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2021年10月05日

理工学部教授 牧野光則がUNESCOも含む国際プロジェクトにワーキンググループメンバーとして参画

JABEE(日本技術者教育認定機構)で基準委員長ならびに理事を務めている牧野光則教授

理工学部教授(情報工学科)牧野 光則が、国際組織WFEO(The World Federation of Engineering Organizations, 世界工学団体連盟)が実施したプロジェクトに、日本を代表するワーキンググループメンバーとして参画しました。

 

世界工学団体連盟(WFEO)は、エンジニアリング(工学)専門家のための国際組織です。ユネスコの後援の下に1968年に設立されました。

WFEOの委員会のひとつである CEIE(工学教育委員会 Committee on Education in Engineering)は、2019-2021年にGAPCコンサルテーションというプロジェクトを実施しました。プロジェクトでは、UNESCO、WFEO、IEAの合同ワーキンググループにてコンサルテーションが進みました。牧野教授は、IEA(International Engineering Alliance, 国際エンジニアリング連合)のワーキンググループ4か国(日本、イギリス、オーストラリア、トルコ)の中の、日本の代表メンバーとして参画しました。

GAPCコンサルテーションでは、IEAがこれまでに策定していた文書(工学系高等教育の参考指標である「卒業生としての知識・能力(GA)」とエンジニアリング系資格の参考指標である「専門職としての知識・能力(PC))の改定案を検討しました。国連SDGs(持続可能な開発目標)や、D&I(Diversity&Inclusion)の概念も反映し、2021年6月21日IEA年次総会にて承認されたこの改定案は、IEA加盟各団体の参考指標として今後用いられます。

ワーキンググループの取り組み概要は、座長 Bulent Ozguler氏によるプレゼンテーションがYouTubeで公開されています。

https://www.youtube.com/watch?v=um6n6T4BDhE

 

牧野教授は、IEA加盟団体であるWA(Washington Accord)の正規メンバーであるJABEE(日本技術者教育認定機構)で、基準委員長ならびに理事(電子情報通信学会推薦)などを務めています。

牧野教授は、JABEEにて当該文書の取り扱いに慣れていたこと、及び、JICAのIABEE(インドネシア技術者教育認定機構)設立プロジェクトに外部専門家として参加し、各種ルール作りを支援したこと、などの実績により、ワーキンググループにおいて日本を代表するメンバーとして参画しました。牧野教授は、今回の成果をJABEEによる国内教育プログラムの認定審査に導入することに引き続き携わります。


このような牧野教授の高等教育の質保証に関する取り組みは本学の段階別コンピテンシー育成システムにも生かされている他、本学のFD推進委員としての活動にも反映されています