人間総合理工学科・都市人間環境学専攻
令和6年度(第17回)国土交通大臣賞「循環のみち下水道賞」広報・教育部門で表彰
2024年09月13日
「中央大学人間総合理工学科&Water-n協働講義プロジェクトチーム(以下、プロジェクトチーム)」主催の「社会と現場の最先端を盛り込んだ 社会人による水循環と水インフラに関する大学講義」が、令和6年度(第17回)国土交通大臣賞「循環のみち下水道賞」の広報・教育部門において表彰を受けました。
このたびの受賞は、水インフラ(上下水道等)に関する技術や経営に関する情報、また、最新の社会情勢や、最新技術を実装した現場情報を網羅した教科・教科書が存在しないという大学が抱える課題に対し、中央大学の山村と一般社団法人Water-nが、2018年にプロジェクトチームを立ち上げ、中央大学 理工学部 人間総合理工学科の学生に向けた協働講義を実施してきたことが評価されました。
プロジェクトチームにはWater-nのサポート企業である20以上の企業・団体が講義を受け持ち、同時に上下水道に関わる仕事の魅力を伝えてきました。これまでに934名の学生が受講し、その副産物として、参画企業への就職者を多数輩出するなど、単なる座学に留まらず、持続可能な水インフラを担う人材育成と、上下水道業界関連企業・団体への入職希望者創出という好循環を目指し、実践している点が、業界の未来にとって大きな意義のある取り組みとして評価されたものです。