グローバル・パーソンを目指す
理工学部では、グローバルに活躍できる力を実践を通じて身につけることができる充実したプログラムを展開しています。 短期・長期の留学や国際会議での発表、また事前準備として語学力やコミュニケーション力向上のプログラムなど、皆さんの目標に沿った様々な活動にチャレンジすることができます。
-
1長期留学
全学部共通で行っている本学協定校を中心とした長期留学プログラム。 1年間または半期(セメスター)の留学を行い、現地大学の授業を受講します。 留学中に取得した単位は、本学の卒業単位として認定できます。
-
2短期留学
全学部共通で行っている本学協定校での短期留学プログラム。協定校での研修に参加、また国内での事前・事後研修も充実しています。
-
3グローバル
インターンシップ海外での調査研究アクティビティーを行う理工学部独自の短期海外留学プログラム。 数十種類あるメニューの中から、興味のある国・地域、テーマなどを選択し、実践的な活動経験を積むことができます。
4グローバル
スタディーズ
理工学部では「グローバルスタディーズ」という独自の海外研修プログラムを正課授業として展開しています。 ハワイやオーストラリア、上海などのプログラムにおいて約1週間から 4 週間の海外研修を行い、理工学部での学びにつながる外国語運用能力の向上や多文化理解への機会を得ることができます。
グローバルスタディーズ
参加者の声
-
シリコンバレー
研修変化し続ける
シリコンバレーでの学び土屋 香碧さん
電気電子情報通信工学科 2018年度入学
-
西オーストラリア
研修「世界一美しい街」への
理系留学沖本 純平さん
精密機械工学科 2015年度入学
土屋 香碧さん
電気電子情報通信工学科 2018年度入学
東京都立両国高校出身
シリコンバレー研修
期間 2018年8月29日~ 9月4日
場所 アメリカ合衆国カリフォルニア州
大学1年の夏季休暇を利用して「グローバルスタディーズシリコンバレー研修」に参加しました。AppleやFacebookといった有名企業のほか、スタンフォード大学や数々の創業支援施設が拠点を置くシリコンバレーを視察するという、理工学部生ならではのプログラムです。有名企業の社内見学や、現地で働く方々との話し合いを通じて、シリコンバレーの実態を知ることができました。研修には中大生のみならず、複数の他大学の学生も参加します。なかにはすでに起業している学生や、大学1年次からインターンシップに参加している学生がいたため、よい刺激を受けました。
このプログラムの魅力は、現地で働く方々と直接お話ができる点にあると思います。投資家や起業家、現地の学生と対話する機会が設けられ、質問や相談をすることができます。起業や投資に関する知識を得るとともに、働き方や考え方といった、経験から生まれた知恵をお聞きすることができ、貴重な体験になりました。私は数少ない女子の理工系人材として、将来に対してさまざまな不安を抱えていました。しかし、現地で働く日本人女性との話し合いを通じて、世界中の人々と対等に仕事をするためのアドバイスをいただき、将来に対して希望がもてるようになりました。
シリコンバレーを視察して気づいたことは、現地の方々は効率性を第一に考え、新しいアイデアや働き方を模索しているということです。たとえば、「Plug & Play」といったインキュベーション施設では、資金面・活動面などからスタートアップをスムーズに支援し、テクノロジーの活性化を可能にしています。また、数々のコワーキングスペースがあり、他企業の同業者と刺激し合うことで、よりよいモノを生み出す環境が整っています。悪天候の日は在宅勤務をする人も多く、仕事のパフォーマンス向上が重視されています。
この研修を通して、私は英語の重要性を痛感するとともに、現地の方々の自由でイノベーティブな活動に魅力を感じ、学生のうちに英語を上達させ、将来は世界中の人々と仕事をしたいという意志が強くなりました。
起業に興味がある学生のみならず、将来のビジョンを少しでも明確にしたいと考えている学生は、ぜひこのプログラムに参加することをおすすめします。「たくみ奨学金」という海外活動をする理工学部生対象の奨学金もあるため、そちらも合わせて検討してみるとよいと思います。
沖本 純平さん
精密機械工学科 2015年度入学
私立青稜高校出身
西オーストラリア研修
期間 2017年2月10日~ 3月12日
場所 オーストラリア西オーストラリア州
私は、2017年2月から3月にかけて、オーストラリアのパースで行われたグローバルスタディーズに参加しました。パースは豊かな自然と西欧風の建物のコントラストが素晴らしく、「世界一美しい街」と言われています。一方で、利便性や教育面も優れており、このプログラムでは、オーストラリアの名門大学UWAで学ぶことができます。
具体的なスケジュールとしては、午前中に語学学校で英語の授業を受け、午後にはUWAの講義を実際に受けるほか、現地学生とのグループワークに参加します。午後の授業のグループワークは、ユニークなものが多く、ストローと接着テープのみで荷重に耐えられる橋を作ったり、マシュマロと茹でる前のパスタのみを使って耐震性の優れた建造物を作ったりしました。それぞれのグループワーク後には、現地学生が成功、失敗の理由などを英語で説明してくれます。
私は今年の夏からカナダへの交換留学を控えているため、今回の留学を通して、現地学生との会話に対する自信がつき、一方で課題も見つけることができました。この経験を最大限生かせるよう、交換留学の準備を進めていきたいと思います。
-
1特別英語
TOEIC などの英語検定試験を視野に入れた授業で、問題形式に慣れ高得点獲得を目指すだけでなく、検定試験対策にとどまらない英語力全体を伸ばします。
-
2グローバル
人材論 I/IIグローバル化が進む現代社会において、ビジネス業界で何が起きているか、社会でどのような人材が必要とされているかを学びます。異文化コミュニケーションや多文化理解を学びながら、将来活躍できるグローバル人材として必要なスキルを身につけます。
-
3英語
コミュニケーション英語のネイティブ・スピーカーによる少人数制の授業で、より高度なコミュニケーション能力向上やTOEFL、TOEIC受験を視野に入れた英語力を身につけます。
これらの科目以外にも、英語運用能力や
グローバルな視点を養う取り組みをしております。
詳しくはこちら
理工学部では、学業や研究に熱心な学生を一人でも多くサポートできるよう、
中央大学独自の奨学金のほかに、海外活動をサポートする学部独自の奨学金を給付しています。
理工学部・ 理工学研究科 たくみ奨学金 |
金額 | 3~10万円(留学先地域により異なる) |
---|---|---|
給付期間 | 半年(1学期間) | |
募集人数 | 若干名 | |
対象 | 海外において留学や研修などの諸活動により、本奨学金の目的にふさわしい実績をあげることが期待される学生 |
理工学部 留学プログラム 給付奨学金 (短期留学) |
金額 | 3~10万円(留学先地域により異なる) |
---|---|---|
給付期間 | 1年間(再出願可) | |
募集人数 | 若干名 | |
対象 | 理工学部独自の留学プログラムを通じ、海外において留学や研修などの諸活動により、本奨学金の目的にふさわしい実績をあげることが期待される学生 |