書館学芸員)

15:25 休 憩

15:35 パネルディスカッション

     (司会:西川 広平 研究員/パネラー:発表者・コメンテーター)

16:30 閉 会


【参加方法】

以下のGoogleフォームにてお申込みください。

参加申込フォーム

参加申込締切 3月25日(土)
 

【注意事項】
・スマホ、タブレットでの参加にはWebexアプリのダウンロードが必要になります。
・レクチャー中の録音・録画はお控えください。

<対面参加の注意事項>

・体調が優れない場合は参加を中止してください。 
・構内または研究会参加時は、十分な身体的距離(真正面を避け、1~2mの距離)の確保に努めてください。
・学内の滞在時間は最小限に止めてください。
・構内ではマスクを着用の上、こまめに流水と石けんを使用して丁寧に手洗いをするよう努めてください。  

 

参加費

無料

企画実施名義

主催:中央大学人文科学研究所「考古学と歴史学」チーム
   学芸員白門会