商学部 5つのプログラム科目

スポーツビジネスに興味がある!! SPORTS BUSINESS PROGRAM

将来はグローバル社会で活躍したい!! GLOBAL PROFESSIONAL PROGRAM

地域社会を牽引するビジネスイノベーターになりたい!! SOCIAL ENTREPRENEURSHIP PROGRAM

公認会計士になりたい!! ACCOUNTANT PROGRAM

金融のスペシャリストになりたい!! FINANCIAL SPECIALIST PROGRAM

商学部では、将来のキャリア形成に直結する実践的な学修ができる5種類の「プログラム科目」を設置しています。

プログラム科目とは、スポーツ・ビジネスや海外企業へのインターンシップ、地域の課題解決を目的とした商品・サービス開発に直接挑戦できるPBL型の講座であったり、公認会計士などの職業会計人やファイナンシャルプランナー、証券アナリストなどの資格取得を目的とした講義など、自身のキャリア形成に直結する実践的な学修ができる科目です。なお、プログラム科目は学科を問わずフレックスPlus1・コース所属の学生が優先的に学ぶことができます。履修者の状況によってはフレックス・コースの学生も履修可能です。※PBL : Project Based Learning

【フレックス・コース】と【フレックスPlus1・コース】とは?開く
  • 中央大学商学部には、経営学科、会計学科、国際マーケティング学科、金融学科の4学科があり、各学科にフレックス・コースフレックスPlus1・コースを設置しています。いずれのコースも1~6時限の授業の中でフレキシブルに時間割を組むことができます。

  • フレックス・コース

    英語6単位、第二外国語6単位の12単位必修。

    フレックスPlus1・コース

    英語か第二外国語の中からいずれかを選択し6単位必修。

    フレックス・コースよりも外国語の必修単位数が6単位少ない分、プログラム科目などの他の科目を履修することができます

フレックスPlus1・コースでも希望者は2つ目の外国語を履修することが可能です。修得単位は卒業単位に含まれます。

フレックスPlus1・コースは、一般選抜(学部別選抜)と特別入試(指定校推薦入試、附属高校推薦入試など)で募集しています。

スポーツ・ビジネス・プログラムSPORTS BUSINESS PROGRAM

スポーツ・ビジネスに関する諸問題を学ぶことで、スポーツ・ビジネスにおいて解決すべき課題を発見し、グループワークで情報収集・分析しながら、課題解決策を考案していくプログラムです。課題の解決に向けては、サッカークラブのフロントの方々やスポンサー企業様と直に接しながら作業に取り組ことになるため、スポーツに限らず将来ビジネスシーンで活躍するために必要なスキルやマインドを最前線で学べることも大きな特徴のひとつです。
2020年度より、ドイツブンデスリーガなど海外サッカークラブでのインターンシップを目的とした講座、グローバル・スポーツ・ビジネス・キャリア(明治安田生命協賛講座)も開講します。

スポーツ・ビジネス・チャレンジ
演習/実習

(明治安田生命協賛講座)

スポーツ・ビジネスを
実体験できる

Jリーグ入りを目指すサッカークラブと提携し、ホームゲーム運営に関するスポンサー営業、広報、イベント企画、飲食店誘致について、課題を特定し、ホームスタジアム集客のためのソリューションを考案します。 これまで、ビジネス・チャレンジ演習/実習として、東京23FC(関東サッカーリーグ)のホームゲーム1試合での観客動員5,000人を目指し学生が主体となって企画・運営に挑戦しました。
2020年度~2021年度は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、従来の観客動員をめざす企画は見送りとなりました。そこで目標を「東京23FCの認知度・好感度向上」に変更し、インターネットやメディアを活用したプロモーションを実施しました。

Jリーグ・ビジネス論

(明治安田生命協賛講座)

スポーツ・ビジネスの
舞台裏へ

実際にJ1やJ2などのプロリーグに所属するサッカークラブにおいて営業、企画、広報などを担当している責任者の方に、サッカー・ビジネスの実務を講演していただきます。本講座では、主として在関東のJ1とJ2に所属する12のサッカークラブの実務担当者に出講いただき、それぞれのクラブの地域特性、スポンサー特性、サポーター特性などを踏まえつつ、営業、企画、広報の観点からその具体的な実務の内容を講演していただきます。さらに、2019年度からJリーグのチェアマンからも講演していただいております。

Message

商学部 商業・貿易学科* 2002年卒業

*2022年4月より国際マーケティング学科に変更

浦和レッドダイヤモンズ 株式会社 広報部

星野 高明さん

スポーツビジネスのリアルに触れることのできる、貴重な講座

みなさんは、スポーツビジネスに対してどんなイメージを抱かれているでしょうか。

メディアを通して伝わるイメージは、もしかしたら華やかな業界・仕事に映っているかもしれません。事実、選手のインタビュー映像に私が映り込んだりすると、友人などから「見たよ」と声をかけられることがあります。例えばこんなシーンからも、「なんか楽しそう」というイメージを漠然と抱く方がいらっしゃるかと思いますが、こうしたシーンはスポーツビジネスのほんの僅かな一面を捉えているに過ぎません。

スポーツをビジネスとして成立させるためには、他のビジネスと同様に、様々な職種や役割があり、多くのスタッフの地道な努力とその成果が必要となります。

スポーツビジネスを志すみなさんにはこの講座を、「スポーツが好き」というモチベーションに、スポーツ業界において「どんな仕事がしたいのか」というビジョンを描き添えるきっかけとして活用していただきたいと思います。

グローバル・スポーツ・ビジネス・キャリア

(明治安田生命協賛講座)

最先端のスポーツ経営
ノウハウを学ぶ

2020年度より、世界のサッカーリーグの中でも最も経営的に成功しているといわれるドイツのブンデスリーガ。その1部に所属の【フォルトゥナ・デュッセルドルフ】と提携して、1週間ドイツに滞在し、サッカークラブ経営の最先端を学ぶことができます。 なお、渡航に際しては明治安田生命相互会社様からの奨学金が給付されます。加えて商学部チャレンジ奨学金(給付型)へのエントリーも可能で参加に対するサポート体制も整えています。

グローバル・プロフェッショナル・プログラムGLOBAL PROFESSIONAL PROGRAM

多様な価値観、文化、習慣、課題を理解することで、英語や第二外国語の学びを深化させ、語学力を活かして海外インターンシップや国内外の実態調査に積極的に参加します。

グローバルキャリア

(タイ/ベトナム/オーストラリア/モンゴル)

海外のリアルな
価値観に触れる

「グローバルキャリア」では、海外企業でのインターンシップに参加します。旅行や留学では得られない経験をすることができ、将来の可能性が大きく広がります。 「グローバルキャリア/タイ」では、タイ流通業者大手 CP-ALL およびその関連会社に行き、ASEAN の中心地バンコクにおいてグローバル企業の最前線に触れます。海外での仕事を通じて多様な価値観、文化、習慣、課題を理解するとともに英語での業務に挑戦します。講義・演習では、英語での自己 PR 等インターシップで必要となるスキルを身につけ、タイの文化や慣習等も事前学習します。このタイでのプログラムは、商学部・経済学部とタイ PIMとの機関間協定によって実施されています。 現在タイ以外にもベトナム・オーストラリア・モンゴルへのインターンシップを展開しており、それぞれ特徴のあるプログラムを用意しています。  ※ PIM = Panyapiwat Institute of Management(CP-ALLが運営する大学)

GLOBAL CAREERThailand

GLOBAL CAREERVietnam

Voice

秋山さん

グローバルキャリア/ベトナム 参加

商業・貿易学科* フレックス・コース 2018年入学

*2022年4月より国際マーケティング学科に変更

秋山 真璃さん

現地で行ったこと

夏休みの10日間、ベトナムホーチミンにある日系電気機器メーカーのインターンシップに参加しました。ベトナムで現地学生とともにチームを構成し、企業から与えられた課題解決のために、現地での市場調査(フィールドワーク)を経て、プレゼンテーションを行いました。

身についたこと、成長したこと

異国の慣れない環境のなか、限られた期間での施策立案は非常にハード。現地学生とのやりとりも最初は不安がありましたが、英語のミスを恐れず笑顔で会話を続けたことが信頼につながったと感じています。またベトナムで働く日本人の方との座談会を通じ、働き方に正解はなく、すべて自分次第なのだと確信。様々な学びを得たなかでも「アジアで働きたい!」という自分の 「WANT」を実現するための勇気を得られたことが一番の収穫です。

ソーシャル・アントレプレナーシップ・プログラムSOCIAL ENTREPRENEURSHIP PROGRAM

地域社会が解決すべき課題を適切に特定し、関連する情報を収集し、効果的なビジネス・ソリューションを考案するとともに、課題解決の実現に向けたイノベーションに挑戦します。

  • ソーシャル・アントレプレナーシップ・チャレンジ【檜原村】

    檜原村を訪れる男性登山客をターゲットに、家族への土産物として選んでもらえるような新たなチョコレート土産を開発・販売しました。また、村に伝わる「伝統信仰(オオカミ信仰)」の継承のために、オリジナル御朱印帳も制作・販売しました。

  • ソーシャル・アントレプレナーシップ・チャレンジ【小菅村】

    主伐期を迎えたタイミングの木を活用することで、次の若い木を育てて森林の働きを循環させることを目的に、小菅村の木材を利用した「木製骨壺」を企画・制作しました。また、規格外野菜のロスを解消するために、キッチンカーを出店しオリジナルタコライスを販売しました。

  • ソーシャル・アントレプレナーシップ・チャレンジ【丹波山村】

    コロナ禍における特産品ロスの解消、また新型コロナウイルスが落ち着いたころに来村するきっかけをつくることを目的に、村の特産品と温泉入浴チケットがついたコラボセットを企画・販売しました。また、村に伝わる伝統作物である地芋の生産を継続させるため、じゃがいもソフトクリームを開発・販売しました。

アカウンタント・プログラムACCOUNTANT PROGRAM

公認会計士などの高度職業会計人を目指す学生のためのプログラムです。授業では基礎から応用、さらに職業会計人として働く上での専門的・実践的な内容についても理解を深めます。

関連する資格

会計士、税理士、簿記一級、国税専門官 など

Message

2017年度  公認会計士試験合格

会計学科フレックスPlus1・コース2020年卒業

石橋 滋さん

学部の授業の中でも公認会計士試験に関連する学修ができ、効率的に合格することができました

公認会計士試験の合格を目標に、商学部会計学科を志望しました。出願する段階で、プログラム科目はフレックスPlus1・コースの学生が優先履修だと知っていたので、迷わず会計学科フレックスPlus1・コースを選択しました。入学後には、経理研究所での学びと合わせてアカウンタント・プログラムを履修しました。優秀な仲間にも恵まれ、2年次で合格することができました。

現在は、監査法人でのインターンに加えゼミ活動(国際会計基準)に力を入れています。将来はグローバルに活動したいので、まずは来年ハワイに短期留学する予定です。

公認会計士は、監査のみならず企業の新たな挑戦をバックアップすることもあります。知識欲のある人や新たなチャレンジにわくわくする人には向いている職業だと思います。興味がある高校生は迷わず挑戦することをおすすめします。

ファイナンシャル・スペシャリスト・プログラムFINANCIAL SPECIALIST PROGRAM

ファイナンシャル・プランナーや証券アナリストに興味のある学生を対象に、資格試験対策はもとより、経済や企業の分析や資産運用など社会で役立つ専門知識の習得を目指したプログラムです。

関連する資格

FP(ファイナンシャルプランナー)、証券アナリスト など

Message

経営学科フレックスPlus1・コース 2018年卒業

三井住友DSアセットマネジメント株式会社 勤務

芳村 俊平さん

金融スペシャリスト・プログラムでの実践的な学びは就職活動においても充分に活かされました

会社を経営する父の影響から経営学科を選択し、企業分析に興味を抱いたのですが、「金融論」の履修をきっかけに金融にも興味を持ちました。金融スペシャリスト・プログラムを履修したのは、それらをより実践的に学びたいと考えたからです。

このプログラムは講義で学んだ理論を実際の分析に応用するアウトプットの場を提供してくれました。また、他にも先生方に勧めていただいた証券アナリスト試験やCFA Research challenge というアナリストレポートを作成する大会などを通じて多くのことを学びました。それらから得た知識や経験は就職活動において大きなアドバンテージとなり、現在は希望を叶え資産運用会社でアナリスト業務に携わっています。

中央大学商学部は、様々なことにチャレンジできる環境が整っているので、是非たくさん挑戦し将来の目標を見つけてください。

※現在は「マネー&ファイナンス入門」として開講しています。