保健センター
各種感染症に気をつけましょう
2023年07月03日
学生・教職員の皆様へ
新型コロナウイルス感染症について、感染症法上の位置づけが「2類相当」から「5類」へと移行されてから2ヵ月が経過しようとしています。東京都が発表している専門家による最新のモニタリング分析として、定点医療機関当たりの患者報告数は、依然として高い傾向にあります。
※6月29日公表分のデータによると、定点医療機関当たりの患者報告数は、6.22人/定点となっています。「5類」移行前の5月7日は1.41人/定点だったので、約4.4倍です。
※本学の感染者数も同様に、増加傾向にあります。4月は155名、5月は261名、6月は457名と増加しています。特に、6月は、サークル活動や友人からの感染(私的な外出)による感染が目立ちました。
新型コロナウイルス感染症の類別が変更されたからといって、感染症がなくなったというわけではありませんので、日頃から、体調の変化には留意し、少しでも体調不良を感じたら、かかりつけ医や最寄りの医療機関などに相談・受診するよう心掛ける必要があります。また、現在はインフルエンザ等の感染症も流行しており、新型コロナウイルス感染症との同時罹患にも注意をする必要もあります。
各種感染症の予防・拡大防止には、手洗い、3密回避、換気、マスクの適切な着脱等の基本的な感染対策が有効です。特に、学生の皆さんにおかれましては、7月中旬以降は前期・春学期試験が実施されます。日頃の学修の成果を発揮できるよう、引き続き、体調管理も万全に行ってください。