学生相談室新着ニュース

2021年02月03日

学生の皆さんへ【学生相談室からのメッセージ Vol.9】

 

学生の皆さんへ

 

 もうすぐ春休みですね。2021年、皆さんはどんな気持ちで迎えられたでしょうか?新型コロナに振り回された2020年、オンライン授業や例年にないレポート量だったり、サークル活動やアルバイトが制限されたり、とこれまでとは全く変わった生活となった中、なんとかこの1年を生き延びた自分を、まず褒めてあげてくださいね。

 

 学生相談室ではコロナ禍に所以する相談も増えました。リアルでの関わりが減り、周りの状況を実際に目にできない分、SNSを見ていると自分と比べて周りがキラキラに見える、自分だけうまくいってないのではと不安になる、気持ちが落ち込む、イライラする、眠れない、集中できない、食欲がでない等の相談を多く受けます。不安の多くは、よくわからない状況、先が見えない状況等で高まります。新型コロナの終息が見えない中、不安が高まるのは当然かと思います。

 

 私自身、病院でも感染予防のためスタッフも「孤食」が推奨され、プライベートでも友人と食事や旅行に行けない等、今まで普通に出来ていたことが制限され、少なからずストレスが増えました。そんなとき患者さんに、自宅でできる無料のエクササイズアプリを教えてもらって始めたり、土鍋でごはんを炊いてみたり、行ったことのなかったお店のテイクアウトを食べてみたり、と今まで思いつかなかったこと、時間がないからと先延ばしにしていたこと、コロナ禍だからこそできるようになったこと等を少しずつ始めてみています。エクササイズは軽くアドレナリンが出て、だるい朝に、やる気スイッチが入るのでお勧めです。楽器を始めた友人もいました。ネットには、スポーツや楽器、料理、その他、色々な無料で見られるHOW TOサイトも増えているので、興味があることを始めてみるチャンスかもしれません。

 そして「こんなこと始めたんだ」という新しい挑戦や、「昨日こんなの見つけたよ」という小さな発見などを、ぜひ大学の友人や地元の友人、遠くに住む家族等とシェアしてみてほしいです。孤立しやすい状況の中、何らかの形で周囲とコミュニケーションを取り続けることは、不安の軽減に役に立ちます。孤立してそうな友人がいたら、ぜひ声を掛けてあげてください。小学生の甥っ子は、ジュースとお菓子でオンライン飲み会をしているそうです(笑)。オンライン飲み会のみならず、オンラインランチなどもありかもしれませんね。

 

ある程度は規則正しい生活を送る、気持ちが辛くなるニュースからは距離を置く等も気にしながら、ピンチをチャンスにできると信じて、コロナ禍が明ける日まで一緒に頑張っていきましょう。それでも辛くなった時はいつでも学生相談室に連絡をください。スタッフは、困ったときにはいつでも力になりたいと思っています。

 

学生相談室 嘱託精神科医 藤本