国際水環境理工学人材育成プログラム

理工学研究所附属「世界水環境・水災害情報研究センター」の設置

2014年04月01日

理工学系研究者の戦略的研究活動を実施する研究機関として1992年に発足した中央大学理工学研究所に、2014年4月1日、世界水環境・水災害情報のアーカイブとこれを用いた土木工学分野における適用策に関する研究を推進する「世界水環境・災害情報研究センター」(以下「センター」)が設置されました。

このセンターは、 (1)国内初の「水環境・水災害情報アーカイブセンター」として、本学から世界へ情報発信すること、(2)国際的に活躍できる水環境・水災害専門研究者を育成すること、(3)最先端の水環境・水災害情報を用いた土木工学分野における適応策の研究を推進することを目的としています。研究は、理工学研究科都市環境学専攻としての取り組みに加え、すでに良好な関係を構築済みの国内の関係省庁、学会、研究所等とも連携して進められます。

センターは、(1)2010年度に文部科学省が創設した「日中韓等の大学間交流を通じた高度専門職業人育成事業(現)「キャンパス・アジア」中核拠点支援事業」である「国際水環境理工学人材育成プログラム」(以下「プログラム」)が水環境・水災害専門研究者の育成活動を支援すること、(2)中国、韓国、ベトナムタイ等のプログラム協定校関係者から情報提供や研究支援を得ること、(3)プログラムの第1期と2期の修了生2名(うち、1名留学生)が、研究者チームに準研究員として参加するなど、プログラムと密接不可分な関係があり、これまでの活動成果がここでも活かされます。