情報工学科・専攻

理工学部教授 田口東が TBS『Nスタ』にて「2020東京五輪と鉄道」の取材に協力

2019年11月21日

理工学部(情報工学科)教授 田口東 が、11月21日(木) 午後3時49分~午後7時放送  TBS夕方のニュース番組『Nスタ』において、「2020東京五輪と鉄道」特集の取材に協力しました。

特集の一部で、田口教授の研究内容である「首都圏の鉄道利用動向の試算」が紹介されました。

「オリンピック期間中に通勤ラッシュと観客の移動が重なると、通常の平日ラッシュ時と比較して、新木場駅では3.8倍、代々木駅では3.6倍混雑する。」という試算結果です。

田口教授は「駅によってはパンクして運行が止まる危険性もある。安全を確保するうえでも混雑への対策はとても重要」というコメントを出しました。

この内容に対して、番組キャスターは、

「3.8倍の数字が想像できませんね、どんな状況なのか。」

「ただでさえパンクしそうなのに...。」

と思わず口にしていました。

 

田口教授は、これまでも様々なメディアの取材に対応してきました。メディアへ提供の学術的内容は、以下のURLで詳しく公開しています。

オリンピック期間中の円滑な交通のための首都圏電車ネットワーク交通需要の削減と観戦客の”時差出勤”

https://sites.google.com/g.chuo-u.ac.jp/or-lab/media/media2019

通常客の交通需要の削減の効果と、オリンピック観戦客交通の平準化の効果を計算した結果を掲載しています。

【関連動画】「数理計画法とシミュレーションで考える首都圏電車の混雑 -2020東京オリンピック開催時,どうなる-」(数理システムユーザーコンファレンス2019基調講演)