iTLが求めるのは論理的思考力
「数学が苦手なので情報系の学部に進学しても良いか不安です」という声をよく聞きます。もちろん、”高度な”プログラミング技術を修得するためには、数学の知識は大きな武器になるでしょう。しかし、iTLが求めているのは、数学の知識よりも「論理的思考力」です。iTLではプログラミングを基礎から学びますが、物事を順序立てて考えることができれば、プログラミングは上達します。文系出身であっても理系出身であっても、プログラミングに関してはスタート地点は同じ。事実、文系出身の先輩もプログラミングの技術を修得できています。
情報という切り口で社会課題を解決したい、社会に貢献したいと考える方は是非iTLの門を叩いてください。
国際情報学部が求める人材
本学部が掲げる「『情報の仕組み』と『情報の法学』の融合」の理念に共感し、かつ一定の高い基礎学力を持つ知的好奇心が旺盛で行動力のある以下の人材を求めます。
- ●グローバルな情報社会に強い関心を持ち、様々な分野の人々と協働しながらより良い社会を実現したいと考える人材
- ●ICTを活用したシステムやサービスを提供し、社会の発展に貢献したいと考える人材
- ●今日の国際問題・社会問題を解決するために、新たな仕組みやルールを構築したいと考える人材
- ●自分とは異なる意見にも真摯に耳を傾け、また説得してまとめ上げ、一つの目標に向かって全員で努力することを厭わない人材
- ●夢と思われていた近未来の世界を、自分の力で実現したいと願う人材
入試方式 | 試験科目 | 出願期間 | 試験日 | |
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一般入試 | 外国語(英語)、国語(「現代文」のみ) | 2021年1月5日(火) ~1月25日(月) |
2月11日(木) | |
英語外部検定試験利用入試 | 個別試験 | 一般入試の国語(「現代文」のみ) | 2月11日(木) | |
英語資格・検定 | 2019年1月1日以降に実施された、次のいずれかの要件を満たすことを出願資格とします。 1. TOEFL iBT® 56以上(MyBestスコアは対象外) 2. TOEIC®L&R及びTOEIC®S&W 合計850以上 3. IELTS(アカデミック・モジュールに限る) 4.5以上 4. 実用英語技能検定(英検CBT、S-CBT、S-Interview含む)CSE2.0 スコア2300以上(各技能500 以上)(受験級は準1級、1級に限る) 5. TEAP(R/L+W+S) 300以上※ 6. GTEC(CBTタイプに限る) 1050以上 7. ケンブリッジ英語検定試験 B2 First(FCE)、C1 Advanced(CAE)、C2 Proficiency(CPE) のいずれか ※各受験回の合計点のみを有効とする。複数回受験した場合でも、各技能の最高点の合算は行わない。 |
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大学入学共通テスト利用入試単独方式 | 3教科型 (前期選考/後期選考) |
外国語(英語) 国語 地歴公民(「世界史B」、「日本史B」、「地理B」、「現代社会」、「 倫理」、「政治・経済」、「倫理、政治・経済」)または数学(「数学Ⅰ・数学A」、「数学Ⅱ・数学B」、「情報関係基礎」) |
〈前期〉 2021年1月5日(火) ~1月15日(金 〈後期〉 2021年3月1日(月) ~3月11日(木) |
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4教科型 (前期選考のみ) |
外国語(英語) 国語 地歴公民(「世界史B」、「日本史B」、「地理B」、「現代社会」、「倫理」、「政治・経済」、「倫理、政治・経済」) 数学(「数学Ⅰ・数学A」、「数学Ⅱ・数学B」、「情報関係基礎」) |
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大学入学共通テスト利用入試併用方式 | 大学入学共通テスト | 外国語(英語) 地歴公民(「世界史B」、「日本史B」、「地理B」、「現代社会」、「倫理」、「政治・経済」、「倫理、政治・経済」)または数学(「数学Ⅰ・数学A」、「数学Ⅱ・数学B」、「情報関係基礎」) |
2021年1月5日(火) ~1月25日(月) |
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個別試験 | 外国語(英語) | 2月11日(木) |
一般入試

千葉県立幕張総合高等学校出身
iTLの一般入試は「国語(現代文)」と「英語」の2教科です。「国語(現代文)」の勉強の際には、主語となる名詞を囲い、場面や視点の切り換えとなる逆接にはマークを付けるなど工夫し、文章構成の全体像を把握することに努めました。演習問題に取り組む際には、設問に対する解答を導き出すだけではなく、なぜ自分がその解答を導き出したのか、再度文章・設問を読み返すことを意識していました。私が受験したときはまだ過去問がなく、中央大学の他の学部の過去問を参考にしましたが、そこで気付いたのは、漢字や慣用句の配点が意外に高いことです。私は漢字にやや苦手意識があったため、毎日30分ずつ漢字の勉強を繰り返しました。iTLの入試でも他の学部と同様に漢字の問題が出題されたので、毎日の積み重ねが合格に繋がったのだと思います。
私は自宅から高校まで30分間の電車通学だったので、その時間は英単語の勉強の時間に充てました。英語の長文読解には文法も大切ですが、語彙力があれば、読解のスピードも上がります。すき間時間の有効活用が基礎学力向上の一助になるはずです。
中央大学の問題は基礎的な問題が多いと感じます。その分時間配分のミスやケアレスミスによって差がついてしまいかねません。過去問や模試に臨む際には、この点も意識してみてください。
大学入試センター試験利用入試併用方式
(2021年度より「大学入学共通テスト利用入試併用方式」)

啓明学園高等学校出身
大学入試センター試験利用入試_併用方式は、一般入試(個別試験)の「英語」(150点)、センター試験の「英語」(200点)と「地歴公民・数学のいずれか1科目」(100点)の合計点数で合否が決まります。450点満点のうち350点が「英語」なので、「英語」が得意な人にはおすすめの入試方式です。
私はこの入試方式での合格を目指し、「英語」は満点を取るつもりで学習を進めました。私にとっては、文法問題が鬼門で、満点に近い点数を取るための障壁でしたが、様々な参考書や過去問を用いて克服しました。私が受験した当時のiTLはまだ新設学部で、過去問が一切ありませんでしたが、解答方式が全てマークシート形式であることが「受験案内(募集要項)」に記載されていたため、マークシート形式の入試を実施している中央大学の他学部や他大学の過去問を繰り返し解いて対策をしました。
センター試験では「英語」以外に選択科目を一つ受験しなければいけません。私は最も得意科目であった「世界史」を選択しましたが、歴史の流れや用語を暗記しただけでは高得点を取ることは難しく、問題を解くという演習が重要であったため、ひたすら過去問を解いて対策しました。
受験生の皆さんには、過去問を用いてマークシート形式に慣れていただき、受験に臨んでほしいと思います。
大学入試センター試験利用入試単独方式
(2021年度より「大学入学共通テスト利用入試単独方式」)

長野県立飯田高等学校出身
私はセンター試験の「国語」、「英語」、「地理」、「数学」を使って大学入試センター試験利用入試_単独方式4教科型で合格しました。共通テスト対策で一番力を入れていたのは英語です。私は元々理系学部志望だったため、「地歴公民」ではなく理系にも大切な「英語」をしっかり対策しました。「英語」は、語彙力や文法に関する知識等、やればやるだけ点が取れるので、全科目の中で「地歴公民」と並んで安定すると思います。
「数学」に苦手意識のない人には、3教科型と4教科型の両方に出願することをおすすめします。iTLは情報を学べる学部ではありますが、センター試験利用入試単独方式の3教科型は文系科目のみで入学できるため文系出身の学生が多いです。「数学」が必須の4教科型は3教科型よりも倍率は低く、合格しやすいと思います。「数学」を他の大学の受験等でも使うようなら「数学」の試験対策もしっかりやり、「数学」で高得点を取ることで周りに対して大きなアドバンテージを得ることができると思います。
センター試験は「大学入学共通テスト」に変わりますが、iTLは受験科目の変更がないので、準備しやすいと思います。自分の志望する大学・学部の受験に必要な科目が何か、どのような対策を打てばより有利に受験を乗り越えることができるか、自分の状況と照らし合わせて考えると良いと思います。