精密機械工学科・精密工学専攻

理工学研究科修了生の渡邊泰英さんが自動車技術会 大学院研究奨励賞を受賞

2013年04月22日

理工学研究科2013年3月修了生の渡邊泰英さん(精密工学専攻 戸井武司研究室)が、公益社団法人 自動車技術会の実施している「2012年度大学院研究奨励賞」を受賞しました。
この賞は、大学院生の学業の向上発展に資することを目的に設けられたもので、大学院で優れた研究を行った大学院修了予定者を表彰するものです。研究対象は自動車に関連した技術分野です。
今年度は全国の大学から76名が受賞しました。


受賞研究テーマ
「視聴覚情報および運転動作を考慮した自動車走行音の聴覚モデル構築」

研究概要
電気自動車のように従来と動力源が異なる自動車の開発に伴い,走行音の音質が変化するため,車室内のサウンドデザインが注目されている.そこで本研究では,車室内の走行音を走行映像や運転動作の複合刺激下で主観評価し,運転者と同乗者との違いによる走行音の印象変化を明確にしている.また,この印象変化を脳機能計測(NIRS)にて客観評価し,さらに主観評価と客観評価の相関を定式化することで,車室内の走行音に対する聴覚モデルを構築している.

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