学生相談室新着ニュース

2020年06月11日

学生の皆さんへ【学生相談室からのメッセージ Vol.3】

学生の皆さんへ

 

 新しい年度が始まりましたが、講義はオンライン、大学構内には入れない、という形でのスタートでした。6月に入って構内には許可があれば入れるようになるなど少しずつ緩和されてきましたが、まだまだ自由に動ける状況ではありません。

 

 学生のみなさん、今、どんな生活を送っていますか?

ほぼ一方方向の講義の連続、課題の提出、友達と会えないこと、サークル活動ができないこと、アルバイトができないための経済的問題、さらにこういう状況の中での就職活動、少し考えただけでも様々なストレスにさらされていることと思います。

私のところにも、「講義内容がわからない」「課題が多くて間に合わない」「友達と会えないことで関係が変わりそうで心配」こんな声も聞こえてきています。とくに1年生の方々は、これから初めての試験を迎えることに大きな不安を感じているのではないでしょうか。こうした状況の中、ついつい、現実逃避をして長時間ゲームをしてしまう、スマホで動画など観ているうちに時間がどんどん過ぎてしまう、自分の思いとは裏腹にだらだらした生活になってしまっている、つい、食べてばかりで太ってしまった、などという人もいるのではないかと思います。一人暮らしの方は、話し相手もなくて気を紛らわすのも難しいことでしょう。また、家で家族と一緒に過ごしている人も、いつも以上に家族との関わりが増え、それがストレスになっている人もいるのではないかと思います。

 

 青年期は、家族との関係が子供の頃とは変化していく時期でもあるのです。そのため、一緒にいる時間が長くなることで、思わぬイライラや諍いなども起こりがちです。共に生活する人とのいざこざは、実に気の滅入るものです。さらに、最近はメディアでも「コロナ鬱」「コロナブルー」などが取り上げられています。先の見通しの立たなさ、感染の不安、自粛生活のフラストレーションからの不安、焦り、落ち込み、不眠などの症状が出ると言われています。

対処法は、体を動かすことや、コロナの報道を見過ぎないこと、明るい見通しをイメージすること、などが効果があると言われています。そしてやはり、ほかの人と話すことの効果は大きいでしょう。幸い、外出制限は緩和されてきています、もう、直接友達と会う機会を持っている人もいることでしょう、また、もし会えなくても、電話やメール、ライン、Zoomを利用する、などで、家族以外の人とコミュニケーションを取る機会を作ることをお勧めします。

 そうは言っても近所に友人がいない、電話やメールしては迷惑かなと遠慮してしまう、という人も少なくないかと思います。そんなときはぜひ、相談室に電話してください。勉強のこと、体調のこと、友人関係、家族関係、どんなことでも結構です。気軽に電話してくださいね。

 

2020年6月11日

学生相談室 心理カウンセラー 奥田良子