ビジネススクール凝り固まった考え方をストレッチ

凝り固まった考え方をストレッチさせてくれた異業種研究

伊藤優樹 2020年3月 MBA修了 サントリービール株式会社企画部

2年間の集大成としてまとめるプロジェクト研究は、新しく導入された“事業計画書(ビジネスプラン)”という分野を選択しました。題目は「小田急電鉄くらしの拠点駅におけるエキナカ開発プラン」。企業側と消費者側それぞれの視点から考えるサービスといっても、異業種では勘どころもつかめません。土・日曜日だけでなく、平日も小田急線の駅に足を運んで利用者の動向を観察するなど、手探りの現地調査から始めました。さまざまな文献を読み、マーケティング事例からアイデアを探すなど、自身の職場で経験しなかったことへの取り組みは、どれも自分の凝り固まった考え方をストレッチさせてくれるような新鮮な時間となり、知見の幅を広げるきっかけになりました。2年目のフィールドラーニングで異業種の会社が抱える課題を研究し、経営幹部に解決策を提案した学びを踏まえていたことも大きなプラスとなっています。プロジェクト研究では異業種を対象としたからこそ、価値ある時間だったと感じています。ゼミ担当の教授には個別ディスカッションや執筆の方向修正などのアドバイスをいただき、親身に対応していただきました。30代半ばの仕事はその後のキャリアの分岐点となるため、入学前は自分自身への物足りなさと不安を感じていました。それだけに、プロジェクト研究に取り組む過程で、今後の自分のキャリアにあらたな可能性を感じられたことは、大きな自信となっています。