情報工学科・専攻

理工学部教授 鈴木 寿が3D内視鏡手術動画を世界的データベースから公開開始

2018年05月24日

2018年5月23日(水)理工学部教授(情報工学科)鈴木 寿が国立がん研究センター中央病院 副院長 片井 均との共同研究下、サレジオ高専講師 宇都木 修一の協力を得てステレオ内視鏡を用いた手術の記録動画から奥行情報を推定しオランダDimenco社の多視点裸眼3Dディスプレイ上で表示するためのデータを、3Dビジョン専用の世界的データベースWeshare3Dから公開開始しました。

 

ステレオ画像から撮像対象表面の深度画像を推定する原理自体は従来知られていましたが、任意のステレオ内視鏡の出力である左画像と右画像の対(つい)から深度画像を推定することの技術的難度は高く、多視点裸眼3Dディスプレイ上で表示可能な形式の動画として公開に至った事例は世界初です。

 

******************************************
外科手術の動画につき閲覧注意
******************************************
We share3D へのリンク(学外)

 

なお、同動画は、2018年3月7~9日パシフィコ横浜にて開催された第90回日本胃癌学会総会において鈴木が特別講演をおこなった際に展示したものです。高校生等を含む一般の方々は、オープンキャンパスにてご覧いただけます。