情報技術の進歩で浮かび上がる
課題の解決が、iTLの学び
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流出だけじゃない?
個人情報が私たちに
不利益をもたらす?石井 夏生利/国際情報学部教授
■情報法、個人情報保護法
■主な担当科目:情報プライバシー権法
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AIの可能性が
広がっていく未来。
人とAIは
共存できるのか?飯尾 淳/国際情報学部教授
■研究分野:感性情報学・ソフトコンピューティング
■主な担当科目:プロジェクトマネジメント
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AI・IoT時代の
サイバー攻撃は
AIが止めてくれるのか?松崎 和賢/国際情報学部准教授
■研究分野:制御システムセキュリティ、ソフトウェア工学
■主な担当科目:情報セキュリティ論
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自動運転機能で
起きた自動車事故は
誰の責任?平野 晋/国際情報学部長・教授
■研究分野:アメリカ法、製造物責任法
■主な担当科目:AI・ロボット法
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情報技術が進むと
アイドルが
グループ化するの?岡嶋 裕史/国際情報学部教授
■研究分野:情報ネットワーク、情報セキュリティ
■主な担当科目:インターネット文化とサブカルチャー
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人工知能(AI)が
作曲した音楽、
執筆した小説、
描き出した絵画は
誰のもの?中島 美香/国際情報学部准教授
■研究分野:民法、情報法
■主な担当科目:民事法(情報不法行為法)
学生が語るiTL
の学びと魅力

文理融合の学部ならでは。興味のベクトルは「法律」から「情報」へ。
高校時代の進学志望先は法学部。法律を扱う学部を調べる過程でiTLにたどり着きました。AIに人の仕事が奪われるのではないかという懸念がニュースでも取り上げられる中、法律の知識だけでなく、AI等の「情報の仕組み」にも詳しくなる必要があると考え、入学に至りました。法律系の授業も興味深いですが、今は「情報」に関心が向いています。「法学」と「工学」、文理融合の学びがiTLの最大の魅力です。

AIを突き詰めたい。私たち人間はAIとどう向き合うべきか。
大学進学前から独学で学んでいたプログラミング。iTL入学後は、授業と並行して機械学習の勉強も始めました。AIに関する技術の進歩により、私たちの暮らしはさらに便利になるはずです。AIの危険な利用等、様々な懸念がありますが、これらはいずれもAIを利用する私たち人間のあり方そのものが問われているのだと思います。そういった意味でもiTLで学ぶ「情報の法学」の知識は、私がこれから進めていく「情報」の研究に深みを与えてくれると確信しています。

英語だけじゃダメ。海外で活躍するためには専門知識も。
将来の夢は海外で働くこと。iTLのイベントで海外の大学生と交流したとき、英語が話せるだけではダメ、英語で何を話すかが大事、つまり専門知識を身につけることの重要性を痛感しました。法律を学ぶのは大変ですが、日本と他国の法律の違いを知るのは面白い。「忘れられる権利」ひとつを取っても、日本と海外の考え方は違う。グローバルな視点を持って社会の課題をとらえることができるように学びを進めたいです。

話題の自動運転車。セキュリティ面から考える。
iTLに入学してから初めて触れる「情報」の世界。「情報」の分野で興味があるのはセキュリティ。昔から車が好きで自動運転車にも興味がありますが、セキュリティと自動運転車には密接な関係が。もし自動運転車がハッキングを受けたら、人の命が危険にさらされます。加速度的に進んでいく情報技術をより安心・安全に社会実装するための学びは、私の将来の進路に大きな影響をもたらしてくれるはずです。

解決策が待たれる社会問題。私は「情報」を使う。
社会問題の解決に、異分野の知恵の組み合わせが功を奏することがあります。例えば、ITと農業を組み合わせた「スマートアグリ」。これが誰でも容易に行えるようになったとき、世界の人口増加とそれに伴う食糧問題の解決に一歩でも近づいていくのだと思います。社会が抱える問題を解決に導く仕事に就く。iTLで学ぶ知識と技術を武器に、「情報」という切り口から夢を実現したいと思います。

人の心に届く映像とは?メディアの知識とスキルを身につけたい。
私の高校時代の部活動はドキュメンタリー制作。沢山の人に実際に会い、その人々の思いを知り、伝えていくことの大切さを身をもって体感してきました。メディアのツールは時代とともに形を変えていきますが、人の思いを伝えるというメディアの役割は変わらない。インターネットやスマホの普及により、広告業界も大きな変革を迫られています。メディアの変遷をiTLで深く学び、将来に活かしていきたいです。