人文科学研究所イベント

人文科学研究所公開研究会開催のお知らせ

日程
2014年10月18日(土)15:00~18:00
場所
後楽園キャンパス 6号館4F 6413教室
講師
(1)小菅奎申 研究員 (法学部教授)
(2)南映子 研究員 (経済学部助教)

 
内容
テーマ: 「読詩会」

(1)要 旨:スコットランド・ゲール語による詩歌が、はたして本研究会の趣旨に合うのかどうか、定かではないが、ゲール語がどういう手触りの言語であり、その詩歌がどういう佇まいをしているかということを紹介させていただきたいと思う。山に寄せて詠まれた、趣の異なる詩歌を18世紀、19世紀、20世紀から各1篇ずつ、即ちダンカン・バーン・マッキンタイヤの「ベン・ドーライン頌歌」、ジョン・マクラハランの「ベン・ヒアンタに向かって」、ソーリー・マクリーンの「クーリン」の3篇である(――「ベン・ドーライン頌歌」と「クーリン」は長大な作品なので、さわりの部分だけにとどめざるを得ない)。(スコットランド)ゲール語について一言した後、それぞれの詩歌を口誦し、詩人と作品に関して手短なコメントを添える。

(2)要 旨:どんな分野であれ、革新が打ち出されるときには先行するモデルが意識されるのが常である。今回は、「川」という共通の主題をもつ、三つの異なる時代に書かれた四篇の詩を紹介する。メキシコで近代詩(poesía moderna)が書かれるようになるまでの流れを、それに先立つモデルニスモ(modernismo)、ロマン主義(romanticismo)の詩へと遡ってたどり、新しい世代が乗り越えようとした「古い」モデルの特徴を確かめてみたい。とりあげる詩人は、時代の新しい順にハビエル・ビジャウルティア、ハイメ・トーレス=ボデット(近代詩のあり方を模索した世代)、マヌエル・グティエレス=ナヘラ(モデルニスモの詩人)、イグナシオ=マヌエル・アルタミラーノ(ロマン主義の詩人)である。

主 催:人文科学研究所 研究会チーム「モダニズム研究」