Eventイベント

人文科学研究所

人文科学研究所公開研究会開催のお知らせ(「近代中国の思想と社会」チーム)

日程
2019年11月27日(水)15:00~18:00
場所
多摩キャンパス 2号館4階研究所会議室1
日程
2019年11月27日(水)15:00~18:00
場所
多摩キャンパス 2号館4階研究所会議室1
内容

講 師:  黄 宝撰 準研究員 (北京大学歴史学系博士課程後期課程)


テーマ:「力当衆矢:張学良入主北平与蒋張携手化解攘東北軍活動」

 

要 旨:

1930年9月、中原大戦の「調停」により、東北軍は再び関内に進出した。その後、張学良は権勢の絶頂を極めたが、いくつかの重大な課題を解決する必要があった。第一に、華北が東北軍の勢力範囲に占める位置をどう定義するか。第二に、華北の統治体系をどう再建するか。第三に、東北軍および彼自身と日ソを含む各勢力の関係を再構築するか。張学良がこれらの難題の解決を試みると同時に、彼の打倒を図る諸勢力も行動を開始した。満洲事変の後、東北三省は日本に占領され、張学良打倒運動はいよいよ激しくなった。張学良と蔣介石が対応に苦慮する一方、熱河は次第に中日衝突の前線となった。内部を安定させるには、外敵を排除する必要があり、熱河を防衛するかどうかが張学良の命運を決する鍵となった。

 

使用言語:中国語(通訳なし)

 

コメンテーター: 内田 尚孝 氏 (同志社大学グローバル・コミュニケーション学部教授)

企画実施名義

人文科学研究所研究会チーム近代中国の思想と社会」