学生相談室新着ニュース

2020年09月14日

学生の皆さんへ【学生相談室からのメッセージ Vol.5】

学生のみなさんへ

 

 コロナ禍の夏休みとなりましたが、学生のみなさんはどう過ごされているでしょうか。本来であれば大学生でにぎわっているはずの構内は、ほとんど人とすれ違うことがなく閑散としており、もの寂しさを感じます。現在、実家で過ごしている人も、一人暮らしをしている人も、寮生活を送っている人も、気軽には大学構内に入ることが出来ません。貴重な大学生活をほとんど自宅で過ごすことになってしまい、大学で学ぶことの意味、学生であることの意味に悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

 

 また、後期もオンライン授業が継続されることになりました。前期だけなら頑張れていたけれど、後期も…となると気が滅入ってしまう人もいると思います。オンラインならではの良さもあるかもしれませんが、人と相対することで得られる貴重な体験もあります。その貴重な機会をウイルスという自分の力だけではどうしようもないものに奪われて、理不尽な思いを抱いていることでしょう。

 

 コロナ禍の今、このような悩みや理不尽な思いを抱くことはおかしなことではありません。辛い状況だからこそ前向きに考えよう、新しい生活様式へ移行しよう、と言われても、すぐに気持ちを切り替えられないことがあるのも当然です。それでも「このような状況なのだから仕方がない」と思いながら自分をどうにか納得させて、少しでもストレスを発散するために様々な行動をしている人も多いことでしょう。

 

 でも、どう頑張っても身体や心に溜まった疲労感や不全感、ストレスを拭いきれないことがあります。そのような時は、自分が今出来ている当たり前のことに目を向けて、思い切り自分を褒めてみませんか? 例えば、朝すっきりと目が覚めた、ご飯をおいしく食べられた、挨拶ができた、コンビニの店員にお礼が言えた、部屋の掃除ができた、ちょっと運動できた、外国語の単語を1個覚えたなど、どんなことでも構いません。コロナ禍になって、出来ないこと、出来なくなったことには簡単に目を向けられます。だからこそ、今この瞬間に出来たこと、出来ていることにあえて目を向けて、それが出来ている自分を褒めてあげましょう。自分を自分で褒めることは、自分に自信を持たせることにもつながります。人となかなか会える機会が少なくなっている今だからこそ、自分で自分のことを大切にしてください。

 

 それでも抱えきれないものは、一人で抱え込まずに人に話して吐き出しましょう。話すことですべてが解決するわけではありませんが、思いを吐き出すことで楽になることもあります。身近な人に話すのは気が引ける、話せる人がいない、いろんな人に話を聞いてもらいたい、出来ていることが見つからない、などと思ったら、気軽に学生相談室にお電話ください。

 

 

2020年9月14日

学生相談室  心理カウンセラー 廣川 あすか