相撲部ニュース

2017年02月09日

相撲部・矢後太規 大相撲尾車部屋入門 記者会見

2月7日 駿河台記念館 尾車部屋入門記者会見

 矢後、念願の角界入り 親方からの期待大

 

 昨年、アマチュア横綱の座を手にした矢後が、夢を叶えた。 憧れの角界入り。5部屋から勧誘を受け、悩み抜いた末に、中大出身の先輩力士・豪風関の所属する尾車部屋への7日付での入門を発表した。

 この日は矢後のほかに、中大から河西部長、平岩監督が。尾車部屋から親方・尾車浩一氏(=元琴風関)、豪風関が出席。矢後の部屋入りへの祝辞と、今後についてを語ってくれた。

 

▲会見上に集った5人。左から豪風、尾車親方、矢後、平岩監督、河西部長

 

 会見冒頭のあいさつで、親方・尾車氏が「関取ではなく、大関・横綱に育てていきたい」と言うと、会場がどよめいた。相撲界のドラフト1位と呼ばれる矢後への期待は大きい。矢後の思い切りのよい魅力ある四つ相撲をみて、「育て方によっては大物になる」と思ったという。「相撲への純粋な気持ちを壊さないように」育てていきたいと話した。 「うちの部屋を選んでくれたのは大変光栄。だが責任も感じる。恵まれた体格と、まじめな性格を部屋に入って伸ばしてほしい。」

 

▲矢後について語る尾車浩一親方

 

 記者会見の雰囲気について、試合とはまた違った緊張だと話した矢後。目標について聞かれると、「(自分の強みである)下半身をさらに強化して、稀勢の里のような、どっしりとした相撲を取りたい」と、同じ四つ相撲を得意とする新横綱の名を挙げた。近ごろ活躍の目立つ学生相撲出身者については「負けていられない。」と闘志をあらわにし、一番のライバルは、日大の初外国人主将で、同じく角界入りするトゥルボルド(錦戸部屋)だと語った。

 兄弟子で、矢後のお目付け役となる豪風関は「中大出身者は自分以来。自分と同じ尾車部屋を選んでくれて責任を感じる。しっかり準備して、悔いのないようにしてもらいたい。年は離れているが、一緒に青春を送れたら。」と後輩と送るこれからの生活に期待を寄せた。

 

▲手を合わせる尾車部屋三人衆。これからの健闘を誓った

 

 初土俵を踏む日はまだ未定。右ひざの半月板損傷、左ひざの靭帯と、両足の古傷の様子を見て、焦らずに調整していく予定だ。「(自分と似た)下半身の堅い相撲。私のようにけがだけはしないように。」(尾車親方)。  大相撲界の期待の新星は、ゆっくり、確実に、その一歩を踏み出した。

 

▲会見後、騎馬を組んだ中大インカレメンバー。矢後はこの日一番の笑顔を見せた

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部