「中大スポーツ」新聞部ニュース

2018年01月04日

スケート部・日本学生氷上競技選手権大会(ホッケー部門)準決勝対東洋大戦

12月28日 テクノルアイスパーク八戸

東洋に涙の敗北 決勝進出ならず

 

 試合終了のブザーが無情にも鳴り響く。選手たちは天を仰いだ。2-4。あと2点が遠かった。

 今大会、1回戦から無失点で勝ち進み、「この試合の第1ピリオドまではすばらしい内容」(八戸監督)だった。しかし、第2ピリオドに痛恨の3得点を許すと、流れは東洋大に傾いた。その後1点を返すも、最終ピリオドにダメ押しの追加点を与え、目標の優勝は準決勝で散った。

 

▲天井を見上げる坂本

 

 東洋大には秋季リーグ2回戦で黒星を喫しているだけあって「今日が一番のヤマ」(金子将太朗・法3)と気を引き締めて臨んだ。第1ピリオド。「このインカレ調子がいい」と語る徳光陸(文1)が先制点を挙げ中大が幸先の良いスタートを切る。

 

 第2ピリオド。約22分、こぼれたパックに反応した東洋大が1点を返す。さらにそのわずか4秒後に痛恨の2点目を決められ逆転を許してしまう。2連読得点で勢いに乗った東洋大が約27分に追加点を決め、2点差に広げる。中大はこの嫌な流れを断ち切りたいところ。すると第2ピリオド終了間際、パワープレーのチャンスで脇本直迪(法4)の絶妙なアシストに合わせた植森脩太郎(法2)が2点目を決め、点差を1に縮め第3ピリオドにつないだ。

 

▲2点目が決まり喜ぶ選手たち

 

 1点ビハインドで迎えた第3ピリオド。「焦りはなかった。あと1点取ればいい」(金子)。全員が同じ気持ちだった。しかし、その1点が遠かった。何度もシュートチャンスを作るもゴールネットを揺らすことができない。時計は刻々と進み、1点差が埋まらないまま残り時間は5分を切っていた。すると残り約4分だった。ゴール前でパックを受け取った齊藤大知(法2)がそのまま押し込みゴール。同点に追いついたかに思われた。しかし、審判の判定はノーゴール。猛抗議するも判定は覆らず、「良い時間帯だった」(八戸監督)だけあって中大にとっては痛すぎる判定結果だった。残り時間が20秒を切る中、中大はゴールキーパーを下げて6人攻撃を取る。しかし、相手に隙をつかれパックを奪われると、放たれたパックはキーパーのいないゴールへと吸い込まれた。

 

▲ノーゴールとなったシーン

 

 悔しすぎる敗戦に、選手たちは試合後しばらく立ち尽くした。今年、春、秋とタイトルを逃してきた中大。だからこそ最後のインカレに懸ける思いは強かった。しかし、「ツキも味方してくれなかった」(八戸監督)。喜ぶ東洋大を横目に選手たちは悔し涙を流した。それでも明日の3位決定戦がこのチームでできる最後の試合。「4年生に恩返しできるように」(徳光)。「最後勝って終わりたい」(金子)。それぞれの思いを背負って最後の3位決定戦に挑む。

 

◆試合結果◆

◯中大2-4東洋大● (1-0、1-3、0-1)

 

◆中大の得点◆

04:04 G88徳光 A47高野楓人(総4)

36:12 G11植森 A16脇本、26坂本颯(法4)

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部