バレーボール部(男子部)ニュース

2016年12月05日

バレーボール部・全日本バレーボール大学男子選手権大会決勝 対東海大

12月3日 愛知県稲永スポーツセンター

35-33の接戦を制し、三連覇達成!

スタメン(サーブローテーション順)

13S 山下紘右(商3)

10WS 石川祐希(法3)

1MB 井上慎一朗主将(法4)

9WS 大竹壱青(商3)

12WS 武智洸史(法3)

3MB 渡邊侑磨(法4)

7Li 伊賀亮平(経4)

  最終日、大勢の観客で埋め尽くされた会場。決勝の相手は秋季リーグ戦でストレート負けを喫した東海大。「一番のライバル」(大竹)に序盤からサーブで先攻し、中大ペースで1・2セットを連取した。3セット目、ミスが響きこのセットを奪われる。それでも4セット目、35-33の大接戦を制し、見事三連覇を成し遂げた。

第1セット、最初の石川のサーブに注目が集まった。するといきなり相手を吹き飛ばす強烈なサーブが決まる。これには会場からもどよめきが起こった。その後も2本のサービスエースが決まり、序盤から7連続ポイントをあげた。勢いに乗った中大はアタッカー陣が躍動する。大竹がブロックをものともしない強烈スパイクを決め18-8と点差を広げた。

 そして後半、渡邊に代わり、秋からベンチ入りを果たした大西徹(総4)がピンチサーバーで入る。得点とはならなかったものの相手を乱し、チームに貢献した。公式戦初出場に「めちゃめちゃ緊張した」(大西)と笑顔で語った。その後もチームは安定したプレーを見せ、第1セットを25-18で先取した。

▲3本のサービスエースを奪った石川

 第2セット、このセットもサーブが走る。序盤東海大にリードされるも、井上主将の決死のつなぎにチームが応える。 石川のスパイクで同点に追いつくと、そのまま1度も逆転を許すことなく、最後は武智が自分であげて自分で決めに行き、2セットを連取する。

 中大の優勝にリーチがかかった第3セット、しかし、東海大もこのままで終わらすまいと、アタッカー陣の気持ちの入ったスパイクに苦しめられる。また、自分たちの連続ミスが響き点差が広がってしまう。必死に食らいつこうとするも、ノリに乗った東海大を止めることができず、21-25で1セット取り返されてしまう。井上主将は「自分たちで攻めれなかった」とこのセットを振り返った。

▲3枚ブロックで止めた石川、山下、井上

 運命の第4セット、絶対に取り切りたい中大と何とか第5セットにつなぎたい東海大の意地がぶつかり合った壮絶な戦いとなった。序盤から、取られたら取り返すのシーソーゲームとなる。アタッカー陣の気迫の打ち合いに観客の歓声も大きくなる。攻撃陣だけではない、伊賀がはじかれたボールをフェンスに突っ込みながらもつなぐ執念のプレーをみせる。さらにピンチサーバーで入った寺町崚(商4)がワンタッチのボールをワンハンドでつなぎ、それを石川が力強く決めた。「チーム全員で『取る』っていう気持ちがひとつになった」(大竹)と全員バレーをみせる。

 一進一退の攻防が続き、点数はついに30点台に乗っていた。1点が命取りになる展開に「緊張で吐きそうだった」(渡邊)と一つ一つのプレーに選手たちの感情がむき出しになる。託されたエース石川は3枚ブロックをも弾き飛ばす気迫のスパイクをみせる。34-33、最後は相手のスパイクがアウトになり、中大の優勝が決まった。

▲優勝が決まり抱き合う井上主将と伊賀

 優勝が決まった瞬間、選手全員が抱き合って喜んだ。4年生の目には涙が見えた。「ほっと、一安心」と井上主将は笑顔をみせた。「きつかった。でもこの最後の一瞬で全てが報われた」(大西)、たくさんの苦労をしてきた4年生がみせた集大成。「4年生が作ったチームは結果1番いいチームになった」と大竹は4年生に感謝を表した。この大会後イタリアに再び飛び立つ石川も「4年生の喜ぶ姿を見れて幸せでした」。このメンバーで挑んだ最後の試合で、有終の美を飾った。

 次の天皇杯が4年生と出場する最後の大会となる。「勝ち負けも大事だけど、1番は楽しみたい」(山下)。4年生の笑顔をもう一度――。

◆試合結果

◯中大3-1東海大●

(25-18、25-19、21-25、35-33)

◆大会結果

①中大②東海大③早大

▼個人賞

優勝監督賞=松永監督

MIP賞・ベストスコアラー賞・サーブ賞=石川

レシーブ賞=武智

最優秀選手賞=井上主将

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部