水泳部ニュース

2014年08月29日

水泳部(競泳) 特別企画 インカレ展望

 明日9月5日から、横浜国際プールで第90回日本学生選手権水泳競技大会が開幕する。"MaraudEr"こと中大水泳部は2年ぶりのインカレ優勝を目指し、男女合わせて28名が大舞台に臨む。

 中大水泳部がインカレを初めて制したのは今から20年前の1994年のこと。それから2004年まで、中大は大会11連覇を成し遂げた。しかし、2005年に日大に敗れ、12連覇を達成できなかった。その後、2008年に再び日大から天皇杯を奪還。2009年、2010年は法大、中京大に敗れたものの、2011年に2位とわずか3点差で優勝を果たすと翌年も優勝。昨年のインカレは大会3連覇を目指して挑んだが、中京大に13.5点差をつけられ準優勝に終わった。

 

主将・主力として期待が懸かる内田主将

 今季のMaraudErのトップを務めるのは内田仁主将(法4)。主将としてチームを引っ張るだけでなく、高橋監督も「主将かつ主力のマルチな人間。本当の大黒柱」と全幅の信頼を寄せる選手だ。「8月に入ってから毎週、インカレに向けてのミーティングであったり、バーベキューであったりとイベントを企画している」(内田主将)などチームリーダーとしても積極的な姿勢を見せている。また、内田主将が出場する50m自由形では今季の全国ランキング7位、大学生に限れば3位の実力を誇る。(8月24日現在)
 昨年10月に主将となった内田主将だが、ある思いを抱いているという。それは、「例年の主将を見ていて、どうしてもB決勝で終わったり結果を残せない人が多かったのを見ていた。自分は結果を出すことでチームを引っ張りたい」ということだ。チームの結束を図る役目はもちろん、一選手として結果を残して表彰台の頂点に登る姿を期待したい。

副将の矢野

 内田主将とタッグを組むのが副将の矢野貴寛(総4)。内田主将とは小学校2年生からの仲で、出身校、更には誕生日も一緒という不思議な縁を持つ。高橋監督が「チームの一番後ろでどっしりとしてくれていて、そのおかげでチームがまとまる。いぶし銀だけれども、輝いている」と称する存在だ。矢野自身も大学生活最後のレースに向けて「体が最後とわかっているのか、最高の状態で臨めそう」と自信を見せる。

日大・中大対抗戦で400m個人メドレーの大会記録を樹立した堤

 最後のインカレとなる4年生は内田主将・副将の矢野の他にも昨年のインカレで100mバタフライを制した神野雄司(経4)や、昨年ロシアで行われたユニバーシアード大会で銅メダルを獲得した堤貴大(総4)、1500m自由形で好記録が期待される瀧口陽平(法4)などが控える。「4年生は背中で魅せる」(高橋監督)と言うように、結果で後輩たちをけん引する。

新山がレース前に必ず決めるこのポーズにも注目だ

 3年生は4学年の中で登録メンバーの人数が男子4人、女子2人と一番少ない。しかし、少人数ながら高橋監督が「屋台骨」と称する粒ぞろいのメンバーだ。4月に行われた日本選手権50m平泳ぎで3位に入賞した新山政樹(総3)や新山と同じく平泳ぎの金井佑馬(法3)など実力ある選手がそろっている。

昨年の悔しさを晴らせるか。写真は佐藤祐

 2年生は昨年初めて臨んだインカレで悔しい結果に終わった。昨年も出場した佐藤祐斗(法2)や岩田哲也(総2)などに加え、7月の日大・中大対抗戦でベストタイムを記録した大坪駿也(文2)や佐藤俊也(法2)、初出場の平野誠(文2)らが大舞台に臨む。内田主将も「2年生の活躍で(結果が)変わると思っている」と期待を寄せている。

400mメドレーリレーでバタフライの起用に応えた砂間

 1年生からは5人が出場する。中でも、砂間敬太(法1)と宇都宮壱基(法1)は高校3年次のインターハイで優勝した経験を持つ。砂間は背泳ぎの選手ながら、日大・中大対抗戦では400mメドレーリレーのバタフライで起用されるなど活躍が期待される選手だ。高橋監督は1年生について「もし我々が1年生に頼った勝負をしてしまっていては、インカレは勝てない。ただ、もし1年生が実力をいかんなく発揮してくれると、インカレ優勝に近づいていく。フレッシュな気持ちで大いに頑張ってほしい」と語った。
 インカレは年に一度の大舞台。高橋監督が「中大の選手は日本一だと思っている。インカレは、日本一のチームが中央大学だということを証明する大会」と話せば、内田主将も同じく「日本一を獲ることで、『監督、コーチ、マネージャーがやってきたことが間違いではない』ということを証明したい」と抱負を語った。奇しくも、今年のインカレの舞台は横浜国際プール。3年前、3点差で逆転優勝を掴みとった場所が横浜国際プールなのだ。「チームの中では一番このプールで泳いだことがあると思う。最後が横浜というのは運命みたいなものを感じている」(矢野)という。

 今季のスローガンは"FLY HIGH"。当初、内田主将はその意味を「地に足をつけないと高く飛べない」と考えていた。しかし、「冬場を越え、地に足はついた」という。矢野も「あとは飛ぶだけ。結果という形で出せればしっかり今年のFLY HIGHを達成できる」と語った。

 いよいよ明日からインカレが開幕する。中京大から天皇杯を奪還し、「日本一のチーム」ということを証明できるか。熱い3日間が始まる。
写真・記事:「中大スポーツ」新聞部

大会の模様はUstreamでライブ配信されます!ぜひご覧ください。
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http://incolle-swim.jp/