水泳部ニュース

2016年09月12日

水泳部(競泳)・第92回日本学生選手権水泳競技大会3日目

9月4日 東京辰巳国際水泳場

前日5位からの大逆転! 諦めずに掴んだ準優勝

 初日、2日目と、期待される選手がA決勝を逃すという厳しい場面が続いた中大。3日目を5位で迎え、2位の中京大との差は23点。五輪選手を擁する早大や東洋大が3位4位に立ちはだかるなか、他大の関係者のほとんどが中大の逆転を予想していなかった。

 しかし、予選から多くの選手が好成績を残し、この三日間で最多となる11名が決勝に進出した。400㍍個人メドレー決勝で、宇都宮壱基(法3)が萩野(東洋大)、瀬戸(早大)に次ぎ3位。100㍍背泳ぎでも、岩田哲也(総4)、砂間敬太(法3)、龍宏樹(経2)の3人全員がA決勝に残り大量得点を奪う。初日の200㍍背泳ぎを制した砂間の二冠は達成できなかったものの、首位明大、2位中京大との差を詰めていく。

宇都宮

▲400㍍個人メドレーで表彰台に上がる宇都宮(右)

砂間

▲200㍍背泳ぎ決勝、スタートの瞬間の砂間

最終種目の800㍍フリーリレーでは7位以上で中大の総合2位が確定する大事なレース。「(フリーリレーで)8位なら中京大と同点。だが、それだと面白くない。隣のコース(の同志社大)に必ず勝て」と髙橋監督はリレーメンバーに伝えた。各大学のエースが揃うこの種目で、第4泳者の佐藤祐斗(法4)がタッチの差で7位に滑り込み中大の準優勝が確定した。

砂間 ▲リレーの入場で、チームメイトとハイタッチを交わす佐藤祐

 今試合を振り返り、大本鷹志主将(経4)は「初日から厳しい戦いだったが、2、3日目で調子が上がったのは出場しない選手含めたみんなのおかげ。チームとしてまとまれて本当に良かった。来年中大が天皇杯を獲るのは決まっている」と次の世代への期待を見せた。また、次期主将小形純平(法3)は「チーム力はどの大学よりも数段勝っている。あとは個々の能力の問題なので、みんなで切磋琢磨して、一人一人の能力を上げていきたい」と来年の優勝へ向けての意気込みを語った。  現3年生は他大も含め「最強の学年」と呼ばれる強い代。来年はさらに熾烈な戦いが予想されるインカレで勝つためには、いいタイムを出すだけでなく、優勝へ向けチーム一丸となって戦うことが必要となってくる。彼らには泳ぎの面、とチームをまとめる精神的な面の両方で大きな期待がかかっている。

 試合後の祝賀会で髙橋監督は、「今回の結果は優勝に匹敵するくらい価値がある。優勝に届かなかった悔しさはあるが、去年の屈辱の5位から最終日に粘って2位まで上げられたことで、選手たちが『諦めなければいいことが起こる』ということを体験できたのが大きい」と話した。中大のモットーでもある「諦めない心」。その気持ちが今後さらに重要になるだろう。

種目別結果    

  ◆予選◆

 ▼男子400㍍個人メドレー  ⑤宇都宮 4分20秒69  ⑥手塚祐樹(総4)4分20秒98  ⑪岡本卓也(法1)4分23秒01

 ▼女子100㍍自由形  ⑧瀧口真帆(法4)56秒94

 ▼男子100㍍自由形  ⑤大本主将 49秒94  ⑩小形 50秒31  ⑳坂井孝士郎(法2)24秒58    ▼女子100㍍背泳ぎ  ⑲大本里佳(法1)1分03秒14

 ▼男子100㍍背泳ぎ  ③砂間 55秒27  ⑦岩田 55秒96  ⑧龍 56秒06    ▼男子200㍍平泳ぎ  ⑨新谷一総(総3)2分13秒15  ⑮赤井晨(文3)2分14秒18  64位 須藤大貴(文2)2分20秒89

 ▼男子800㍍フリーリレー  ⑧中大(金子直樹・総1→小島稔生・経1→砂間→佐藤祐)7分24秒48

 ◆B決勝◆

 ▼男子400㍍個人メドレー  ⑧岡本 4分27秒14

 ▼男子100㍍自由形  ②小形 50秒41

 ▼男子200㍍平泳ぎ  ①新谷 2分12秒66    ⑤赤井 2分13秒54

 ◆決勝◆  ▼男子400㍍個人メドレー  ③宇都宮 4分19秒19  ⑧手塚 4分21秒90

 ▼女子100㍍自由形  ⑧瀧口 57秒89

 ▼男子100㍍自由形  ④大本主将 49秒87

 ▼男子100㍍背泳ぎ  ③砂間 54秒59  ⑦龍 56秒12  ⑧岩田 56秒22

 ▼男子800㍍フリーリレー  ⑦中大(金子→砂間→小島→佐藤祐)7分24秒84

 男子総合順位  ①明大 373.5点 ②中大 318.5点  ③中京大 316.5点

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部