重量挙部ニュース

2015年07月07日

重量挙部 第43回東日本大学対抗選手権

7月4~5日 上尾市スポーツ総合センター

表彰台遠く 東日本6位

 東日本の雄が集う団体戦で、中大が6位に入った。56kg級の権田達也(法4)が貫禄の試技で点数を荒稼ぎしたものの、チームとしては表彰台を逃す結果に。3位以内を目標に掲げた12月のインカレに向け、課題が残る大会となった。

▲「得意」のスナッチを成功させる松尾

 中大の"切れ込み隊長"は、この日も強かった。初日、最初に行われたのは最も軽い階級である56kg級。同階級エースの権田は「調子は良くなかった」と語りながらも、スナッチでは大会新記録の104kgを記録する。クリーン&ジャーク(以下ジャーク)、トータルもトップに立ち、最高の24得点を稼いだ。  「1本目(100kg)もギリギリだった」。王者としての意地は見せたものの、2位に輝いた先月の全日本選手権から状態は下降気味。次のピークは愛媛県代表として出場する9月の和歌山国体に持っていく。  砂山昂大(商1)は10選手中4位となるスナッチ96kgを記録するなど、計11得点を挙げた。1年生ながらインカレでの活躍も期待される。

 69kg級では笠井武広主将(商4)と古宿航平(商3)が登場した。  全日本を制した笠井主将はスナッチ、ジャーク共に低めの重量設定。全日本後から痛めている膝を懸念し、本来の試技とは程遠い出来だった。「間が空いたのも影響したかもしれない」と実践不足もあり、獲得した点数はわずかに9。世界選手権の日本代表候補にも選ばれているだけに、今後も大事を取った調整が続きそうだ。  古宿は6本中2本しか成功することができず、得点は7に終わった。今回が初めての団体戦。「もっと頑張らないとこれからチャンスは貰えない」と厳しい表情を見せた。

▲最上級生の加藤

 77kg級の松尾侑宇大(商2)と85kg級の加藤俊介(商4)はそれぞれ13点、10点をたたき出しチームに貢献した。  松尾は得意のスナッチを3本すべて成功。「調子は本当に良かった」と最後は自己新となる130kgを挙げてみせた。しかしジャークは140kg止まりの7位に終わる。「全体的なパワーアップが必要」。課題克服の先に、目標と語るインカレの舞台が待っている。  85kg級からもう一人、5月の個人選手権で4位に入り、今大会でも期待がかかっていた鈴木健太(商2)は、スナッチを全て失敗しトータルと共に記録なし。まさかの結果となった。

 2日目の94kg級では根本拓真(法3)が、スナッチ5位、ジャーク6位、トータル5位で10点を挙げた。重量の大きい階級は手薄なだけに、根本のさらなる成長が待たれる。

 「本気で優勝を狙う」(笠井主将)と語ったインカレに向け、東日本6位という結果は寂しい。  笠井主将と同じく権田も日本代表候補に名を連ねた。世界の舞台を見据える2人を中心に、8年ぶりのインカレ制覇へ練習を重ねるしかない。

◆大会結果

個人結果

56kg級 ①権田⑤砂山

69kg級 ⑥笠井主将⑦古宿

77kg級 ④松尾

85kg級 ⑤加藤⑭鈴木

94kg級 ⑤根本

団体結果

①日大②法大③早大⑥中大

記事・写真 「中大スポーツ」新聞部